片栗(カタクリ) 鍋倉山(516m)〜藤倉山(643.5m)

山行日 2010.4.10
山域 嶺南山地:福井県南越前町今庄
コース JR今庄駅前(10分)八十八ヶ所参道口(30分)弘法寺
弘法寺(30分)鍋倉山(60分)藤倉山(40分)燧ヶ城跡(愛宕山)

燧ヶ城跡(愛宕山)(10分)新羅神社(10分)JR今庄駅前

花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 約400m
総歩行時間 約4.5h(含む休憩)
 
麓の今庄から見る左・藤倉山:右・鍋倉山
麓の今庄から見る左・藤倉山:右・鍋倉山
  
今庄駅前
今庄の街中を抜けて
線路に沿って

今シーズンの福寿草は見逃してしまったので、カタクリに期待して鍋倉山から藤倉山へと^^)
久し振りにFUN氏、TARO氏も同行で、北陸道今庄ICから今庄駅前へと向かいます。既に
11時を裕に過ぎてしまいましたが、今庄の町中を抜けてコンビニで昼食を調達し登山口の

八十八ヶ所参道口
参道を
足下に今庄の町が

八十八ヶ所参道口へ急ぎます。既に下山される方々と入れ替わり参道の石段を登りましょう。
九十九折の参道脇にはイカリソウ、エチゴキジムシロ、タチツボスミレ、タムシバ等の花が咲き
八十八ヶ所に当てはめた石仏が並んでいます。やがて展望が利く尾根からは山麓の今庄の

所々に休み場が
岩屋不動明王
極楽橋

町並みが見渡せます。明るい尾根道には此処彼処にベンチ有る休み場が設けられている。
林床にはシュンランやショウジョウバカマの花が咲く参道を登れば、岩屋不動明王が祀られる
祠を過ぎれば傾斜も緩み、参道の真ん中に赤い極楽橋。その先八十八段続く石段を登れば

弘法寺
標識
鍋倉山を望む

弘法寺。此処で少し遅めの昼食です。此処から北東を見ると部子山や金草岳辺りは未だに
雪を被って白いですね。昼食後藤倉山ハイキングコースの標識を後に先へ進みます。一旦
送電鉄塔を潜り鞍部迄下り再び登り返します。この辺りから林床にイワウチワ(トクワカソウ?)

鉄塔下の登山者
鍋倉山山頂
鳥山跡分岐

キンキマメザクラにショウジョウバカマの群落。真っ赤なユキツバキも其処此処に咲いています。
やがてブナの木が現れると僅かで鍋倉山。山頂は三叉路で左へは鍋倉西谷へと続いている。
山頂の小さな標識を見逃せば通り過ぎてしまいそう^^)平坦な道を進むと再び鞍部への下りです。

ブナの森
残雪
主尾根に

下り切れば鳥山跡。左へ曲がれば藤倉権現。暫く小さくup:downすると残雪のブナ林へ
再び登り返すが腐った残雪や雪解けの泥濘で滑りますね。徐々に右へとトラバース気味に
登れば主尾根に乗りましたよ。此処から左へ90度方向転換すれば、見事なブナ林の中に

気持ち良いブナ林
もう直ぐ山頂
藤倉山山頂

続く尾根道。林床にイワウチワ、ショウジョウバカマ、所々にカタクリの葉も覗いていますが未だ
蕾。此処から暫くはブナ林の中を緩やかに歩くと、正面に大きな電波反射板が見えて来た。
此処が藤倉山山頂。直ぐ側には三角点も埋まっている。反射板下は大展望台で山麓を流れる

ブナの林
分岐標識
鉄塔下

日野川。北に目を向ければ越前富士と呼ばれる日野山。右へ転じれば遠くに白い白山連峰。
更に右へは部子山、金草岳と県境の山並み。勿論此方も白いですね。一通り展望を楽しめば
下山開始としましょう。ブナ林の急坂をドンドン下り、光明聖寺跡への分岐を左に見送り、更に

カタクリ点在
愛宕山
燧ヶ城跡

下れば展望開ける鉄塔下。北に今庄の街並みが随分と近付いて来ましたよ。この先急坂は
マダマダ続きますが、登山道脇にカタクリが点々と咲いていて足並みが止まってしまいます^^)
やがて愛宕山の石碑と古の石垣。此処が燧ヶ城跡ですね。此処迄下ればカタクリ群生する


カタクリ群生地
新羅神社
新羅神社鳥居

新羅神社は近い。僅かに下ればロープが張られたカタクリ群生地。今年も見事な群生です^^)
少し時間を掛けての撮影タイムに^^)下り切った社務所では暖かいお茶の接待迄して頂いた。
帰路には南今庄から廃線となった旧北陸線跡を辿り、若狭小浜へ抜けて鯖寿司getでした^^)

新羅神社のカタクリ群生地詳細はこちら

鍋倉山・藤倉山の展望と花達
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日野山(越前富士) 左奥:白山連峰・右:部子山 金草岳
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イカリソウ トクワカソウ(イワウチワ) シロバナカタクリ
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藤倉山山頂から北を望む(クリックするとわいどびゅう)

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