花の山旅:伊吹山北尾根(1377m)

山行 2004.5.12
山域 伊吹山系
コース 伊吹山三合目〜伊吹山〜伊吹山ドライブウェイ〜御座峰
御座峰〜伊吹山〜伊吹山三合目
標高差 約720m
総歩行時間 約7.5時間

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麓から見る伊吹山 3合目 伊吹山を見上げる

GW後、お天気が安定せず暫く山に出掛けていない。幸い天気予報で2日間程、天気が
良いとの予報^0^)以前から気になっていた伊吹山北尾根に的を絞る。前日の夜10時過ぎに
自宅を出発。阪高北神戸線から中国道・名神道と乗継、彦根IC手前の多賀SAで仮眠。

翌朝5時過ぎに目覚め、米原ICで高速を降り、伊吹山登山口に向け走る。先客は無し。
身支度し出発したのが6時過ぎ。早速オドリコソウの大群落がお出迎え。雪のないスキー
場を5合目に向け歩くが正面には緩やかな緑の草原が広がり、其の先には急角度で

此処から登山道 5合目 6合目

立上がる山頂への稜線が見渡せる。第4リフト降り場から道は右手に曲がり本格的な
登山道へと変わる。登るに連れ傾斜が増すが、至る所にタチツボスミレ、オドリコソウ
ミヤマキンポウゲ等が咲いていて苦にならない。5合目の小屋を過ぎ九十九折れの

道を登り、古いコンクリートの建物跡付近から振返ると山麓に広がる田園風景。
その向こうに鈴鹿の山並みが朝霧の中に淡く望める。ゴロタ石の道は歩き難く
所々には泥濘もある。6・7合目を過ぎ8合目辺りから更に急な登りに!!更に朝日が

伊吹山五合目から振り返ると
8合目 9合目 山頂には日本武尊の像

射し始め非常に眩しく急いでサングラスを掛ける。日陰が無いので夏場の登山では
この日差しが脅威に!!8合目を過ぎ、9合目の標識が見え始めると傾斜も緩み頂上台地の
一角に到着する。此処からは周遊路に代わり山頂迄一登り。山小屋の並ぶ山頂の一角
には日本武尊の像が建つ。辺りを見回すが流石に誰もいない^0^)山頂から北
には雪を被った白山、その左に能郷白山更に東を見ると薄っすらと御嶽山も見える。

オドリコソウ(白) オドリコソウ(ピンク)
オドリコソウ(白):シソ科 オドリコソウ(ピンク):シソ科
伊吹山から北尾根を望む
伊吹山から北尾根を望む
北尾根を望む 此処から北尾根へ 振り返ると伊吹山が

一休み後、駐車場から伊吹山ドライブウェイを北尾根取り付き静馬ヶ原へ向け
歩き出す。駐車場から約1km程の道程か?半分程歩いた所でドライブウェイを
上がって来る。車と擦れ違う。ヘアピンカーブを3度程。曲がった所でガードレールの
切れ目。此処が取り付き一旦下ると岐阜側『さざれ石公園』からの道と合流。其のまま
直進し、一度登り返すとこの先歩く北尾根の全貌が望める。此処からの登山道は
物凄くぬかるみ非常に滑り易い。慎重に足を運びながら歩こう^0^)

静馬ヶ原の分岐 滑り易い登山道 御座峰山頂

足下にはヒトリシズカ・サンカヨウ・ユキザサやイブキの名を冠したイブキハタザオ
フタバアオイ等々沢山の花々が咲き乱れ、さすが花の山の名に恥じない。
小さなピークを3度程越えると御座峰の山頂。丁度北尾根の半分程か?既に
歩き始めて4時間を軽く越え流石に帰りの事を考えると此処が限度か^0^)一息入れ
来た道を戻る。此処まで誰一人会う人は居無かったが帰る道で多くの登山者と
擦れ違った。下山後近くの『ジョイ伊吹』に立寄り、今日の疲れを落とす^0^)

ヒトリシズカ ユキザサ
ヒトリシズカ:センリョウ科 ユキザサ:ユリ科
イブキハタザオ サンカヨウ
イブキハタザオ:アブラナ科 サンカヨウ:メギ科
ルイヨウボタン:メギ科 ツクバネソウ
ルイヨウボタン:メギ科 ツクバネソウ:ユリ科
クリックするとわいどびゅう(パノラマ写真)
伊吹山山頂から:北側を望む

 

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