ふるさと兵庫の50山+8・妙見山(660m) |
山行日 | 2008.11.22 | |
山域 | 北摂山地:兵庫県川西市:大阪府豊能町・能勢町 | |
コース | 妙見口駅〜初谷渓谷コース〜(110分)妙見山 妙見山(90分)妙見奥の院(30分)倉垣バス停 |
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標高差 | 約460m | |
総歩行時間 | 約5.0h(休憩含む) |
我、ふるさと兵庫の50山+8も今日の能勢の妙見山ただ一つとなりました。既に妙見山には10年近く前に 登っていますがレポの為の再登山です。今回阪急電鉄発行の"能勢妙見山周遊パス"で向かいましょう。 三宮から十三、川西能勢口、山下と乗り換え、能勢電鉄妙見口に到着したのが10時15分。妙見山には 稜線コース、新滝コース、天台山コース、初谷渓谷コースと沢山のコースが有りますが、今回初谷渓谷を |
登るので、駅から戻るように道路端を歩きます。国道の吉川交差点を横断し、初谷川沿いに集落奥へと。 10分も歩けば天台山との分岐。此処は左へ向かい、民家を抜けて奥橋を渡れば、落葉敷詰めた林道。 入口に何故かトーテムポールが4本^^)この後は初谷川沿いに緩やかに続く林道を歩きます。やや薄暗い |
木立の中に"大阪みどりの百選"の碑も建っている。幾つかの堰堤を過ぎると、流れに土管が敷かれ 対岸に渡る。この先何度も何度も流れを渡り返し、最終的には右岸を登ります。やがて空が開けると ススキが茂る小さな広場。僅かに傾斜が増した登山道の先少しに水場。更に登ると鬱蒼とした杉林。 その上にはガードレールが見えて来ました。道は左へと曲がっていますが此処は右へのショートカット |
道へと向かいます。やがて車道に飛び出し、暫く車道を歩くと左に"おおさか環状自然歩道"の標識。 標識に従い左へ向かうが再び直ぐに車道へ突き当たる。車道を横断すると急な階段。階段を登り 木の根の急坂を登ると左に大きな石の鳥居。上部には妙見大菩薩と書かれています。鳥居を潜り 僅かに登れば妙見山頂回遊道に出ました。山頂へは左に進みます。僅かに下ると妙見宮への参道。 |
妙見山の山頂へは参道途中を右に折れ、落葉著しいモミジの間を登ると眼前に青銅製の大きな塔。 四等三角点はこの裏手に埋まっていますね。山頂からの展望は、回りの木々に阻まれ皆無ですが 参道を登り切った信徒会館"星嶺"のテラスからは大阪湾を始め六甲や北摂の山並みが視界一杯に 広がっています。所でこの信徒会館"星嶺(せいれい)"妙見信仰は中国の北辰信仰が源と言われ。 |
北極星を星の王、北斗七星をその家来として崇め、後に仏教と融合して妙見菩薩を北極星の化身と した事から妙見菩薩信仰となったと考えられ、見上げれば能勢家の家紋の矢筈、上空からは星型と 珍しいガラス張りの建造物です。展望を楽しみながら昼食を済ませ、さあ、時間は未だタップリ残って |
いるので、奥の院へと足を延ばしましょう。妙見宮の山門を潜り、開運殿で手を合わせ門前町を抜け 本瀧寺へと向います。石段を下れば大阪府下では珍しいブナの森。大きい物では幹回り2m以上も 少し急な参道を下ると幹が二股に分かれた大きな杉。更に下れば水行場が見えて来ました。此処が |
本瀧寺ですね。境内の大きなモミジは真っ赤に色付いています。本瀧寺を横目に石段を下れば道路 その道路を横断し更に下れば凄く急な石段。階段を下り苔生した橋を渡り道成りに進めば野間峠の 少し東に突き当たりました。此処から200m程車道を下れば右手に奥の院への石の鳥居。再び車道を |
離れ杉林の中を歩きますが、ホンの僅かで野間大原の町中に出ます。十字路の標識を確認しながら 道路を横断し更に奥へと進みます。この辺り、やたらと犬の鳴き声が聞こえるなと思えばNPO法人の 動物愛護センターからでした。施設を過ぎれば再び静かな自然歩道歩き^^)。道成りに歩けば左手に |
灌漑用の溜池、今谷池が現れました。土手では釣り人がノンビリと釣り糸を垂れていますね。直ぐ先 には、ログハウス風の建築物。此れは"大阪みどりのトラスト協会"の活動拠点の一つですね。前方に 二輪車除け?の柵。此処を過ぎれば谷は狭まり傾斜も増します。やがて急な階段を登れば小さな峠 |
峠を右に下れば堀越峠から歌垣山へと続いています。奥の院へは左へ向います。落葉積もる山道を 掃除されている方に出会いました。奥の院の方でしょう?ご苦労様です。山道を少し回り込むと石段。 石段を登れば社務所、更にもう一つ石段を登れば奥之院本殿。参拝を済ませ裏手に登るとアカガシや |
モミジに囲まれて八大竜王等の碑や鐘撞堂が在る。そろそろ下山の時間。社務所でバスの時間を聞くと 既に出た後だ^^)次のバス迄小1時間、ならば堀越峠に向いましょう。峠に戻り北へ向って下ると僅かで 舗装路。更に下ると堀越峠。真直ぐ進めば歌垣山ですがバスに間に合わ無くなるので、このまま府道を 倉垣バス停へと向います。バス停に着いたのが15時過ぎ、15時21分のバスに乗り妙見口に戻りました。 |
中央奥に大阪湾、右手には六甲連山:妙見山から |