季節は夏から秋へ:鷲羽岳.水晶(黒)岳.黒部源流
Part《V》

山行日 2006.8.31-9.2
山域 北アルプス.岐阜県:長野県:富山県
コース 8/31:新穂高(70分)わさび平:小池新道:(120分)秩父沢(110分)鏡平(130分)双六小屋
9/1: 双六小屋(140分)三俣山荘(60分)鷲羽岳(120分)水晶(黒)岳
                               水晶(黒)岳(60分)黒部源流(80分)三俣山荘
9/2: 三俣山荘(60分)鷲羽岳(100分)三俣蓮華岳(60分)双六岳
                            (160分)鏡平(130分)わさび平(60分)新穂高
標高差 約1900m
歩行時間 8/31:約7.5h(休憩も含む)   9/1:約9.0h(休憩も含む)   9/2:約11.2h(休憩も含む)
 
朝、山荘前にて:鷲羽岳から槍穂連峰のシルエット
朝、山荘前にて:鷲羽岳から槍穂連峰のシルエット

  
朝日輝く三俣蓮華岳 朝の鷲羽岳 雷鳥

昨夜の宿は予想以上の混雑^^)二組60人以上の団体に占拠され夏山並みに・・・!?早くから何度も
眼が覚めます。5時からの朝食を待ち切れず起き出し外の様子を見に出ます。予報は当たった様で
眼の前の鷲羽や槍穂の山々がシルエットが綺麗に見えます。勿論朝食には第一弾に頂きます^0^)

左:三俣蓮華岳 右:黒部五郎岳 中央奥に白山連峰
左:三俣蓮華岳 右:黒部五郎岳 中央奥に白山連峰

支度を済ませ直ぐに飛び出します。振り返ると三俣蓮華岳に朝日が当たり朱に染まって綺麗だ。
急ぎ足で鷲羽岳に向かいます、通い慣れた^^)道をグングン高度を上げ、振り返ると三俣蓮華岳と

黒部五郎岳の間に白山連峰、更に登ると双六岳の右に笠ヶ岳が顔を覗かせています。更に登ると

左:双六岳の右に笠ヶ岳 中央は丸山 右:三俣蓮華岳
左:双六岳の右に笠ヶ岳 中央は丸山 右:三俣蓮華岳

ハイマツの中から雷鳥が現れ鳴いています。見えなかった雛に居場所を知らせて居るのでしょう!?
鷲羽池への道を過ぎると後少しで山頂です。昨日と違って360度の大展望^^)嬉しい事に槍穂は
勿論、富士山、北岳、焼岳、乗鞍岳、御嶽山、浅間山、更に遠くには恵那山、白根山等の山々も

左奥に薄ら富士山.槍ヶ岳との間には北岳も.右には奥穂高岳と標高1.2.3.5位の揃い踏み
左奥に薄ら富士山.槍ヶ岳との間には北岳も.右には奥穂高岳と標高1.2.3.5位の揃い踏み
テント場を抜けて 三俣峠 ゴロタ石の急坂

確認出来る見通しの良さ、待った甲斐がありました^^)山頂からの大展望を堪能し急いで山荘に
戻ります。下から昨夜の団体が登って来ますが道を譲ってくれました。山荘に戻り荷物を担いで
大急ぎで三俣蓮華岳に向かいます。何しろ今日は下山日、新穂高迄の道程は遠いのです。

三俣蓮華岳山頂 三国境の標識 丸山へ

キャンプ場を抜けハイマツの中に続く急坂を登り切り三俣峠に到着。昨日はガスの中だったので
山頂には寄りませんでしたが、この天気に登らないのは有得ない^^)ザレた坂を一登りで山頂です。
此処三俣蓮華岳は名前の通り岐阜:長野:富山三県の県境、勿論360度の大展望。先程登った

双六岳に向けて 双六小屋分岐 双六岳山頂

鷲羽岳や昨日歩いた水晶岳、黒部源流域、此れから歩く丸山から双六岳、その先には北アの盟主
槍穂が一望です。一通り撮影後双六岳に向けて丸山への鞍部に下ります。緩やかに登り返すと
なだらかに広がる丸山、更に双六岳への鞍部に下り再び登り返すと双六小屋へ続く中道分岐です

槍への道 双六小屋が見える 巻き道分岐

山頂への急坂を登り切ると漸く双六岳山頂。勿論此処も360度の大展望です。振り返ればたった今
歩いて来た稜線が望め、前を見れば槍穂の峰々が随分近くに見えます。此処から双六小屋を目指し
お椀を伏せた様な広〜い山体を緩やかに下り、特徴在る雪田植生の中に続く道はあたかも槍ヶ岳の

登山道はあたかも槍ヶ岳の鋭鋒に続くかの如く
登山道はあたかも槍ヶ岳の鋭鋒に続くかの如く^^)

鋭鋒に続くのか?との錯覚に囚われます^^)ハイマツの中、急な道を下ると中道分岐、更に下ると昨日歩いた
巻き道への分岐、此処から僅かに下ると双六小屋、飲み水を補給がてら小休止。時計は今10時半頃、出発
してから約5時間が経過しました。昼食は鏡平でと決め、キャンプ場を抜け双六池を右に見ながら弓折岳への

双六小屋 弓折稜線から 鏡平小屋俯瞰

稜線に向います。流石に今日は土曜日、沢山の登山者が登って来ますね。其れぞれ挨拶を交わしながら
やがて稜線に辿り着きます。蒲田川左俣谷の向うには槍穂の峰々が聳えお帰り、と言ってくれているよう^^)
弓折分岐からは池塘に囲まれた鏡平小屋が見え一気に小屋迄降りてしまいます。12時を少し回ってしまい

鏡平小屋 鏡池槍穂投影 左俣林道が

ましたが漸く昼食タイム。無事に此処まで帰って来たのでビールで乾杯!!ユックリ時間を掛けての昼食です
勿論、鏡池での槍穂投影をカメラに収め、ひたすら左俣林道を目指し下りますが登りの時の大変さは下り
でも同じですね^^)シシウドガ原、秩父沢と下りやがて左俣林道が見えて来ました。後一息でワサビ平小屋

小池新道 ワサビ平小屋 新穂高

小屋に着いたのが午後3時半、歩き始めて既に10時間、流石に疲れて来ました^^)でも此処まで帰れば
新穂高は目と鼻の先!?林道をユックリ歩き、結局駐車場に戻ったのが5時少し前、勿論下山後は温泉に
立ち寄り3日間の疲れを洗い流し帰宅しました。結局2日目を覗き天候に恵まれ素晴らしい山旅でした。
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鷲羽岳山頂から360度わいどびゅう(クリックするとわいどびゅう)
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三俣蓮華岳山頂から360度わいどびゅう(クリックするとわいどびゅう)
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双六岳山頂から360度わいどびゅう(クリックするとわいどびゅう)

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