天然記念物:鹿ヶ壷から雪彦山(915m)

山行日 2008.8.31
山域 中国山地:兵庫県姫路市
コース 安富G:S(10分)鹿ヶ壺(40分)千畳平(60分)大天井岳
大天井岳(30分)雪彦山三角点(40分)千畳平(60分)安富G:S
標高差 約550m
総歩行時間 約4.0h(含む休憩)
   
鹿ヶ壺へは右
安富グリーンステーション
キャンプ場へ

安定していた夏のお天気もお盆の終盤から崩れ、8月中旬以降には早くも秋雨前線到来?^^)
気温も一気に下がりこのまま秋へと突入なのか?漸く8月最後の日曜日に晴れ間が覗きます。
久し振りの山歩きに雪彦山に出掛けます。只この時期、雪彦山周辺に生息する山蛭が嫌で^^)

賑わうキャンプ場
分岐
ハイキングコース案内板

敬遠していたのですが、少しでも涼を求めて渓流沿いを選び登りましょう。山陽道姫路西ICを
降りて、国道29号線を北上し安富町へ、雪彦山へは前之庄から登るのがメインルートですが
今回は"安富グリーンステーション鹿ヶ壺"から、天然記念物に指定されている"名勝鹿ヶ壺"を

鹿ヶ壺への入口
尻壺
滝滑りの子供達

散策しながら山頂へと向います。此処、鹿ヶ壺へは03年秋以来。鹿ヶ壺山荘のキャンプ場に
車を止めて歩き出します。夏休み最後の日曜を多くのファミリーが楽しむキャンプ場を抜けると
僅かで小滝連なる鹿ヶ壺。此処は甌穴(おうけつ:ポットホール)が連続する珍しい小滝群。最近

滝滑りの子供達
駒ノ立洞
鹿ヶ壺

キャニオニング(沢下り)スポットとして注目されています。早速子供達の歓声が聞こえます。
皆、気持ち良さそうに滝滑りに興じていますね^^)小滝横の階段を登り詰めれば名の由来に
成った《鹿ヶ壺》 甌穴の形が鹿の寝姿に似ているとか???。此処から先へは千畳平への

ハイキング道への標識
千畳平へ
管理道に合流

ハイキングコースへ向います。直ぐ先で森林管理道に出合い、ひと登りで芝生広がる千畳平
この日麓は33℃を記録、湿度も80%近くと季節が逆戻りだ^^)涼しげな木陰を選んで一休み。
先客が降りて来て言葉を交わす。聞けばこの先、山蛭が歓迎してくれるそうだ^^)チョッと躊躇

千畳平
千畳平からの雪彦山
山頂への標識

ですが、此処迄来たからにはネ!?で、持参のディート入り虫除けを、足元にスプレーし登りましょう。
砂利敷きの森林管理道を暫く登ると行き止まり。此処から沢を渡り右岸の薄暗い杉の植林地の中へ
如何にも山蛭が好みそうな場所だ。出来るだけ立ち止まらず、且つ足元に注意しながら急な斜面を

砂利敷きの林道
林道が終わると
尾根に建つ標識

登ります。やがて尾根に乗ると右、大天井岳(通称雪彦山)左、雪彦山(三角点)との分岐。先ずは
足元の確認ですが特に問題無し^^)此処を右、大天井岳へ向います。小さく3度程up:downすれば

大天井岳山頂。狭い山頂には沢山の登山者。人気の程が伺えますね^^)一部のガイドブックには

乱立する標識
賑わう大天井岳
分岐標識

標高884mと記載されていますが、山頂の看板には811m
麓の案内板には810m?国土地理院の
地図から読み取ると、810m或は811mが正しいのかな?此処で食事を摂ると再び先程の分岐へ
戻り、今度は二等三角点建つ雪彦山(三辻山)へ向かいましょう。杉の植林の中を登れば雪彦山。

雪彦山(三角点)
注意標識
通行不能看板

周りを植林で囲まれていて眺望は皆無です。もう、午後2時を過ぎたので下山しましょう。千畳平へ
戻り、同じ道を帰るのも何なので三ヶ谷滝への道を下りますが、滝分岐には台風災害で通行不能の
標識が建っていてこれ以上進めません。で、近くの風穴を見に向かいます。伐採地では台風の爪跡

小さな風穴
遊歩道も終わり
鹿ヶ壺山荘

らしき、荒れた遊歩道?余り人が歩かないのか随分と荒れています。やがて正面に風穴の解説板
横を見ると小さな穴が二つ。一つはシダに隠れて良く見えません。此処からも整備されてはいるが
少し荒れた遊歩道を下り、安富グリーンステーションへと戻りました。下山後には"花温泉"でした。

クリックするとわいどびゅう
大天井岳(洞ヶ岳とも)から:クリックするとわいどびゅう
雪彦山の花と鹿ヶ壺
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ツリフネソウ フシグロセンノウ ヤマジノホトトギス
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ツルリンドウ ミヤマママコナ マツカゼソウ
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尻壺 五郎在壺 駒ノ立洞:底無 鳥ノシコミ
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