山芍薬(ヤマシャクヤク) 桟敷ヶ岳(895.8m)

山行日 2007.5.7
山域 京都北山:京都市
コース 岩屋橋(20分)岩屋不動(30分)薬師峠
薬師峠(50分)岩茸山(30分)桟敷ヶ岳
桟敷ヶ岳(20分)祖父谷林道(80分)岩屋橋
標高差 約590m
総歩行時間 約4.5h(休憩含む)

岩屋橋
岩屋不動音手前の林道脇に
岩屋不動登山口は右

4月末の雲取山に続いて北山に出掛けます^^)そろそろ山芍薬が咲く頃だろうと桟敷ヶ岳に的を絞ります。
前回は北側から登りましたが今回は南側の雲ヶ畑からです。三田市、篠山市、園部町から日吉町を抜け
周山街道を南下し、笠トンネルを抜け、杉坂から持越峠を越え雲ヶ畑に向かいます。岩屋橋で林道が
左右分れますが、左:岩屋不動方面へ少し先の林道脇に車を止めます。何時も乍ら我家から京都市内を

登山道から見る岩屋不動(志明院)
北山杉の中を
沢を渡ると山頂への標識

通らず北山に向うには3時間近く掛ってしまいます^^)結局今日も歩き出しは午前11時を過ぎてしまいました。

スミレ、シャガ、ラショウモンカズラ、マムシグサ等が咲く林道を20分も歩けば岩屋不動(志明院)に到着です。
登山口は入口右手の斜面。直ぐに北山杉の林の中に入り暫くは沢沿いに歩きます。川床には鮮やかな緑の
葉と、濃いピンクの花を咲かせたクリンソウが彼方此方に咲いています。沢沿いは植林地から雑木林に代り

北山らしい雑木の明るい谷
薬師峠手前には六地蔵
薬師峠

やがて大きな岩を越えると北山特有の明るい谷。その谷を詰めると、峠手前に六地蔵が祀られています。
直ぐ先が薬師峠。峠を左へ取ると岩屋山、真っ直ぐ進むと大森方面。右に向えば岩茸やまから桟敷ヶ岳。
薬師峠からは杉や檜の人工林や自然林、はたまた笹原の道と変化に富んでいるが展望は殆ど無い。
やがて樹間から正面に岩茸山?らしいシルエット。此処は山腹を巻く様に道が延び、左に90度曲がる

意外と急傾斜
岩茸山が
木に掛る岩茸山分岐標識

辺りの木には岩茸山への分岐標識。此処は真っ直ぐ桟敷ヶ岳に向う道を選択し、やや右下がりの細〜い
巻き道を進み、大きな涸れ沢の源頭部を横切ると左から岩茸山からの道と合流します。岩茸山の標高が
811m、一寸気になる数字(誕生日と同じ^^)折角なので山頂へ向います。僅か5分程の登りで岩茸山山頂
展望も無い静かな山頂でした。分岐に戻り先に進みます。やがて広い尾根に乗ると明るく美しい自然林

右下がりのトラバース道
分岐
岩茸山山頂

そして突然視界が開けると伐採地。視界は西側に開けているがハッキリ山座同定出来ない^^)
更に進むと送電鉄塔。此方は東西に開けている。鉄塔からは一旦降り、再び登り返すと伐採された
一角に石柱が随分露出した二等三角点と、多くの山名板がある桟敷ヶ岳山頂。時計を見るともう直ぐ
午後2時^^)流石にこの時間、誰も居なくて静かな山頂。下りはナベクロ峠から祖父谷峠経由で下山と

明るい尾根道
伐採地
鉄塔が

思ったが山芍薬の開花花を探している時間が長く、スッカリ時間が経ってしまったので此処から
一気に杉林を抜け祖父谷林道へ向います。所がこの道が凄くザレていて途轍もなく滑り易い^^)
結局滑る様に下り(実際に何度か尻餅^^)沢を渡ると林道に出合いました。此処からは長〜く退屈な
林道を延々下り岩屋橋に戻ります。結局お目当ての山芍薬は何とか開き始めた花が一つだけ^^)
今や山芍薬の花も貴重な花となっている為、レポではあえて詳しい場所を明記していません。

桟敷ヶ岳山頂
祖父谷林道
もう少しで岩屋橋

桟敷ヶ岳で出逢った花達

クリンソウ
クリンソウ
ヤマシャクヤク
クリンソウ クリンソウ ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤク
ヤマルリソウ
ラショウモンカズラ
ヤマシャクヤク ヤマルリソウ ラショウモンカズラ
ボタンネコノメ
マムシグサ
フタバアオイ
ボタンネコノメ マムシグサ フタバアオイ
ジロボウエンゴサク
アケビ
シャガ
ジロボウエンゴサク アケビ シャガ

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