花咲く山へご一緒に!! ベニバナヤマシャクヤク 大峰山系

山行日 2005.6.18
山域 大峰山系:奈良県:天川村
コース 登山口(40分)○△平休憩所(30分)○△◇展望台(40分)○△◇登山口
標高差 約790m
総歩行時間 約5.5h(休憩も含む)
   
山上川に架かる吊橋 みたらい渓谷遊歩道分岐 観音の水

梅雨時に咲き、中国から薬用として渡来した芍薬の花でなく、日本古来から野に自生する一重咲き
のヤマシャクヤク、その仲間でも昔から日本画の題材に良く登場する、ベニバナヤマシャクヤク。
その優美な花姿や花色から、不法採取する輩や自生地の環境変化等により、絶滅の危機に瀕して
その可憐な姿を消そうとしています。そんな貴重なベニバナヤマシャクヤクを守る為、敢て詳細な
場所は伏せます
が、このレポでご一緒に楽しみましょう。所は世界遺産にも登録され修験道で


第1展望台から 観音平休憩所 ○△◇展望台

有名な大峰山系、その北部、天川村:洞川温泉近くの大峰山展望の地、○△◇に登りその展望と
共に、ベニバナヤマシャクヤクを楽しみましょう。国道309号線で天川村に入り、洞川温泉に向け
走り、先ずは名物の"柿の葉寿し"を購入します。小で10個入、1100円の"柿の葉寿し"を手に入れ
虻トンネル手前の○△◇登山口に駐車しました。既に先客の車が5-6台止まっています。支度を
済ませ山上川に架かる吊橋を渡ります。此処から三ツ塚迄の詳しいコース解説は、前回出掛けた

山頂 三ッ塚 柿の葉寿し

2004年2月27日の記録を参照して下さい。花期が4-5日と短いベニバナヤマシャクヤクですが
上手く開花とのタイミングが合い、素敵な花姿を愛でる事が出来ました。今回は○△◇から三ツ塚
を通り法力峠に出合い、母公堂に下り、洞川温泉を抜け、みたらい渓谷遊歩道から○△◇登山口迄の
周回コースを予定しました。三ツ塚に到着したのが午後12時を僅かに回った頃になり、此処より少し先
展望の良い岩の上で、お楽しみの"柿の葉寿し"を頂きました。昼食後は法力峠に向けて杉林の中を

稲村ヶ岳が 法力峠 下山口

ひたすら下って行きます。杉林を抜け笹付きの尾根からは、正面に稲村ヶ岳への登山道が見え
更に下ると法力峠に合流です。此処法力峠では稲村ヶ岳登山を終えられたであろう登山者が数名
休んで居られます。此処から下山口の母公堂迄は杉や檜の植林の山腹を、巻くように登山道が続き
幾つかの谷を渡ります。林床にはそろそろ咲き始めたコアジサイの淡い色合いが今の季節に
良く似合います。麓近くの蛇谷の水場は涸れ今年の空梅雨を暗示?しています。後僅かで

名水:ごろごろ水 山伏姿の修験者 洞川温泉センター

登山口の母公堂の横に出ました。此処からは洞川の温泉街を抜け、温泉センターの横から
山上川に沿って続く、みたらい渓谷遊歩道に向います。丁度洞川の温泉街には入峯修行
でしょうか、山伏姿の信者の方々が大勢歩いてらっしゃいます。此の後はみたらい渓谷遊歩道
を歩き、観音峰登山口迄戻りました。お約束の温泉は《洞川温泉センター:大人510円》でした。

○△◇展望台から大峰山系を望む
○△◇展望台から大峰山系を望む

 大峰に咲くベニバナヤマシャクヤク(ボタン科)
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○△◇で出逢った花達
フタリシズカ コアジサイ サワギク
フタリシズカ(センリョウ科) コアジサイ(ユキノシタ科) サワギク(キク科)
バイケイソウ ウリノキ キショウブ
バイケイソウ蕾(ユリ科) ウリノキ(ウリノキ科) キショウブ(アヤメ科)
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