鯖街道を歩く・山森福居から横尾峠:頭巾山(871.0m)

山行日 2012.6.4(月)晴のち曇
山域 丹波山地:京都府南丹市・綾部市・福井県おおい町
コース 山森福居P(5分)横尾登山口(90分)横尾峠(70分)頭巾山
頭巾山(60分)横尾峠(10分)林道分岐(40分)山森福居P
標高差 約570m
総歩行時間 約5.0h(含む撮影&休憩・食事)
   
美山町福居からの頭巾山
美山町福居からの頭巾山
案内板
麓から見る頭巾山
民家?手前に止めて

京都北部は南丹市の里に近い杉林にベニシャクが咲くと知り、序でに登る山を探していると
若丹国境尾根の頭巾(ときんorとうきん)山が目に留まった。舞鶴道・丹南篠山ICから天引峠
園部・日吉経由で国道162号線(周山街道)を北上し、美山町盛郷で左折して美山町福居

横尾峠への標識
登山口へ
杉林を

集落奥の三叉路には案内板。車を右の道へと進めると突き当ります。民家?手前の空地に
駐車して歩き出します。直ぐの三叉路に横尾峠へ2.1kmの標識。更に進むと登山道入口の
標識。右折して民家?の前から杉の植林へと登りますが、直ぐに小さな流れを渡り対岸へ。

芽吹きのブナ林
オオイワカガミの群生
緩やかに登り

新緑眩い登山道を九十九折に登ると足下にはギンリョウソウ。少しの登りでブナの木が現れ
登山道脇には其処此処にオオイワカガミの群生。花時なら見事でしょうね。やがて支尾根に
乗ると左へ転換。この先、古道らしくU字状に掘れた道が続きます。この先もギンリョウソウに

鹿除けネットに沿って
遠くに頭巾山が
分岐標識

オオイワカガミの葉がビッシリ。やがて獣除けネットが現れネットに沿って登ると傾斜が緩み
左が伐採地。遠くに見えるのが目的の頭巾山だろうか?暫くは緩やかな登山道をノンビリと
歩くと分岐に出合います。標識には山森区と書かれていますが伐採地への分岐だろうか?

緩やかな道
横尾峠
送電鉄塔

更に少し先で再び分岐です。此方は林道へと続く様です。下山時には下って見ましょう。
この先やや左に転進し10分で鯖街道の一つ横尾峠。峠には二体の石仏が祀られた石室
此処を右へ向えば名田庄に堀越峠へと続いています。勿論左へ向います。直ぐに送電用

タニウツギ
山頂迄2.1km
小広い尾根

鉄塔下。如何やら今話題の大飯原発からの送電鉄塔の様だ。丁度、タニウツギが見頃。
この先で頭巾山山頂迄2.1km標識。未だ随分遠いね^^)再び左へ転進すると少し広い
尾根。下草も茂って無く踏み跡も薄いので視界が悪ければ迷いそうな尾根だ。テープを

残り1km標識
頭巾山が
心臓破りの坂

拾いながら緩やかにup:down。残り1km標識先でやっと頭巾山が確認出来た。丁度少し
開けた場所なので遠く双耳峰の青葉山も見える。馬の背状の細い尾根を越えると山頂へ
最後の急坂。標識に心臓破りの坂と書かれている。急坂を登り切ると山頂かと思いきや

咲き始めのサラサドウダン
頭巾山山頂
遠くに青葉山が

もう一つ向こうだ^^)辺りにはサラサドウダンツツジの木が多く、丁度咲き始めで更紗模様が
綺麗だ。やがて青葉権現が祀られている祠建つ頭巾山山頂。三等三角点は祠の反対側
展望は北側に開け左から若狭富士とも呼ばれる双耳峰の青葉山。若狭湾を挟んだ右には

下山は林道へ
朽ち掛けた丸太橋
対岸に林道

久須夜ヶ岳が霞んで見える。上空は何時の間にか曇って来たので早々と下山開始だ。
横尾峠先の"林道へ"の標識に導かれ右折し急な植林の谷を下る。次第に荒れた谷に
代わり、朽ち掛けた丸木橋を渡り林道へと降り立つ。崩れ掛けた林道を20分も歩けば
車止ゲート。ゲートを過ぎれば僅かで駐車地だった。帰路にベニシャクの里へと寄道。

崩壊した林道
林道を下れば
車止めゲート
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頭巾山山頂から(クリックするとYou Tube動画)
頭巾山の花達と紅花山芍薬
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サンインクワガタ ギンリョウソウ ヤマツツジ
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タニウツギ サラサドウダン ベニバナヤマシャクヤク
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