九輪草(クリンソウ) 多紀アルプス・三(御)嶽

山行日 2017.5.17(水)晴時々曇
山域 丹波山地:兵庫県篠山市
コース 火打岩登山口(60分)クリンソウ群生地(20分)大岳寺跡(60分)御嶽
御嶽(20分)大岳寺跡(5分)ヨートギ谷登山口(60分)火打岩P

花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 約520m
総歩行時間 約3.5h(含む休憩)
   
クリンソウ群落
左:三(御)嶽 右は小金ヶ岳 南麓から
火打岩登山口の駐車場
御嶽道入口
民家の横を抜けて

金剛山では空振りだったクリンソウ。そろそろ三(御)嶽では見頃だろうか?と出掛けましょう。火打岩
バス停を500m程過ぎた無料駐車場に車を止めます。平日ですが既に5-6台の先客。少し戻れば
火打岩登山口。車道沿いに早くもタニウツギが咲き始めてる。民家の間を抜け畦道を辿るが廃田に

獣害除けゲート
植林の中を
新緑眩しい

クサフジ盛況。直ぐ先の獣害除けゲートを開けて杉に檜の植林地に続く擬似木の階段道。植林地を
抜けると芽吹きの新緑が眩しい。少し急な尾根道もやがて平坦な道に成ると丸山水源地からの道と
合流します。この先、緩やかな道を辿ります。林床のそこここに咲くギンリョウソウはピークを過ぎてる。

合流点
鳥居堂跡
群生地分岐

鳥居堂跡を通過すればクリンソウ群生地への分岐。落葉積もる道を下れば最初の群生地。最初の花は
未だ葉を展開したばかり。上流へと辿れば次の群生地。此方は既に見頃。近寄れない奥の群生地は
沢山花開いている。最上部の群生地に行くと九輪と迄は行かないが、3-4輪の咲き上がり具合。しかし

最初の群生地
クリンソウ群生地
分岐に戻り
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年々貧相に成ってる様な気がするのは当方だけ?一通り群生地を回ったら御(三)嶽へと向かおう。
周回路を辿れば登山道に復帰。直ぐ上が大岳(みたけ)寺跡。平安時代末期には大峯山修験道と
並び称される修験道場として栄えたそうだが、1482年(文明14年)大峯山の僧兵300人の来襲での

右・丸山方面に
左・瀬利へ
空の石室

大和修験道との勢力争いに敗れ寺院はことごとく消失したそうだ。緩やかな尾根道もやがて急な
岩尾根に変わり、グングンと高度を稼ぎます。見晴らし良い岩上からは振り返ると足下に登山口の
火打岩方面、東に三岳三山の一つの小金ヶ岳。やがて傾斜が緩み植林地の中に東屋が建つ。

植林地を下れば
林道の先に
瀬利御嶽道登山口

直ぐ上からにぎやかな声が聞える。僅かに登った行者堂の周辺に早くも昼食中の7-8人の登山者。
石室に祀られる役の行者に一礼してから西に向かえば山名板にアンテナ施設建つ三(御)嶽山頂。
展望は南北僅かに開ける。昼食は行者堂傍の岩場で済ませ、下山は大岳寺跡下迄は往路を戻り

瀬利集落を抜けて
3km余りの車道歩き
車が増えてるP

ヨートギ谷コースを選択です。大岳寺跡では20名程のグループが昼食中。そう言えばマイクロバスと
擦れ違ったね。ヨートギ谷は荒れた涸谷から徐々に小さな流れに変わりクリンソウが群生こそ無いが
そこ彼処に点在しキランソウ・タニギキョウ・ナツトウダイ咲く。最後に畑川を渡れば林道に降り立つ。


三(御)嶽山麓の九輪草(クリンソウ)と花達

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クリンソウ クリンソウ クリンソウ
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タニウツギ クサフジ ギンリョウソウ
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ナツトウダイ エゴノキの花 ジャケツイバラ
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