視界不良にて!?:仙谷コースから氷ノ山(1510m) |
山行日 | 2012.7.21(土)濃霧のち薄日 |
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山域 | 中国山地:鳥取県・兵庫県 | |
コース | アルパインH前(10分)仙谷登山口(120分)仙谷口分岐(20分)氷ノ山 氷ノ山(15分)仙谷口(40分)氷ノ越(70分)アルパインH前 花を撮影しながらなので時間は参考程度に |
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標高差 | 約650m |
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総歩行時間 | 約5.5h(含む休憩・食事) |
氷ノ越から望む氷ノ山 |
17日に関東甲信越迄一気に梅雨明けだ。なのに"梅雨明け十日"と呼ぶ気象格言はアッサリ外れ 木曜日から週末は雨模様。日曜は仕事なので土曜の天気予報を見ると西へ行くほど回復が早い? って事で仙谷の花が気に成る氷ノ山へ。兵庫・鳥取県境の戸倉峠を越える迄の兵庫側は青空覗き |
内心ラッキー^^)だったがトンネルを越えると雨が・・引き返すのも何なのでアルパインヒュッテ前の 空き地で暫く様子見。20分近く経って漸く雨も上がり、ヒュッテ前からゲレンデ端を登り登山口へ。 すると早くも下山して来るグループ。聞けば濃霧で視界は1-2mだったので引き返して来たとか。 |
取り合えず花の様子見でもと思い歩き出す。暫くは仙谷川の流れに沿って緩やかに登ると杉林から クヌギやコナラ等の自然林に変わる。林床にはヤマアジサイが最盛期を向かえ、ウリノキの花は落花 クサアジサイにギンバイソウがもう一週間後には見頃だろう。早くもキツリフネが咲きだし、栃の大木を |
過ぎれば自然探勝路への分岐。仙谷へは左へ曲がります。此処を少し下り、谷の流れに出会うと 辺りはギンバイソウの群落。流れを渡るとタマガワホトトギスが咲き、徐々にブナが目立ち始めると 傾斜が強くなる。雨上がりの森は湿度100%で不快指数も100、既に汗でグショグショ^^)根曲がり |
ブナを越えると木の梯子に鎖場だが濡れてて良く滑る。3度目の流れで小休止しようと濡れた岩に 乗り移った瞬間、足下をすくわれ尻餅、更に危うく川ポチャ寸前。シコタマ臀部を打ち付け痛い^^) この先、鎖場・濡れた岩場を因り慎重に登りブナの森へ。足下の白く小さな対の花を咲かせるのは |
ツルアリドウシ。匍匐前進するのはツルリンドウだ。ブナの森をゆっくり登ると県境尾根に合流。 仙谷口で少し休憩していると時折陽が射し始めたので山頂へ向かいます。こんなお天気でも 下山する登山者や此れから山頂へと向かう登山者がいらっしゃる。木の根道や岩場を越えると |
甑岩直下だがガスに巻かれて見えない。甑岩は左手から巻き、山頂へ続く木道を登ると オトギリソウにシモツケが咲いている。やがて三角屋根の避難小屋と一等三角点が建つ 氷ノ山山頂。残念ながら辺りの視界は10m程か?鳥取側の展望台すら薄っすらだ。少し |
遅めの昼食がてらガスが切れるのを待つが一向に晴れない。30分近く粘ったが好天の兆しが 無く下山しましょう。仙谷口迄は往路を戻ります。此処から県境尾根を氷ノ越避難小屋へ向って 一気に下ります。滑り易い岩場や木の根道を慎重に下り、途中のブナの原生林を2度抜けると |
氷ノ越避難小屋。此処で最後の休憩としましょう。振り返ればガスが勢い良く流れ時折山頂の 避難小屋が顔を覗かせる。時折吹く風でクールダウンして氷ノ越コースを下ります。このコース ファミリー向きとあって最初こそ急な階段道ですが古の石畳が見えてくると杉檜の中緩やかに |
下って行きます。此方のコースもウリノキの花やギンバイソウ、クサアジサイヤマアジサイ等が 咲き、ヤマジノホトトギスは蕾が膨らみ始めてる。やがて電撃ネットを抜ければキャンプ場に 下り、車道をショートカットで駐車場へと戻る。下山後は、若桜ゆはら温泉"ふれあいの湯"。 |
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