紅葉前線南下中!? 2006.秋 涸沢にて《T》 |
パノラマ新道から望む涸沢全景 |
延び延びになっていた何時ものメンバーとの山旅ですがやっと話がまとまり、メンバーからの希望で 紅葉の涸沢に出掛けます。見頃には少し早いようですが、ま、良いか^^)前日の深夜に高速を飛ばし 平湯に着いたのが午前6時少し前、仮眠する間も無く6時30分発のバスで上高地へ向かいます。 |
この時間だと流石に大勢の観光客や登山者で河童橋は大賑わい^^)今日の行程は涸沢迄の予定 明日は北穂から奥穂へ回り、更に涸沢で一泊し、3日目に下山の予定!?ですが如何やらお天気が 明日から下り坂?取り敢えず涸沢に向けて梓川沿いに続く上高地街道を明神、徳沢へと足を進め |
2時間弱で徳沢に着き、此処で今後の行程を話し合います。やはり天気は下り坂の模様、行程を1日 縮めると決め、余分な荷物を此処にデポします。ホンの少〜しだけ軽くなった^^)荷物を担ぎ横尾に 着いたのが午前10時頃、何と此処でトラブル発生!?待てど暮らせどメンバー一人の姿が・・・・・^_^) |
小1時間も捜しながら待ったでしょうか?ヒョットすると先に向かった?と判断。後を追い掛けます 横尾大橋を渡り梓川上流の横尾谷の流れに沿って緩やかに登ります。辺りはコメツガ、シラビソ ダケカンバの林、今は緑濃いがやがて色付くのでしょう。左手に屏風岩を望みながら徐々に傾斜 |
左:前穂高の岩峰.右に屏風岩 |
もきつくなりなります。やがて正面に北穂の峰と北穂小屋や大キレット、南岳が望め沢音も大きく なると、本谷に架かる本谷橋が現れます。横尾でメンバー一の健脚の持ち主^^)、taro氏が姿の 無いfun氏を探しに一足早く先行してくれてます。此方は橋の袂で昼食準備。残りのメンバーと |
何れ訪れたい本谷右俣の話をしながら昼食です。後にtaro氏から聴いた所、やはりfun氏は置いて 行かれたと勘違いし先行した模様^^)そのfun氏をSガレ付近で追い着き^^)更に何と横尾から涸沢迄 2時間少々で辿り着くと言う健脚振りに一同驚愕です!!此方は本谷橋から傾斜の強まった登山道を |
屏風岩の裾野を巻く様に登り、少し色付き始めたナナカマドやダケカンバに期待して更に登ります。 やがてSガレからは赤い旗が目印の涸沢ヒュッテと穂高連峰に囲まれた涸沢が見えて来ました。足下 には赤く可愛い実を付けたゴゼンタチバナ、果穂なびくチングルマ、咲き残ったミヤマダイコンソウや |
ミヤマアキノキリンソウが咲き気持ちも和みます。登山道はガレ場の中を登り、赤い実を沢山付けた ナナカマドが目立ち振り返ると屏風岩上部は綺麗に色付いているのが見えます。残雪残るガレ場を 登れば涸沢小屋への分岐、その先パノラマ新道への分岐を分け石畳の階段を登れば涸沢ヒュッテ |
やはりこの時期数え切れない程の登山者で賑わっています^^)早速受付を済ませテント設営に掛かり ますが、相変わらず大岩ごろごろのテントサイトではフラットな場所を確保するのは難しい^^)設営後 ビールで乾杯!!時間も有るので散策開始、見頃には少し早いようですが辺りの紅葉を楽しみます。 |
明日の天気が気になりヒュッテのロビーで流れる気象情報を確認すると、やはり明日は下り坂傾向 午後には雨も降るそう、テン場に戻りメンバーと協議。で、1日早いが稜線には登らずパノラマ新道 経由で下山とする事に。その夜は夜間の冷え込みに対応すべく、万全の支度で眠りに着きました^^) PartUへ |
色付く涸沢:涸沢ヒュッテ前から |
上高地から涸沢で出逢った花達(クリックすると花アルバム) | ||
フジアザミ(キク科) | トリカブト(キンポウゲ科) | ゴゼンタチバナの実(ミズキ科) |