花追いDrive&Trekking・鉢伏山(1221m)瀞川山(1039m)

山行日 2007.5.18
山域 中国山地:兵庫県養父市:香美町
コース ハチ高原〜瀞川氷ノ山林道〜峠(30分)鉢伏山
鉢伏山(30分)峠〜瀞川氷ノ山林道〜野間峠〜瀞川登山口
瀞川登山口(10分)瀞川山(10分)瀞川登山口〜瀞川氷ノ山林道
標高差 約400m
総行程時間 約6.0h(含むDrive&休憩)
   
何かと忙しく怒涛の如く過ぎたGW^^)も、やっと落ち着き、風薫る季節に花を求めて
兵庫県北部は但馬地方に出掛けてみました。お目当ては県レッドデーターAランク
"翁草"が自生及び保護されている、とある里山。その後、林道Drive&Trekking^^)
それでは一緒に、とある里山での花追いから高原Drive&TrekkingへGO、GO!!

別宮の棚田から望む氷ノ山
別宮の棚田から望む氷ノ山

何時もの様に山陽道神戸西ICから中国道を通り、吉川JCT経由舞鶴道を北上し春日ICを降ります。
此処からは北近畿豊岡道に乗換え和田山を経由しハチ高原を目指します。お目当ての"翁草"は
手前の、とある里山。まずは地元の方に訪ねると親切に案内して頂いた。既に見頃は過ぎてますが
其処彼処に陽に輝く綿毛が風に揺れ"翁草"の名前の由来通り。以前見た出雲に比べ随分大きな

翁草:花
翁草:実
翁草:花 翁草:実

固体に少々驚き^^)地域の方々が大切に育ててらっしゃいますね。一通り撮影を済ませると車に
乗込み、この時期にしか見る事が出来ない棚田に写る逆さ氷ノ山を見に行きましょう。ハイパー
ボウル東鉢を抜けると右手に"別宮の大カツラ"の案内板。既に何人かのアマチュアカメラマンが
何人か良いアングルを狙ってウロウロ^^)此方も負けじとウロチョロ^^)その後直ぐ傍の大カツラを

棚田に写る逆さ氷ノ山
棚田に写る逆さ氷ノ山

見に行きましょう。駐車場の在る小さな公園から僅かに登れば見事な枝張りのカツラの巨木
樹高27.3m、幹周り14.5m、枝張りは東西に24m南北に26mもあるそうだ^^)樹齢は200年
〜400年とも言われています。主幹は朽ちてますが支幹が100本近く立ち上がっています。
その後ハチ高原に向けて走り但馬アルペンロードの標識から瀞川氷ノ山林道の始まりです。

別宮の大カツラ
別宮の大カツラ
別宮の大カツラ 別宮の大カツラ
鉢伏山登山口
林道から見えるピーク
村野工高遭難碑

舗装された林道は、鉢伏山と高坪山の鞍部に向けて何度もカーブしています。林道脇には
山菜摘みの人々がウロウロ、チョット危険!!やがて鉢伏山登山口に到着しました。林道脇の
標識には氷ノ山展望駅と書かれています。確かに南側にはドッシリとした山容の氷ノ山が望め
麓のスキー場も見渡せます。此処で車を降りて早速登ってみます。階段道を少しで遭難碑

階段状の
氷ノ山が
緩やかに続く登山道

1966年1月に3人の若者が雪山に散ったそう。冥福を祈り更に登ります。階段道と傾斜の緩い
道が交互に現れ徐々に高度を上げます。道脇にはスミレ類やフデリンドウ、ショウジョウバカマ
ヤマツツジ等が彩ります。やがてケルン建つ小ピークを巻くと、スキーリフト建つ鉢伏山山頂
何やら騒がしい!?近付くと林間学校の生徒達。若さが溢れて弾けそう^^)山頂からは360度の

ケルン建つピーク
山頂には大勢の
鉢伏山山頂

大展望。北側には此れから向かう林道も、立ち寄る瀞川山もスッキリ見える。大展望を楽しみ
元来た道を戻ります。車に戻りさあ、北に向けて林道DRIVE^^)此処からは未舗装のダート道
ハチ北スキー場のリフト下を潜り野間峠に到着。峠手前から左へ行けば美方スノーパークへ
此処は真っ直ぐ瀞川山へ向かいます。右手に丸い山容が瀞川山、登山口は北側と南側に

ハチ北スキー場の向こうに
瀞川山登山口
瀞川山山頂

在りますが、今回は北側から登って見ます。杉の植林地を抜けると十石山からの登山道と
合流し、緩やかに登るとパッと視界が開けます。僅かに10分少々で山頂とはお気楽です^^)
南側には先程登った鉢伏山、その奥には氷ノ山も見えますね。暫し展望を楽しみ戻ります。
残りの林道を走り抜け、兎和野高原を経由し林道終点は村岡町大糠の国道9号線でした。


鉢伏山:瀞川山で出逢った花達
クルマバナ
ツクバネソウ
クルマバナ ツクバネソウ
チゴユリ
フデリンドウ
チゴユリ フデリンドウ
イワカガミ
シハイスミレ
イワカガミ シハイスミレ

鉢伏山:横のピークから360度(クリックするとわいどびゅう)
鉢伏山:横のピークから360度(クリックするとわいどびゅう)
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