比良山系最北の峰・蛇谷ヶ峰(901.7m)

山行日 2010.10.2(土:晴)
山域 比良山系:滋賀県高島市朽木
コース 想い出の森(15分)いきものふれあいの里(60分)カツラの谷(80分)蛇谷ヶ峰
蛇谷ヶ峰(30分)余市谷分岐(40分)想い出の森分岐(30分)想い出の森
花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 約640m
総歩行時間 約5.0h(含む食事・休憩)
   
朽木想い出の森からの蛇谷ヶ峰
朽木想い出の森からの蛇谷ヶ峰
想い出の森駐車場
案内標識
案内標識

珍しくKenちゃんから山のお誘い^^)夏の雲の平周回を当方がドタキャンしたので同行する
のは久し振りだ。行きたい山は?って聞くと、温泉が有るなら何処でもとの返事^^)暫く考え
久しく歩いてない比良山系に決める。比良で温泉と言えば朽木温泉^^)じゃあ蛇谷ヶ峰なら

オグラスの吊橋
ふれあいの里センター
此処からカツラ谷へ

車の移動も無くて温泉に浸かれるので決定。湖西路から朽木を目指し朽木想い出の森へ。
標識に従い知善寺谷に掛かる赤いオグラス吊橋を渡り、いきものふれあいの里へ。オグラス
とは蛇谷ヶ峰の地元での呼び名です。里周辺には遊歩道や観察道が整備されています。

コアジサイ
林道櫃倉線
林道終点

その中からカツラ(指月)の谷への道を辿りましょう。園内の散策路を抜けてカツラの谷入口から
山中に入ります。山腹を緩やかに下り、カツラの大木側の流れを渡って九十九折に登ってから
小さく下ると小広い遊歩道が続く。平坦だった遊歩道が登りに代わると辺りは赤松林。至る所に

長靴で
櫃倉谷川の流れ
中ノツボ谷出合

"松茸山施業地に付き関係者以外立入禁止"の看板。勿論、遊歩道を外れなければOKです。
赤松林を抜けると再び道が緩やかに下り始めます。小さな流れに架かる木橋を渡り先に進むと
カツラの巨木へ→の標識。折角なので一目見て置きましょう^^)ザレた谷沿いを5分程も下れば

立入禁止の案内
大岩の向こうに
中ノツボ谷の滝

幹周り4m以上の立派なカツラの巨木。辺りは白谷雲水峡を思わせる滴る様に苔生した岩々。
再び遊歩道に戻り僅かでカツラの谷に出合う。案内看板に因れば、渓流沿いにはカツラを始め
フサザクラ・オニグルミ・チドリノキ・ウリハダカエデ等、林床にはシダ類が生茂る深山幽谷の趣き

坂谷出合
苔生した場所
小さな滝

だと書かれている。暫くは小滝が連続する沢に沿って登ると小さな祠。道は此処から沢を離れ
左手に続く。支尾根に乗ると階段道が続き、嫌になる頃^^)想い出の森からの道と合流します。
帰路には此方から下りましょう。再び続く階段道ですが、15分程で"さわらび草原"への分岐に

時にはへつりながら
此処から急坂
林道出合

到着すれば山頂迄は、あと200mです。少々滑り易いザレと粘土質の道に足を取られながら
登り切ると二等三角点建つ蛇谷ヶ峰山頂。山頂には先客の学生が4人。此れから武奈ヶ岳へ
縦走するだとか^^)強めの風が吹く山頂で昼食ですがその間にも続々と遣って来る登山者で

杉尾峠入口
杉尾峠
足が勝手に上谷へ

一気に賑わいます。展望は360度ですが霞が酷く足下に広がる琵琶湖さえハッキリ見えない。
南側に見えるのは武奈ヶ岳やコヤマノ岳ですが辛うじて確認出来るだけ。汗も引き寒くなって
来たのでそろそろ下山しましょう。さわらび草原(朽木スキー場)への分岐に戻り、暫しコーヒー

由良川源流
上谷
流れを何度も渡り

ブレイク。周りには沢山の赤トンボが飛び交っています。次のカツラの谷への分岐を右手に
進み、急斜面に長〜く続く階段道を一気に下ると、いきものの里と想い出の森への分岐だ。
此処は想い出の森方面に進みます。再び急斜面を下ると手摺りの有る木道。濡れていて

倒れた巨木
野田畑湿原
長治谷小屋

滑り易いので慎重に下る。やがて沢に架かる丸太橋を渡り、U字状に掘れた枝尾根を歩くと
左下に林道が見え暫くで林道に降り立つ。大きな貯水タンク脇を抜けて尚も下るとキャビンが
建ち並ぶキャンプ場に戻って来ました。下山後のお楽しみは、勿論 "くつき温泉・てんくう"

蛇谷ヶ峰への沢沿いには"
山蛭"が生息しています。同行者の靴下は真赤に染まってました。

蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳(右奥)
蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳(右奥)
蛇谷ヶ峰:カツラ谷の巨木と小滝と花達
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カツラの巨木 カツラ谷の滝 カツラの巨木
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ホツツジ 季節外れのタニウツギ マツカゼソウ
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