ふるさと兵庫百山:再度山(470m) |
山行日 | 2009.12.6(日:晴) | |
山域 | 六甲山系:兵庫県神戸市中央区 | |
コース | 諏訪山公園(20分)燈籠茶屋(30分)猩々池(15分)大龍寺(15分)再度山 再度山(10分)修法ヶ原(25分)鍋蓋山(5分)七三峠(80分)平野祇園神社 |
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標高差 | 約450m | |
総歩行時間 | 約4.5h(撮影:休憩含む) |
自宅近くから望む再度山(中央)左は鍋蓋山:右は摩耶山 |
再度山(ふたたびさん)。古くは摩尼山と呼ばれていたこの山は、弘法大師が唐に留学するに際し 安全祈願に詣られ無事日本へ帰国後に再び登り、お礼参りされた事に由来します。山頂直下の 大龍寺は六甲全山縦走路に辺り何時も賑わっていますが、再度山山頂はルートから外れていて |
訪れる人も少ないですね。今回、弘法大師が登られたと言う"大師道"の一つ、諏訪山公園から 山手学園、猩々池、大龍寺を経由して登りましょう。神戸市営バスを諏訪山公園下で下車です。 公園西側から舗装路を緩やかに登ります。紅葉も終盤を迎えた山手学園を抜け再度谷川沿いを |
登ると20分程で燈籠茶屋。大師道は右手に続いています。再度谷川を渡ると一気に深山幽谷^^) 名残の紅葉が陽射しで真っ赤に染まっています。再び再度谷川を渡り直し、階段を登れば一休亭 この先、何度か再度谷川を渡ると二本松林道に出合います。林道脇には猩々池。この猩々池は |
1816年に造られた潅漑用溜池。完成時に猩々の謡曲で祝った事でその名が付いたそうです。 池畔で一息ついて再び歩き出しましょう。やがて最後の民家を抜けるとシイやスダジイの木茂る 鬱蒼とした森。此処から古道らしい趣きある参拝道。突然眼の前にMTBに跨った若者数名に^^) |
思わず立止まる。やがて善助茶屋跡への道を右に見送ると大龍寺への石段。登り切った小広場が 六甲全山縦走路との十字路。左は鍋蓋山から菊水山、右は市が原から摩耶山方面です。正面に 仁王門。仁王門を潜れば石段沿いに西国三十三観音が並ぶ。石段を登れば本堂(大師堂)です。 |
寺伝によれば、神護景雲2年(768年)和気清麻呂によって摩尼山山頂近くの南斜面に開かれたと される名刹。本尊は聖如意輪観世音菩薩。再度山頂へは本堂右手、修行大師像前から奥の院へ 九十九折の道脇には沢山の石仏。やがて奥の院に到着です。山頂へは奥の院右手から裏へ回り |
パイプ梯子を登り、少し急坂を登れば弘法大師作と言われる亀石。更に登れば神戸市道路公社 基準点が埋め込まれた再度山山頂。山頂は雑木に囲まれ全く展望無し。証拠写真を撮影すれば とっとと西へ下ります^^)僅かな踏み跡を辿ると再度越の登山道と合流します。右手に少し下れば |
修法ヶ原(しおがはら0rしゅうほうがはら)池。池畔は沢山の登山者で大賑わい。何でも神戸市民 登山の方々とか。修法ヶ原の名は空海が修法に励んだ事に由来。でも私が子供の頃は塩ヶ原の 方が一般的だった記憶が・・・^^)その修法の地は再度公園西側。森林整備事務所の北側を少し |
入れば石塔と大師堂。此処から更に西へ向うと鍋蓋北道に合流し今度は鍋蓋山へと向います。 木漏れ日射す雑木林を緩やかに登ると六甲全山縦走路に突き当たりました。鍋蓋山へは右に 進み、僅かに下ると七三峠への分岐、分岐を左に見送り再び登り返せば鍋蓋山頂(486.5m)。 |
山頂には数組の登山者が昼食中。展望は足下に神戸の街並みが一望。遠くは霞んで良く見え ませんが、須磨アルプスから明石海峡大橋越しに淡路島が随分近くに見えます。軽く昼食後は 少し戻って七三峠から平野谷へと下ります。藪椿咲き始めた道を下ると七三峠。右へ進み次の |
分岐は左へ、そのまま小さくup:downしながら徐々に下り、鉄塔下を潜ると僅かで二本松林道。 この先、平野谷と天王谷分岐。今回は天王谷へと下りましょう。この先も緩やかに何度もupdown やがて右下に山麓バイパス天王谷IC、更に樹間から神戸の街並みが近付き、二度の鉄塔下を |
潜るとトラロープ下がるザレた岩場。滑り易い急坂を尚も下ると民家が現れ僅かで旧有馬街道。 この先、旧道を下れば平野祇園神社。境内に立ち寄り無事を感謝して石段を下り有馬街道を 渡って、お目当ての温泉へGO^^)神戸の市街地に建つ天然温泉"湊山温泉"でノンビリでした。 |
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鍋蓋山から180度(クリックするとわいどびゅう) |
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