雁草(カリガネソウ):シビレ山から丹生山(516m)

山行日 2008.9.14
山域 丹生山系:神戸市北区
コース 衝原サイクリングターミナル(5分)杣道(35分)コウモリ谷出合
コウモリ谷出合(20分)山陽自然歩道(30分)シビレ山

シビレ山(50分)丹生山(30分)衝原サイクリングターミナル
花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 約370m
総歩行時間 約4.0h(含む休憩)
   
鉄塔横のピークがシビレ山、右端が丹生山:つくはら湖から
鉄塔横のピークがシビレ山、右端が丹生山:つくはら湖から
サイクリング道路入口
此処を右へ
雑木林を登る

カリガネソウ(雁草:雁金草)は北海道から九州まで広く分布しますが生育地はごく限られ、独特の花姿と
(名は花姿を雁の飛ぶ姿に見立てた)共に青紫色の清楚な花色で楽しませてくれます。その貴重な花が
近くの丹生(たんじょう)山系にも咲くので出掛けて見ましょう。登山口は各所にありますが、今回は近くの

炭焼き窯跡
見下ろせば
シダ茂る道

シビレ山と、何とも不思議な山名の山との周回コースなので、衝原(つくはら)のサイクリングターミナルから
登ります。車をサイクリングロード入口に止めて2-300m歩くと、右手に雑木林の中に続く杣道が現れます。
以前はもう少し先のコウモリ谷を詰めたのですが、今は通行禁止!!。杣道には石積みの炭窯跡が何ヶ所か

丹生山が
トラバース気味に
コウモリ谷出合

残っています。昔の人の営みの名残ですね。見晴らしの無い雑木林を九十九折れに登ります。やがて
岩場の上に出ると、足下には登山口の衝原集落、遠くには西六甲の山並み。此処からシダが生い茂り
右奥に丹生山が見えて来ます。この先、山腹を巻く様に緩やかな道が続き、やがてコウモリ谷上部に

沢を何度か渡り
案内標識
山陽自然歩道出合

出合います。更にコウモリ谷を詰めると山陽自然歩道"太陽と緑の道"に出合います。シビレ山へは右に
尾根の道はやがて露岩剥き出しの急斜面に。要所にはロープが渡されています。直ぐに終わるかと思わ
れた露岩の尾根は意外と長く続きますね。漸く傾斜が緩むと左にシビレ山への分岐。山頂迄200mとの

露岩剥き出しの急斜面
ロープも架かり
シビレ山分岐

案内標識。少し急な坂を登ると左に無造作に積れた石組み。手書きの標識に"シビレ山古代祭祀跡"
と書き記されています。一度小さく下り再び登り返せばシビレ山山頂。山頂には4人の登山者。挨拶を
交わし情報交換。この後相前後しながら丹生山へと向かいます。処で気に成るシビレ山の由来ですが

古代祭祀跡
シビレ山山頂
再び自然歩道へ

直ぐ近くの丹生山に祭られている丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)と深く関わっている様です。
"丹"即ち朱砂は、硫化水銀からなる鉱物。鉱脈のある所を"丹生"と言うそう。丹生都比売大神は朱砂を
採掘する一族が祀る神。この地がその水銀の産出地。水銀に因る神経毒のシビレと関係してるのかも?

丹生神社への分岐標識
帝釈山分岐
裏参道分岐

再び太陽と緑の道に合流します。この先山腹を巻く様に進み、帝釈山への分岐を見送りますが、再び
合流し、薄暗い樹林下にはお目当てのカリガネソウが数輪咲き始めています。暫くで裏参道からの道と
合流する。此処からは舗装路を少し登れば丹生神社の鳥居。山頂は神域なので山名標識は此処に

丹生神社鳥居
山名板
丹生神社本殿

架けられています。折角なので石段を上がり、社務所を抜けて本殿に参拝しましょう。丹生神社はこの地を
治めていた丹生(にう)一族の守神。本殿が春日造、幣殿と拝殿が切妻造となっている。此処からの展望は
樹木に遮られ、僅かに北鈴蘭台の街並みと西六甲の山並みが望めるだけです。暫く休憩後、表参道から

表参道
義経道分岐
サイクリングセンター

下ります。古い石垣の先には竹林、その先千年家への分岐を右に取ります。この道は源義経一行が
三草山の合戦から鵯越のさか落しへと転進した際に通ったと伝えられ、義経道とも呼ばれています。
意外な程、長〜く続く雑木林を下れば、衝原(つくはら)のサイクリングターミナル横に飛び出しました。


シビレ山から丹生山の花達
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カリガネソウ カリガネソウ ミヤマウズラ シコクママコナ
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