ふるさと兵庫の50山+8・須留ヶ峰(1054m)

山行日 2008.4.12
コース 餅耕地登山口〜(60分)林道出合〜(60分)大杉山
大杉山〜(30分)須留ヶ峰ピストン〜(90分)餅耕地登山口
標高差 約400m
総歩行時間 約4.5h(含む休憩)

麓の建屋集落から見る須留ヶ峰.須留ヶ峰は中央奥
麓の建屋集落から見る右:大杉山.須留ヶ峰は中央奥
登山口への標識 石の鳥居 林道は更に奥へ

ふるさと兵庫の50山+8も残す所、後6山。しかも1000m越峰は今回の須留ヶ峰だけ!!
ガイドブックでは登山口は北麓の宮本、西麓の田淵からだが、何れも神戸からは遠い
敢えて今回は東麓の餅耕地(もちごうち)から登ります。播但道を朝来ICで降り、左折。

此処に車を止めて 山頂への標識 最初の丸太橋

県道70号線を北上します。八代トンネルを抜けると建屋(たきのや)集落を避ける様に
付けられたバイパスを通ると餅耕地への標識。此処を左折し集落奥へと向かう。棚田
脇に付けられた細い道を進み集落を抜けると石の鳥居。標識によると右は一般コース

苔生した石が綺麗だ 沢沿いの植林の中を 大石

直進すればベテランコースと。でも、良く見ると一般コースは林道歩きの様子。じゃあ
ベテランコースで登りましょう。更に林道を1km程進むと標識立つ三叉路。先客が1台
更に50m程奥に進むと林道の終点。支度しますがこの山域は山蛭の宝庫だそうだ^^)

落ちた標識 最後の丸太橋 獣除けネット

念の為、ディート入り虫除けを足元に降り掛け出発します。暫くは餅耕地川源流域に
向かって沢沿いの道を歩きます。丸太橋を何度か渡り大石と名付けられた岩横を抜け
辺りの苔生した岩には彼方此方にミヤマカタバミ、ヤマネコノメソウ、チャルメルソウ等

標識 二筋の滝が見える 崩壊地?を

が咲いています。良く見ると赤い蕊に白い小さな花が!?如何やらシロバナネコノメソウ
の様だ^^)帰路にジックリと観察しましょう。やがて沢向こうに獣除けネット。ネットを潜った
先には二筋の滝が見えます。標識には300m先に岩滝とありますがどうも更に上流の様

二つ目のネット 林道に出合う 林道終点

道は此処から右上、崩壊地脇へと続いています。この辺り日当たりが良いのか足下に
スミレ類やヤマルリソウが咲いています。慎重に登り詰めると二つ目の獣除けネットが。
すぐ先で林道と出合いました。この林道随分荒れている様だ。林道脇には真っ白な

振り返ればさのう高原が ネット沿いに 大杉山が

コブシの花。100mも歩けば林道終点。振り返ればさのう高原が見えます。ネット沿いの
支尾根は少々傾斜がキツイ^^)所々樹間越しに大杉山が垣間見える。やがて源流域の
小さな流れを渡り一登りすると、コナラやクヌギの林。落ち葉積もる細い道が緩やかに

コナラの雑木林 主尾根の鞍部 アセビの森を

続いています。暫くで尾根の鞍部に到着しました。此処は右へ曲がります。因みに左は
小須留ヶ峰へ続いている様だ。この先、アセビの森を抜け杉林、ブナ混じりの雑木林と
変化する景色が良い感じ^^)時には樹間から麓の餅耕地や建屋の集落が垣間見える。

麓の餅耕地集落が ブナ混じりの尾根道 大杉山山頂

お天気は登り初めと比べると、随分と青空の占める割合が増えて来ましたね^^)さあ!!
漸く大杉山に到着です。山頂は噂に違わず北側の展望が素晴らしい^^)少し霞んでは
いるが、西の須留ガ峰から遠く氷ノ山.鉢伏山.妙見山から東の粟鹿山方面迄。眼下に

山頂直下の大杉 ブナ混じりの稜線 須留ヶ峰山頂

御祓山と麓の大屋の町並みも見える。一息入れ須留ヶ峰へと進みましょう。直下には
山名の由来に成った大杉。稜線は葉を落としたブナ混じりの明るい林。2度ピークを
越えれば須留ガ峰山頂。展望は北に僅かに開けてるだけ^0^)写真を撮り大杉山へと
戻り、展望を眺めつ遅めの昼食。下山は同じ道で下り、樽見の大桜へと向かった。

クリックするとわいどびゅう
大杉山から北の展望(クリックするとわいどびゅう)
大杉山:須留ヶ峰で出逢った花達
ミヤマカタバミ ヤマネコノメソウ コチャルメルソウ
ミヤマカタバミ ヤマネコノメソウ コチャルメルソウ
シロバナネコノメソウ シロバナネコノメソウ
シロバナネコノメソウ シロバナネコノメソウ
樽見の大桜
樽見の大桜登山口 大勢の見物客と共に 元、桑畑を登ると
樹齢千年と言われる樽見の大桜(エドヒガン) 高さ20m、幹周り5.2m、根周り8m


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