赤八汐躑躅(アカヤシオ):鎌ヶ岳(1161m)

山行日 2008.4.28
山域 鈴鹿山系:滋賀県:三重県
コース ○△谷口(70分)◇☆の大滝(80分)鎌ヶ岳
鎌ヶ岳(60分)武平峠(60分)山の家駐車場
貴重種保護の為、詳しいルートは明記しません。
標高差 約720m
総歩行時間 約5.0h(含む休憩)
   
山の家前の駐車場
○△谷登山口
鉄製の橋を渡り

本年2月23日に開通した新名神を使って、鈴鹿は鎌ガ岳にアカヤシオを求めて出掛けます。
新名神から東名阪に乗り継ぎ、鈴鹿ICを降りて登山口の鈴鹿スカイラインは山の家前に車を
止めて歩き出します。今日の目的は"アカヤシオ"ですが、実はもう一つの目当ては"*ザクラ"

急勾配の道
砂防堰堤を越えて
小広い河原

絶滅危惧種に指定された貴重な花です。目指すは○△谷。処が何処で如何勘違いしたのか?
間違って違う谷へと向っていました^^)慌てて戻りますが30分以上のロスタイム!?出だしから幸先
不安^^)気を取り直して出直します。鉄製の橋を渡り思った以上の急斜面を登ります。砂防堰堤を

ゴロタ石の道を
小滝流れる
小滝流れる2

二つ高巻くと小広い河原。谷の右側にルートが続いています。此処から沢特有の大きな岩や
石がゴロゴロと転がる道を、何度も渡渉して徐々に高度を上げます。辺りは小滝が混じる谷。
水音を聴きながらの気持ちの良い遡行が続きます。やがて思わぬ所で"*ザクラ"との突然の

◇☆の大滝分岐
◇☆の大滝
やがて伏流に

出逢い^^)可憐な花姿に夢中で撮影です。第一の目的を果たし更に谷を詰めます。遡行するに
連れて谷は次第に狭まり傾斜も強くなって来ました。足下にはツクバネソウ、ボタンネコノメソウ
イワウチワは盛りを過ぎています。やがて右手に大きな滝が見えて来ました。◇☆の大滝です。

ササ茂る
登り切れば
眼前に鎌ヶ岳が

落差は15m程でしょうか、暫くの休憩後谷を詰めましょう。登るに従い流れは伏流となりその上
ドンドン勾配も強くなりました。やがて笹茂る道の両脇には薄いピンクのアカヤシオ^^)振り返る
山肌はピンクに染まっています。登り切れば眼前には鎌ヶ岳の岩峰。後ひと頑張りで山頂だ。

岩を登り
山頂には多くの登山者
鎌ヶ岳山頂

鎌ヶ岳山頂は、既に沢山の登山者で賑わっていますね。山頂からの展望はグルリ360度^^)
ですが、春霞が酷くて眼前の御在所岳も霞んでいます。少〜し早いのですが昼食とします。
その間にも続々と登山者が登って来ます^^)皆さんアカヤシオ目当てなのでしょう。下山には

下りは急勾配の
振り返れば
三ツ口谷分岐から御在所を

武平峠経由で下ります。山頂直下の大岩とザレ場は登るには面白いのですが、下るには気を
使います。途中の三ツ口谷への分岐から見る、三ツ口谷や長石尾根は見事なまでにピンク色
咲き連なったアカヤシオで染まっていますね^^)少し寄り道をして、三ツ口谷へ降りて見ます。

振り返ればアカヤシオ越しに鎌が岳
武平峠
武平トンネル

三ツ口谷へはザレた急斜面。慎重に下り、咲き誇るアカヤシオ越しに見える御在所岳を眺め
尾根道に戻り武平峠に下山です。武平峠から御在所岳に登ろうかとも思いましたが、偶には
早目の下山もね^^)で、降り立った武平トンネルは滋賀県側のダム工事の為4月一杯通行止!!
この後スカイライン横を下ります。下山後のお楽しみは、湯の山絵野温泉"希望荘"でした。

アカヤシオのバックに鎌ヶ岳
アカヤシオ
ピンクに染まる長石尾根
アカヤシオのバックに鎌ヶ岳 アカヤシオ ピンクに染まる長石尾根

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鎌ヶ岳から右:御在所岳.・左:雨乞岳を望む
鎌ヶ岳から右:御在所岳.・左:雨乞岳を望む

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