日陰躑躅(ヒカゲツツジ) 毘沙門山〜雨石山(611m) |
山行日 | 2011.4.24(日)晴時々曇 |
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山域 | 多紀連山:兵庫県篠山市・京都府京丹波町 | |
コース | 小原自然公園(5分)一の滝(10分)毘沙門洞(80分)毘沙門山(25分)雨石山 雨石山(35分)小野峠(30分)小倉集落(30分)小原集落(10分)小原自然公園 花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!! |
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標高差 | 約370m |
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総歩行時間 | 約4.5h(含む休憩) |
南麓の小倉集落から見る左:毘沙門山・中央に雨石山 |
地元紙で向山連山のヒカゲツツジが見頃との記事。やはり平年に比べ一週間程の遅れ? 今回はネット検索で気に成った篠山の雨石山へ向かいます。場所は’05年4月に出掛けた 筱見(ささみ)四十八滝の東側。国道173号線小原集落の北を東に入った小原自然公園へ |
先客は3台。駐車場から林道を奥に詰めると僅かで毘沙門一の滝。落差は僅かに7m程だが 昨日の雨で水量豊富。上流には二の滝・三の滝も在るそうだがパスして毘沙門山へ向かう。 鳥居を潜り少々荒れ気味の階段状の登山道を登る。九十九折に高度を上げるとコバノミツバ |
ツツジが咲き、足元は真赤な落ち椿に風で舞い落ちたピンクの桜花が彩る。やがて毘沙門洞 分岐。僅かに登れば大岩の下に開いた洞窟。内部は意外に広く高さも10m近い空間。此処が 毘沙門天が祀られた毘沙門洞。参拝後分岐に戻らず洞窟横の急斜面を強引に登り登山道へ |
丁度ご婦人三人連れに出会い暫く御一緒する。この先、踏み跡薄い雑木の急斜面をテープ マーカーを探しながら登る。やがて小ピークに立てば傾斜も緩み、やや右の支尾根を辿る。 支尾根を少しのup:downで主尾根に乗る。右に方向を変えると岩混じりの登山道。林床には |
ミヤマシキミ。二つ岩と呼ばれる大岩の間を抜けると目当てのヒカゲツツジが岩尾根を飾ってる。 直ぐに甲64送電鉄塔。天気は曇勝ちだが南に小倉集落、その奥に北摂の山々。北は京丹波の 山並み。ヒカゲツツジ咲く岩尾根を辿り、次の乙64鉄塔付近は伐採され更に見晴らし良好だ^^) |
地形図で確認すると此処は丁度、京都・兵庫の県境で分水尾根でも在る。ヒカゲツツジの トンネルを抜け、スリル満天の岩を越えると狭い岩上が毘沙門山山頂。一本松に手書きの 山名板。標高は630mと、この山塊では最高所。樹木の向こうに八ヶ尾山、更に遠くに多紀 |
アルプスの小金ヶ岳や三嶽も望めるネ。展望を楽しみマダマダ続くヒカゲツツジのトンネルを 抜けた岩場から、漸く最終目的の雨石山が見える。その奥には唯一三角点建つ櫃(羊)ヶ峰 次のピークを越えるとヒカゲツツジの姿は消え辺りは植林と雑木林に変わった。雨石山へは |
植林と雑木林の境目を一登りで到着。雨石山山頂は木々に囲まれ展望無し。沢山の標識が ぶら下っていてやっと判る程度の山頂だ。下山には櫃ヶ峰との鞍部、小野峠から小倉集落へ 小野峠へは踏み跡薄く、落葉積る激下りの急坂^^)やや右手下に向かって慎重に下ります。 |
ルートはテープマーカーに境界石を頼りに下り切れば小野峠。小倉集落へは右手に曲がる。 荒れた沢沿いに下れば作業道に出合う。尚も作業道を下れば小倉集落。小倉集落内をやや 北に向かい切り通しの峠を越えれば小原集落。集落を抜けて藤坂川を渡って駐車地に戻る。 |
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毘沙門山直下から(クリックするとわいどびゅう) |