ふるさと兵庫百山:三久安山(1123.2m) |
山行日 | 2009.11.8(日:晴) | |
山域 | 中国山地:兵庫県宍粟市 | |
コース | 野外活動センター(20分)三久安山登山口(60分)P981(50分)三久安山 三久安山(30分)ハシゴ道分岐(60分)三久安山登山口(20分)野外活動センター |
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標高差 | 約640m | |
総歩行時間 | 約4.5h(撮影:休憩含む) |
赤谷山から望む右、三久安山 |
三久安山(さんきゅうあんざん)は"宍粟50名山"にも選ばれています。登山口は兵庫百山では東の 一宮町溝谷からですが、8月の台風で林道が荒れているらしい?で、西の音水湖畔は姫路市野外 活動センター前から登ります。数々のレポでは三久安林道終点迄、車が進入出来ると書かれてい |
ますが此方も入口近くに土砂崩れの痕跡。従って林道入口に駐車し歩き始めましょう。林道入口の モミジは真っ赤に色付いていますね。落葉や土砂が散乱する舗装林道を緩やかに登ります。概ね 25分も歩けば林道終点。右は阿舎利山、三久安山へは左へ向かいます。登山口で姫路から来た |
宍粟50山完登を目指してる若者と一緒になる。沢沿いから直ぐに左へ折れると茅生茂る登山道。 時には背丈を越える、深〜い茅と暫く格闘です^^)やがて左手に伐採地。伐採地脇を登ると対面の 尾根はモザイク模様に染まっている^^)伐採地を登り切れば植林地。暫くは喘ぎながらの急登だ。 |
植林を抜ければクヌギやミズナラの自然林。時々ブナも見受けられる。紅葉のピークは過ぎてるが カエデ類は赤や黄に染まり気持ちの良い尾根歩き。共同アンテナを過ぎればP981。南を見れば 逆光に阿舎利山がシルエット。この先、ブナの巨木立つ尾根の小ピークを2-3度、up:downする。 |
ブナやミズナラの残り黄葉を楽しむとP1110分岐。右手から一宮町からの登山道(通称ハシゴ道)と 合流しました。山頂へは左へ小さく下りますが、辺りは見事なブナの森。下り切った鞍部からは少し 登り返せば三久安山山頂。真新しい標識が建っていますね。先客は10人程の団体と姫路の青年。 |
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山頂からの展望は木々に遮られ、北に樹間越しに氷ノ山、藤無山。南に一山、東山が辛うじて。 暖かな山頂でゆっくりと昼食を済ませ、眺望を求め尾根を東へ少し歩くと三の丸から氷ノ山が良く 見える。姫路の青年は下山後に同じ宍粟50山"日ノ原山"に向かうそうでP1110分岐でお別れ。 |
此方はピストンでは面白くないので、ハシゴ道を辿り三久安林道へと回りましょう。此方の登山道も 見事なブナの森が広がっています。下草にはアセビやシキミが加わり少々煩いが、やがてハシゴ道 分岐。この先からは薄い踏み跡程の道が続きますが、尾根の町界標やピンクのリボンを拾いながら |
徐々に高度を下げます。大岩は左から巻き、急な斜面を下ると獣除けネット。暫くはネットに沿って 下ると東側が明るく開ける。此処も伐採地ですね。須留ヶ峰、笠杉山、段ヶ峰等の展望が広がる。 ネットの東は潅木が煩いので西の植林の中を下ります。伐採地が切れる頃、新しい三角点標識。 |
此処まで下ると分岐が近い?で、眼を皿にしてリボンを追い掛けます^^)やや西向きに転進し少し 下るとやっと標識が現れホッと一安心。が、此処から林道迄が激下り^^)自然林から植林へと変わ ると更に傾斜が増す上に、リボンの間隔が開き追い掛けるのに必死だ^^)やがて沢音が聞こえて 来ると下方に林道が見え上手く着地した。下山後は原不動滝へ寄り、波賀温泉"楓湯"でした。 |
三久安山伐採地から180度(クリックするとわいどびゅう) |
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