京都西山(大暑山・小塩山・ポンポン山)でカタクリ三昧

山行日 2013.4.13(土)晴
山域 西山山地:京都府西京区・大阪府高槻市
コース 新林公団住宅前バス停(100分)大暑山(80分)小塩山(60分)大原野森林公園
大原野森林公園(70分)ポンポン山(30分)川久保渓谷(40分)川久保バス停
花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 累積標高約1500m
総歩行時間 約7.5h(含む撮影・休憩・食事)
  
左に小塩山・正面が大暑山:西京区春日町から
左に小塩山・正面が大暑山:西京区春日町から

05:33気象庁からの地震エリアメールが鳴ると、ほぼ同時にゆ〜らりとした横揺れ。
十数秒続いた揺れに18年前を思い出し飛び起きた。急いでTVを点けると震源は
淡路島で震度6弱。神戸は震度4だが阪神淡路大震災とは別の震源だ。こんな時

緊急地震速報
淡路で震度6弱
各地の震度

余震の恐怖に慄いていても精神衛生上良くないので気晴らしに出掛けましょう。先日
ネッ友のKENさんから小塩山のカタクリが見頃だと知らせて頂いてたので、以前から
気に成っていた大暑山から歩こうと自宅を07:30過ぎに出るもJRは不通。阪神阪急が

ごった返すホーム
阪急桂駅
正面に大暑山

運行再開と聞き最寄り駅へと向かうが、運行ダイヤが大幅に乱れてホームは大混雑。
40分以上待って乗り込んだ電車も信号停止ばかり。十三で乗り換え桂に到着したが
もう10時前だ。10:08発の西2番バスに乗り新林公団住宅前で下車。西に見えるのが

案内人が立つ
身軽なウォーカー
フリーウォーク会場

大暑山左のアンテナ群は小塩山。交差点を渡り工事中で迂回すれば各所で案内人?
聞けば京都縦貫道でのフリーウォークのイベント。身軽なウォーカーを横目に縦貫道で
分断された道を登る。やがて民家が途切れると見事な竹林。見れば丁度筍掘りの最中

民家が途切れると
朝掘り筍
此処が登山口

お聞きすると近くの直売所で売ってるそうだ。残念、下山時なら買って帰るのだが^^)道端に
五地蔵が祀られ此処が登山口。少し辿れば看板建つ三叉路。此処を右折が正解なのだが
間違って直進し15分程のロス。九十九折の急坂を登れば鉄塔横の展望地。足下に縦貫道

此処は右に
九十九折に
鉄塔横の展望地から

沓掛IC、その向こうは嵐山方面か?一息入れて少し傾斜が緩んだ道を登れば廃屋?が
建つ。歓声が聞こえて来ればグランドへの分岐。野球の練習の様だね。U字状に掘れた
道を辿れば尾根に乗る。左は小塩山へ続き右に向かえば大暑山、山頂には三等三角点

廃屋?
西山グランド分岐
尾根に乗れば

タムシバが咲く。ではカタクリ咲く谷筋へ薄い踏み跡を辿ると一枚葉は多い物の開く花は
疎らで蕾も少ないね。では小塩山へ向かいます。緩やかな尾根道を辿れば右に工事用
バリケード、バリケードを見送り左僅かに廃車。更に辿れば立派な門構えの住居?実は

大暑山山頂
小塩山へ
廃車横を

日章○×隊の道場。此処から舗装された道を下れば府道に出合う。小塩山へは右に取り
少し歩くと右にネット張り巡らされた一番目のカタクリ群生地は池の谷。マズ々の咲き具合
僅かで府道を外れ右の山道へ。此処迄誰にも出逢わなかったが流石に小塩山だ、続々と

府道に合流
池の谷群生地
炭の谷群生地

ハイカーと擦れ違う。直ぐに炭の谷群生地。人も多いが見事な群生だね^^)更に鉄塔脇の
Nの谷へ。此処にはシロバナカタクリが咲いている。直ぐ側の群生地は鹿の食害で壊滅
状態。やはりネットやフェンスの効果大の様だ。更に御陵の谷群生地を目指し府道を辿り

Nの谷群生地
御陵横を
御陵の谷群生地

淳和天皇陵横から鉄塔向こうの群生地に立寄る。時、既に14時を回りポンポン山へ足を
延ばせるのか少々不安。急いで大原野森林公園へ下り始める。南春日町バス停・金蔵
寺方面へ下り始め途中の分岐から森林公園側へ右折。同じく下山されてたご夫婦とご挨

淳和天皇陵
南春日町バス停・金蔵寺方面へ
大原野森林公園への分岐

拶がてらお話しすると同じ神戸の方。森林公園への道は初めてだそうでご一緒します。
一箇所土砂崩れで寸断されてる。何とか南の谷群生地に降り立つがネットやフェンスで
囲われて無いからか?以前に比べ花数を減らしてる。沢沿いの道脇にはエンレイソウや

土砂崩れ脇を
南の谷群生地
森の案内所

フタバアオイ・ミヤコアオイ・チャルメルソウ・ニリンソウが咲く。森の案内所に着いたのが
15:20。此処で金蔵寺に向かわれるご夫婦と別れ此方は西尾根を辿ってポンポン山へ
急ぐ。歩き始めて既に5時間。リョウブの丘への登りが意外に堪える^^)もう、足元の花や

出灰橋を渡り
リョウブの丘を越え
ポンポン山山頂

鳥の囀りにも無関心だ^^)やっとポンポン山に立ったのは16時半。流石にこの時間では
登山者は2組だけ。休憩もそこそこにカタクリ群生地に向かうが既に陽は陰り、開く花は
僅かだった。結局、西山三山のカタクリ群生地を7ヶ所も巡った事に^^)下山はバス便の

ポンポン山の群生地
川久保渓谷へ
水声の道

多そうな川久保へ。尾根道から九十九折に下ると階段道。直ぐに二ヶ所の水場。下流の
水場では大量のペットボトルに水を汲まれてる方がいらっしゃった。水場には美し水処の
看板。流れの側にはクリンソウの葉が芽生え始め、もう暫くするとピンク色の花を咲かせる

美し水処
新しい木橋を渡り
林道に合流

だろう。流れに沿って手入れされたばかりの木橋を数度渡れば釈迦岳からの道と合流。
後は舗装林道を30分余り歩けば川久保集落。更に集落を5分程歩けばバス停。17:58
発のバスを逃せば20時台だったダイヤは間一髪タイミング良く来たバスに乗り高槻駅へ

本山寺分岐を見送り
川久保集落に
川久保バス停
西山三山のカタクリと西山三山に咲く花達
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カタクリ カタクリとミヤマカタバミ シロバナカタクリ
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アケボノアセビ ニリンソウ フタバアオイ
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