紅・更紗には少し・・・笛石山(894.6m)〜後山(1344.6m)

山行日 2011.6.4(土)晴
山域 中国山地:兵庫県宍粟市・岡山県美作市
コース 松ノ木橋駐車場(5分)笛石山登山口(90分)笛石山(100分)板馬見渓谷分岐
板馬見渓谷分岐(40分)後山(90分)後山登山口(45分)松ノ木橋駐車場

花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 約980m
総歩行時間 約6.0h(含む休憩)
 
南麓から見る笛石山・奥に後山
南麓から見る笛石山・奥に後山
行者の霊水前駐車場
不動明王堂
笛石登山口

ベニドウダン・サラサドウダンの開花を期待して、宍粟50名山は笛石山から後山へ向かおう。
松ノ木橋の袂、行者霊水前に車を止めて板馬見渓谷林道を辿ります。直ぐにお迎え行者像と
不動明王堂。その上に架かる木橋が笛石山登山口。橋を渡り沢沿いの植林に続く登山道を

植林の登山道
沢に沿って
獣除けネットに沿って

登る。2度程沢を渡ると右岸沿いの滑り易い急斜面。九十九折に登ると右手に獣除けネット
ネットと付かず離れず登ると伐採地。振り返れば植松山に大甲山が霞の中。伐採地を右に
更に登れば猫石への標識。本物は苦手だが石ならと寄り道^^)
2-3分も歩けば眼下に大岩

猫石分岐
猫石
笛石山山頂

如何見れば猫に見えるのか判らずグルリ一周?撮影だけ済ませピンクリボンに導かれ山頂へ
山頂らしく無いが三等三角点と新しい宍粟50名山の山名標識。展望は北に僅かに開けるが
梅雨時の水蒸気を多量に含んだ空模様で今一つハッキリしない。笛石山山頂から尾根伝いに

振り返れば
尾根の登山道
案内標識

西へと向かえば後山。此処までに咲いているのはフタリシズカにコガクウツギ・タニウツギ。
目当てのベニドウダンにサラサドウダンは皆目。尾根通しの縦走路は痩せた岩尾根や倒木
帯、小広い尾根等と目まぐるしく変わる。やがて前方に後山が見えて来るが随分遠いね^^)

後山が
咲き始めのベニドウダンツツジ
ブナの木が

標高が1000mを越えた辺りで漸くベニドウダンにご対面、未だ咲き始めたばかりの様で初々
しい。やはり今年の花期は遅れていて花時の遅いサラサドウダンは咲いているのだろうか?
やがてブナの木が目立ち始めると松ノ木(一般コース)からの道と合流。辺りは見事なブナ林

松ノ木からと合流
新緑のブナ林
行者コース分岐

この辺りで漸くサラサドウダンを目にするが、開き始めたばかりで更紗模様がハッキリしない。
更に進むと行者コースと合流。後山山頂迄残り330m^^)山頂へは熊笹茂る急坂。足元には
チゴユリ・ユキザサ・ギンリョウソウが咲く。漸く辿り着いた後山山頂には先客が2組6人、つい

熊笹茂る
後山山頂
西に船木山・駒ノ尾山

先程迄は大勢の登山客で賑わっていたそうだ。後山は兵庫県では氷ノ山・三室山に次いで
第三位だが岡山県の最高峰です。山頂は樹木に覆われ大展望とは行かないが県境尾根の
西に船木山・駒ノ尾山、北に兵庫第二位の三室山。視界が良ければ氷ノ山も見えるのだが。

植林の急坂
行者コース分岐
木の階段を下れば

帰路には一般コースを板馬見渓谷へ下ります。植林の急斜面を九十九折に下ると行者コース
分岐。更に下れば不動の滝、滝を右手に見送りゴロタ石の沢を下ると避難小屋や旧行場を抜け
後山登山口に降り立つ。此処からは林道を下るが落石や倒木、山抜けと復旧見込の無さそうな
林道を45分程も掛けて下り駐車場へ。下山後は何時もの"エーガイヤ・ちくさ温泉"で湯ったり。

不動の滝
避難小屋?
後山登山口
笛石山〜後山の花達
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コガクウツギ フタリシズカ ユキザサ
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タニウツギ ベニドウダンツツジ サラサドウダンツツジ
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