強風とガスと雨に阻まれて・ 伊吹山ナイトハイク

山行日 2011.7.18(月)荒天
山域 伊吹山地:滋賀県米原市上野
コース 登山口(20分)一合目(30分)二合目(30分)三合目
三合目花畑散策(90分)二合目(10分)一合目(20分)登山口

花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 約550m
総歩行時間 約5.5h(含む仮眠・花散策)
 
三島池越しに見る伊吹山
三島池越しに見る伊吹山

海の日ですが山へ^^)超大型台風6号の接近で午後から雨の予報。で、そろそろ夏の花が
咲き始めただろう伊吹山へナイトハイクで決行だ。深夜の名神道米原ICで降りて登山口の
上野は三之宮神社へ。登山口直近の駐車場は1000円ですが少し離れれば500円だ^^)

三之宮神社
登山口
樹林の登山道

支度を済ませ歩き始めたのが午前1時半過。今日の日の出は午前4時52分なので残りは
3時間少々。三合目迄続く林道が一般車両通行止めになり久し振りに登山口から登ります。
ヘッ電の灯りを頼りに神社脇から登山口へ。樹林帯の登山道をゆっくり登り20分で一合目。
あれ?小雨がパラパラ降り、空は黒っぽい雲に覆われ始めてる。仕方無しに雨具を羽織る。

一合目
前方から下山者が
二合目

一合目からはゲレンデ跡を登るが、前方から早くも下山して来る登山者と出会う。挨拶がてら
話を聞くと、三合目では雨に加え強風とガスが湧いてるので諦めて引き返すとか。全く外れた
天気予報に憤慨^^)するが、せめて三合目に咲いてるだろう??ユウスゲを楽しみに引き続き
足を運ぶ。二合目からは再び樹林帯で気温は低目とは言え湿度が高く全く風も通らないので

二合目上部からの夜景
暗闇に浮かぶ旧伊吹高原ホテル
唯一の灯りは公衆トイレ

一気に汗が噴出す。樹林を抜け三合目手前の花畑迄来ると風に煽られ始めるが、汗を掻いた
体には心地良い^^)先ずは閉鎖されたゴンドラ駅舎を目指して花畑横を登る。やがて暗闇に
浮かぶ伊吹高原ホテル跡に到着。ガスは五合目から上を覆い隠しているので明るくなる迄は
此処で待機しよう。唯一の灯りは公衆トイレか!?上手くすれば此処が雨風除けに成るかと

薄雲に月
朝焼けに浮かぶ旧伊吹高原ホテル
ガス湧く伊吹山の朝焼け

近寄るとシャッターが閉まってる。再び戻り辺りを捜索するとチケット売場跡の戸が開いてる。
小屋内は廃材が散乱してるが丁度椅子も在り雨風を凌ぐには問題無し^^)うとうとしていると
鳥の囀りにヒグラシが鳴き始め目が覚める。外に出ると薄雲架かる月に、見事な朝焼けだ^^)
少し青空も広がっているが、伊吹山を見ると全くガスの中。雨は止んだが相変わらずの強風

三合目
強風に煽られるユウスゲ
下山路

此れでは展望処か山頂に咲く花達も撮影出来まい。スッカリ登頂意欲も萎え辺りの花散策に
切り換えよう。ユウスゲ咲くお花畑を降ったり登ったりするが、強風に煽られたユウスゲ・カワラ
ナデシコ・エゾフウロ・ハクサンフウロ・イブキフウロ・コアザミ・カワラマツバ・クサフジ・クララに
イブキトラノオ等を撮影するのに風待ちタイムばかり^^)結局1時間以上も掛けて何とか撮影。

一合目を見下ろす
振り返れば
登山口に戻る

結局6時過に登って来た道を戻り始めます。二合目への小広い登山道脇にもエゾフウロや
ハクサンフウロにオカトラノオ・タカトウダイ等が咲いている。やがて樹林を抜けた二合目で
ご夫婦が登って来る。その後も一合目迄にも数組の登山者が登って来る。やはり伊吹山は
お天気良くなくても人気の山なのですね^^)結局下山したのは午前7時を過ぎた頃だった。

米原市から長浜市の朝焼け(伊吹山三合目から)
米原市から長浜市の朝焼け(伊吹山三合目から)
伊吹山の花達
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伊吹山の朝焼け ユウスゲ群落 ユウスゲ
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エゾフウロ ハクサンフウロ イブキフウロ
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クサフジ キバナノカワラマツバ アラゲハンゴンソウ
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