グリーンシャワーを浴びて・芦生の森:櫃倉谷 |
山行日 | 2010.6.25 |
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山域 | 若丹国境尾根:京都府:南丹市 | |
コース | 須後(35分)櫃倉谷分岐(100分)下谷(55分)中山(10分)長治谷小屋 長治谷小屋(10分)上谷(60分)杉尾峠(25分)櫃倉谷(80分)横山峠 横山峠(10分)櫃倉林道(30分)内杉林道(40分)須後 花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!! |
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標高差 | 約500m |
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総歩行時間 | 約8.0h(含む休憩) |
梅雨真っ只中^^)でも、今日の天気予報で雨は夕方迄持ちそうだと???じゃあ少々の雨でも 楽しめる芦生の森へ。芦生へは実に4年振りだ。茅葺の里・美山を通り過ぎて須後の駐車所へ 着いたのが8時10分頃。流石に平日、車は一台も止まっていません。先ずは京大芦生研究林 |
事務所前のポストに入林届を提出し、正門手前の内杉線へ左折します。林道脇には真っ白な オオバギボウシ、コアジサイは 涼しげな薄青色、チョット不気味なギンリョウソウ^^)強烈な紅色の ヤマツツジが咲いている。30分程も歩いた頃に櫃倉谷川に架かる落合橋を渡ると、内杉線から |
櫃倉線へと左折します。此方は内杉線と違ってダートの林道です。林道脇の樹々は萌黄色。 正にグリーンのシャワー^^)やがて林道終点に到着です。右に曲がって櫃倉谷川の流れを渡れ ば横山峠ですが、今日の足下は長靴だ^^)このまま流れを遡り水遊びとしましょう。暫くの長雨で |
水量が多いのかと思っていたがそれ程でも無いネ。保水力の強い芦生の森だからかな?やがて 中ノツボ谷出合。少し寄り道しよう。あれ?中ノツボ谷へは立入禁止の トラロープ。そう言えばここ 2-3年続けて、滑落死亡事故が発生だとか?勿論、滝登りはしない。最下流の滝を見たいだけ |
なのでお邪魔します^^)僅かに5分も歩けば滝音が聞こえて来ますが、滝壺へは手前の濡れた 大きな岩を乗り越さなければ近付けない。此処はアッサリ諦めて引き返しましょう^^)再び流れに 沿って上流へ向います。この先、幾度と無く渡渉しますが長靴だと水濡れを気にしなくても良く |
ジャブジャブ歩けます。坂谷出合を過ぎれば苔生したトチノキ、ホウノキ、ミズナラ等の巨木に ブナも混じる渓流の森。渓流沿いにはコンロンソウ、オオバミゾホウズキ、タツナミソウ、ミヤマ ヨメナ等が咲いている。広かった谷幅は徐々に狭くなり、随分上流域へと遡って来ましたね。 |
そろそろ尾根へ駆け上がる筈ですが上り口が見当たりません??少し戻って辺りを見回すと 少し下流の左手に僅かな踏み跡。そう、谷を詰め過ぎた様です^^)此処から今回一番の急坂^^) 僅かに10分程の登りですが、標高差約100mの一気登りで林道に出合いました。時間は既に |
12時近く、登山口を出発してから4時間が経とうとしています。取り合えず杉尾峠迄行ってから 昼食とその後のルートを考えましょう。林道を左へ僅かで杉尾峠入口。階段状の道を回り込めば 樹間から日本海が見える尾根ですが霞んでいて見えません。その先、少し下れば杉尾峠です。 |
昼食を摂りながら、さて、この後は何処を歩こうかと考えますがいざ歩き出すと足が勝手に 上谷へと向かって歩き出してしまいました^^)下り始めると小さな流れに出会う。由良川の 源流の一つだね^^)覆い被さる様に満開の花を付けたヤマボウシ。上谷は徐々に広がって |
モンドリ谷、桝上谷、岩谷、キエ谷、ウツロ谷と小さな流れを集め、やがて野田畑湿原に 流れ込みます。ブナ、トチノキ、ホウノキ、ミズナラ等の大木に癒されながら長治谷小屋に 到着しました。帰路には扇谷から下谷を歩き、ケヤキ坂を登ってケヤキ峠、ケヤキ峠から |
林道内杉線へと向います。が、出発点の芦生研究林事務所迄は11km少々の林道歩きが 待っています^^)暫くは由良川本流に沿って歩き、やがて下谷へと向かいます。勾配は徐々 に増し、疲れた足に追い討ちを掛ける様に硬い地面が長靴の底から伝わって来る。やはり |
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林道歩きに長靴はダメですね^^)辿り着いたケヤキ峠からは残り7km少々。下り道になるのが 少しは救いか^^)後は林道沿いに咲く花々を探しながらの下山です。メタセコイアの並木道が 現れると林道歩きもそろそろお終い。下山後のお楽しみは"河鹿荘・軽皇子の温"でした。 |
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