山懐に棚田を抱く;北摂の三草山(564m)

山行日 2004.11.21
山域 北摂:大阪府能勢
コース 慈眼寺(30分)ゼフィルスの森(20分)三草山
三草山(15分)才ノ神峠(15分)長谷
標高差 約310m
総歩行時間 約2.5h
   
ドーム状の三草山 おおさか環状自然歩道の標識 民家が途切れると

北摂とは旧摂津国の北部、つまり大阪北部と兵庫南東部.北部を指しますが、此処には大都会
大阪近郊とは思えない棚田を中心としたのどかな田園風景が広がっている。今日はその中でも
ほぼ、真ん中に端正なドーム状の山容を見せる三草山に登ろう。自宅から三田市を抜け猪名川
町を通り大阪府能勢町神山の慈眼寺を目指す。車を慈眼寺横の空地に止め、西に少し進むと
左手にはおおさか環状自然歩道の標識。標識に従い舗装道路を南に詰めるとやがて民家が

清山寺跡 ゼフィルスの森ゲート 手入れされた雑木林

途絶え 、三草山清山寺跡の標識とゼフィルスの森の解説板がある。右手に続く道を緩やかに
登り、小さな背を越えるとゼフィルスの森のゲート。ゼフィルスとは石英閃緑岩が風化し粘土質の
赤土に生えるナラガシワ等に依存するミドリシジミ類の蝶の事。大阪みどりのトラスト協会が
ボランティアと共に保護活動している。ゲートを抜けると良く手入れされた雑木林が、緩やかな
斜面に続く僅かに登ると一度下り、木の階段状の道を登り返せば小広い台地状の三草山山頂。

この階段を登ると 三草山山頂 登山道を塞ぐ倒木

山頂には三等三角点が埋まり、南から西への眺望が開けている。妙見山、明ガ田尾山、
五月山から都会の街並みを挟んで中山連山、六甲山への稜線が続く。西には羽束山や
大船山、大野山も間近に見える。山頂を横切り反対方向へ進み、雑木林の急坂を下り
西に向きを変え、先日の台風での倒木を過ぎ、木の階段状の道を下れば才ノ神峠。

才ノ神峠 舗装林道を下ると 長谷の棚田を望む

江戸時代の石彫りの道標が立つ才ノ神峠には8本もの道が通じている。降立った直ぐ右の
道を選び舗装された林道を下れば、目の前に広がるのは前方、剣尾山や横尾山、眼下には
長谷の棚田が広がっている。暫し棚田を上がったり下ったりしながらパノラマ写真に納める。
棚田の畦にはタチツボスミレやカワラナデシコ、ホトケノザ等の返り花が見受けられる。
大都会大阪のホンの近くに日本の原風景が残っているとは意外な嬉しさだった。
お約束の温泉は近くの『汐の湯温泉』でした。

三草山山頂から南を
三草山山頂から南方面を望む
三草山山頂から西を
三草山山頂から西方面を望む
クリックするとわいどびゅう(パノラマ)
長谷の棚田(クリックするとわいどびゅう:パノラマ写真)
棚田で見付けた返り花
タチツボスミレ カワラナデシコ ホトケノザ
タチツボスミレ カワラナデシコ ホトケノザ

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