ふるさと兵庫百山:観音山(245.0m)

山行日 2010.4.4(日:晴)
山域 中国山地:兵庫県新温泉町浜坂
コース 相応峰寺(30分)仁王門(15分)本堂圓通殿(5分)観音山
観音山(5分)本堂圓通殿(30分)岸田川河口(15分)相応峰寺
標高差 約240m
総歩行時間 約2.0h(撮影:休憩含む)

浜坂海岸から望む観音山
浜坂海岸から望む観音山
相応峰寺
駐車場
観音山登山口

自宅から実に片道180kmと随分遠い観音山。観音山近くの三成山と合せ二山一気に兵庫百山を
潰しましょう^^)国道9号線は湯村温泉先の出合橋を右折して浜坂へ向かいます。登山口は浜坂町
清富の相応峰寺。車を寺前の駐車場に止め右手から登り始めます。参道脇には西国三十三ヶ所と

階段状の参道
石仏建つ参道
向こうに日本海

四国八十八ヶ所の寺名を記した石仏が配置され登りながらお参りが出来ます。足下には日本海側
特有種のナガハシスミレ、ムラサキケマン、イカリソウ、ヤマネコノメソウ等が見頃。やがて五丁目の
標識を過ぎればミスミソウの葉っぱが見られるが花がない?既に花時は過ぎたのかも知れないね^^)

日本海が見える
仁王門
作善上人の墓への分岐

右手樹間越しに日本海が垣間見えて来ると正面に仁王門。チョッと中を覗けば真っ赤に塗られた
阿形と吽形。仁王門を潜れば直ぐに作善上人の墓への分岐。チョッと寄り道しましょう。作善上人
とは矢城の観音島付近で観音像を勧請して相応峰寺に安置された上人。突き当たりに苔生した

作善上人の墓
十丁目の鐘楼
展望台

2m程の五輪の塔が建ち"当山開山・作善上人御廟"と書かれています。再び分岐に戻って少し
下れば十丁目の標識と鐘楼。心を込めて鐘を三度撞けば願いが叶うとか?勿論撞きましたよ^^)
鐘楼を過ぎれば左に展望台。南にはこの後に向かう三成山が望め足下には浜坂の町が一望。

沢山の幟
相応峰寺本堂圓通殿
庫裏の横から

更に奥へ向かうと沢山の幟の先には相応峰寺本堂圓通殿。重文の十一面観世音菩薩が祀られ
ているそう。榧の一木造りの観音像で春の祭礼には年に一度4月18日にご開帳が行われます。
山頂へは本堂左の庫裏横を抜け、僅かに登れば三角点埋まる観音山山頂。山頂からは左側に

右手に曲がり
観音山山頂
作業用モノレール

矢城ヶ鼻から浜坂港、右側に但馬御火浦海岸と日本海が広がっています。展望を楽しみ下山は
庫裏前の作業用モノレールの向こうに続いています。最初こそ潅木茂る薄暗い道ですが、やがて
明るい尾根道に代わり潅木越しに右に日本海、左に浜坂の街並みが見え隠れ。思いの外急な

明るい尾根道
河口が
桜咲く

尾根道がやがて海岸へと向って下って続き、降り立てば矢田川の河口でした^^)辺りには沢山の
ハマダイコンが見頃。この先、浜坂温泉保養荘前から白馬公園の花の道を抜けて相応峰寺へと
戻りました。次の三成山へ向けて梅花藻の自生地で有名な田君川を遡り、登山口の後山集落へ

クリックするとわいどびゅう
観音山山頂から180度(クリックするとわいどびゅう)
観音山の眺望と花達
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三成山 矢城ヶ鼻と浜坂港 鬼門崎と但馬御火浦海岸
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ナガハシスミレ イカリソウ ニリンソウ
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ナガハシスミレ・ミスミソウ(実)・ニリンソウ・ツルシキミ・ホウチャクソウ(蕾)・ハマダイコン
シャガ・ウマノアシガタ・ネコノメソウ・ミミナグサ・サギゴケ・ムラサキケマン・イカリソウ
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