気分一新!?・西穂高岳:丸山(2452m) |
山行日 | 2011.8.9(火:晴時々曇) |
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山域 | 北アルプス:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷 | |
コース | 新穂高ロープウェイ白樺平駅(7分)西穂高口駅(50分)西穂山荘 西穂山荘(20分)丸山(20分)西穂高口駅(7分)新穂高ロープウェイ白樺平駅 花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!! |
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標高差 | 約300m |
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総歩行時間 | 約5.0h(含む撮影・休憩・食事) |
穂高岳連峰:笠新道標高2000m付近から |
昨日、杓子平から単独で登った相棒は無事テント場に到着の模様。此方の昨夜は爆睡状態^^) 一度夜明け前に目覚めると満天の星空。再び目覚めたのは5時過ぎ。北の空には槍の穂先が シルエットで浮かび上がってる。先ずは新穂高の湯で優雅に朝湯^^)この天気なら相棒は、稜線 |
歩きで槍穂を眺めながら鏡平経由で下山だろう。それ迄の時間潰しに此方は手軽な西穂へ。 車を鍋平駐車場へ移動し新穂高ロープウェイ白樺平駅へ。始発は8:15なのでゆっくり持参の 朝食を済ませる。乗場正面には小笠を従えた笠ヶ岳、左手には焼岳が綺麗だ。8時近くなる頃 |
続々と登山者・観光客が集まり改札開始。JAFカードで往復2700円+登山者用駐車場300円が 一割引の2730円だ^^)定刻通り8:15に発車したロープウェイは槍穂を望ながらグングンと高度を 上げ僅か7分後には標高2156mの西穂高口駅に到着だ。先ずは屋上の展望台へ向いましょう。 |
目の前に広がるのは昨日目指した笠ヶ岳、左に焼岳・振り返れば西穂高岳の折り重なる岩峰。 良く見れば笠ヶ岳の左遠くに白山連峰が雲海に浮かぶ。早朝に比べると徐々に雲が湧き上がり もう山頂を隠し始めてる。さあ、展望が無くなる前に稜線に向おう。賑わう千石園地には沢山の |
山野草が咲いているが下山後に楽しもう。湿地の木道を下ると登山届所、登山届に記入して 直ぐ横のゲートから登山道へ。暫くは小さくup:downしながら鞍部へ降る。林床にはギンリョウ ソウにギンリョウソウモドキが咲き、山荘迄残り900m標識を過ぎれば小沢に架かる橋を渡る。 |
此処から登山道は一転しゴロタ石の急坂が始まる。ブナ・ミズナラ・ツガ・シラビソの原生林の 林床にはズダヤクシュ・ヤマブキショウマ・カニコウモリが目立つ。ゆっくりと登ればやがては 斜度が緩み右へとトラバース気味に進むと山荘が見えて来る。あれ?山荘付近は既にガスに |
包まれてる。山荘前広場では大勢の登山客が寛いでいるが、先に丸山へと向かいましょう。 既に森林限界を超え辺りはハイマツ等潅木帯。大きなゴロタ石を乗り越え沢山の登山者達と 擦れ違い、丸山手前のケルンに到着するがガスに巻かれて真っ白^^)此れで独標迄行っても |
展望無しだし、相方の動向も気に成るので丸山で山荘へと引き返そう。帰路には同じ道だが 花を探しながら降る。先ずはハイマツ下に隠れる様に咲くイチヤクソウ・ミヤマホツツジ・シナノ オトギリ・ゴゼンタチバナ・アオノツガザクラ・コケモモ・リンネソウに、岩場に咲くタカネツメクサ |
ヤマハハコ・アキノキリンソウ。山荘の花畑にはハクサンフウロ・イワアカバナ・ニッコキスゲに 咲き始めのヤチトリカブト・サラシナショウマ。戻って来た千石園地には終盤のキヌガサソウに お化けミズバショウの葉^^)・キショウブ・センジュガンピ・クルマユリ等々。此処で少し早めの |
食事とビールでマッタリ^^)14時15分発の定時便で白樺平駅へ戻り、相方からの連絡待ち。 待ち時間を利用して鍋平の花散策。キバナオダマキ・ヤマオダマキ・ヤナギラン・ツリフネソウ マツモトセンノウ・ツリガネニンジン・キキョウ・ヤブカンゾウ等が咲いてた。15時過ぎに連絡が 入りバスターミナルへ。満足そうな相方を見てホッと一安心、再び"荒神の湯"に浸かり帰神。 |
新穂高ロープウェイ展望台から(クリックするとわいどびゅう) |
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千石園地から西穂高・丸山を彩る花達 |