山粧う:錦秋の雨飾山《1963m》と錦繍の鎌池 |
山行日 | 2008.10.17〜18 |
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山域 | 頸城山塊:長野県:新潟県 | |
コース | 雨飾高原キャンプ場(60分)ブナ平(20分)荒菅沢(70分)笹平(30分)雨飾山 雨飾山(20分)笹平(40分)荒菅沢(20分)ブナ平(40分)雨飾高原キャンプ場 紅葉を撮影しながらです。時間は参考程度に!! |
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標高差 | 約760m |
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総歩行時間 | 約7.0h(含む休憩) |
登山口手前"つぶれ池"から見る雨飾山 |
連日聞こえる信州の山々の紅葉模様!?今年の色付きは台風の影響が少なく真に見事だとか?^^) ならば、是非にでも見たいと何時ものメンバーに声を掛ける。行先は紅葉の見事さで夙に名高い 信越国境の雨飾山。麓にはこれまた紅葉の名所:鎌池がある。実に山と麓のWでお得なエリア^^) |
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名神道から北陸道へと乗り継ぎ糸魚川ICへ、国道148号線を南下し県境を越えて小谷温泉へと 向います。有名な山田旅館を過ぎ、尚も登り詰めると村営の雨飾荘。舗装された林道は雨飾荘の 裏手を通り、妙高高原への分岐を右に別けると僅かで鎌池との分岐。時間は午前6時半過ぎだ。 |
先ずは早朝の鎌池を散策。見事に色付いた池畔には既に大勢のカメラマンが陣取っている^^) 1時間ばかり鎌池畔にて紅葉を楽しみ、雨飾山登山口のキャンプ場へと向かいます。今日は 平日ですが駐車場は既に満杯状態。好天、週末、紅葉の見頃と三拍子揃っているので納得^^) |
静寂の水面に写る錦繍:鎌池(クリックすると鎌池点描へ) |
支度を済ませ歩き出したのは8時40分。登山口は奥の休憩所横からです。少し下って大海川の 川原を上流に向かいます。標識は400m毎に建てられ山頂迄は4.4km。この先暫くで水芭蕉咲く 平坦な道&木道。登山口から800mも歩くと左の小尾根に取り付きます。此処から潅木の急登が |
始まります。急登をユックリしたペースで登り、やがて沢音も遠くなると次第にブナの大木が目立ち 傾斜も幾分緩みますね。少し泥濘んだ所に山頂迄120分の標識。此処がブナ平。辺りには見事に 色付いたブナの大木。思わず立ち止まり撮影タイム^^)この先2度程のup:downで荒菅沢に下る尾根 |
の高みに出ました。見下ろせば岩ゴロの荒菅沢、見上げれば布団菱の岩峰から雨飾山の稜線。 辺りの紅葉は正に今がピーク^^)此処から荒菅沢へは急坂を一気に下ります。降り立った沢には 豊富な水量。手を浸せば冷たくて気持ち良い。沢から見上げる布団菱の岩峰が空の青、岩肌の |
白、紅葉の赤、黄、木々の緑と見事なグラデーション^^)見飽きない景色ですが先を急ぎましょう^^) 対岸に渡ると、此処から一段と急傾斜な道。梯子やロープが張られたザレ場や、岩ゴロの急登が 続きます。やがて樹林帯を抜けると一気に展望が開けます。振り返れば足下に荒菅沢、その先に |
登山口の雨飾キャンプ場、右上には雨飾山頂が見える。此処からは狭い岩尾根歩き。梯子や ロープの有る、コース最難関の痩せ尾根&ガレ場です。既に下山して来る多くの登山者を待ち タイミングを見計らって一気に登り詰めます。上がり切った所が笹平、暫しの休憩です。前方を |
見れば、緩やかな笹原の向こうに雨飾山頂が望める。夏には沢山の山野草が咲く笹平を進み 少し下った小さな鞍部は梶山新湯や糸魚川方面への分岐。山頂への最後の急登を登り切れば 右に石仏建つ北峰、本峰は左へ僅かだ。意外に狭い山頂は既に10人程の登山者で賑やか^^) |
山頂からの展望は360度ですが、白馬方面は生憎雲の中。南から戸隠連峰、高妻山、黒姫山 東に大きく聳える天狗原山の奥には火打山と焼山、北には糸魚川市街地が広がり、その奥には 薄すらですが日本海が横たわっています。展望を楽しみながらの昼食。徐々に雲が湧き上って |
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来て焼山や火打山を隠し始めましたよ。ではコーヒータイムも終了したので来た道を戻りましょう。 荒菅沢迄のザレ場、ガレ場、岩場に、ブナ平辺りの泥濘に気を付けながらの下山です。登る時に 比べ、少し陽が傾き始めたので辺りの紅葉が益々鮮やかな色合いに・・・。下山後は小谷温泉^^) |
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雨飾山から360度 クリックするとわいどびゅう |
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