花咲く山へご一緒に:ヒカゲツツジ・筱見四十八滝

山行日 2005.4.16
山域 多紀アルプス:兵庫県:篠山市
コース 筱見キャンプ場(10分)手洗い滝:弁天滝
肩ヶ滝:長滝:シャレ滝:大滝:二の滝:一の滝(60分)
小ピーク《峠山》(10分)周回分岐(30分)筱見キャンプ場
標高差 約350m
総歩行時間 約2.5h
   
筱見四十八滝案内
筱見四十八滝案内
筱見キャンプ場 滝巡りのスタート ツツジ(躑躅)の仲間で唯一黄色い花を咲かせ、兵庫県では
準絶滅危惧種に指定されているヒカゲ(日陰)ツツジ。その
名前の如く、やや明るい日陰を好み、渓谷の崖や岩場に

張付くように咲き、控え目ながらも大輪の花を咲かせます。
今日は篠山の多紀アルプス東端にある、筱見四十八滝から
滝巡りを楽しみながら、ヒカゲツツジをも楽しもうと思います。
車は登山口の筱見キャンプ場に止め、支度を済ませて歩き
始めました。早速登山道脇の沢にシロバナショウジョウバカマ

ミヤマカタバミ.タチツボスミレ等が咲いています。意外に明るい

雑木林の中に続く登山道を、暫く歩くと最初に小さな手洗い滝
続いて弁天様が祀られている祠の側には弁天滝、その上部に
肩ヶ滝が現れます。登山道は右手の岩場を乗越すように続き
登山道の標識 木の根が絡む岩場
最初の鎖場 梢の向うの崖にはヒカゲツツジが 更に此処から次々滝や岩場、鎖場が現れ気が抜けません。
次の長滝へは登山道から一旦外れ、僅かに沢へ降ります。
見上げれば、高さ約33mもある長滝の全容が伺えます。

撮影後登山道に戻り、鎖場を越えると眼前の険しい崖には
お目当てのヒカゲツツジがびっしりと張付くように咲いています。
更に足を進めると、シャレ滝が、此処から2.3度鎖場を登ると
大滝が現れ、登山道脇の岩場にもヒカゲツツジが見られ
その控えめな花姿を楽しめます。大滝から最後の二の滝
一の滝へはガレ場の急登です、此処は足場も悪く慎重に

登りましょう。正面には筱見四十八滝最高点(613.2m)の
標識。此処を右に曲がり岩場を越えると筱見四十八滝
最後の二の滝.一の滝が現れます。此処にもヒカゲツツジが
大滝への鎖場 四十八滝終点標識
最後の鎖場 遠く弥十郎ヶ嶽が 足元の岩場に咲いています。滝巡りも無事に終わり此処から
先は多紀連山縦走路に変わります。最後の鎖場を登ると
岩場の上から、南に遠く弥十郎ヶ嶽や麓の筱見の集落が

春霞に霞んでいるが良く見える展望台。爽やかに吹き渡る風に
暫し休憩しましょう^0^)ゆっくり休憩の後、少し荒れた雑木林の中
手洗い滝 弁天滝と肩ヶ滝 シャレ滝 一の滝:二の滝
手洗い滝 弁天滝と肩ヶ滝 シャレ滝 一の滝:二の滝
長滝

大滝
長滝 大滝
僅かに踏み跡の分る登山道を小ピークに向け登ります。
此処から暫く標識が無く、マーカー代りのテーピングを
見逃さないように慎重に!!大きな岩の手前を、一旦左に

僅かに降り、涸れた沢を渡り再び登り返すと、平坦な場所に
飛び出しました。道は左側と正面側に続いていますが
此処は真っ直ぐ進みましょう。松や笹の茂る登山道には
荒れた登山道 小ピーク、峠山でしょうか?
コース標識 登山口が見えて来ました シハイスミレやアオイスミレ等のスミレが沢山咲いています。
やがて小ピークらしい場所に着きますが、標識らしい物は
コース案内板のみ、展望も有りませんが、此処で少し早めの

昼食にしました。この小ピークは峠山?と呼ばれて標高631m
有るそうです。この後は周回コースの標識を辿り、良く整備され
てはいるが、ザレた道を登山口の筱見キャンプ場に戻りました。
兵庫県準絶滅危惧種:日陰躑躅(ヒカゲツツジ)
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今回出逢った花達
ヒトツバ シロバナショウジョウバカマ ミヤマカタバミ
ヒトツバ(ウラジロ科) シロバナショウジョウバカマ(ユリ科) ミヤマカタバミ(カタバミ科)
アオイスミレ シロバナタチツボスミレ シハイスミレ
アオイスミレ(スミレ科) シロバナタチツボスミレ(スミレ科) シハイスミレ(スミレ科)
篠山川の桜堤
篠山川の桜堤
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