二種類の絶滅危惧種を探して 大峯山:VerU

山行日 2013.5.25(土)曇
山域 北部台高山地:奈良県天川村洞川
コース 観音峰登山口(60分)観音峰展望台(30分)観音峰(70分)法力峠(70分)山上辻(35分)稲村ヶ岳
稲村ヶ岳(30分)山上辻(45分)法力峠(35分)母公堂(60分)観音峰登山口

花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 約960m
総歩行時間 約8.5h(含む撮影・休憩・食事)
   
法力峠
ブナ混じりのトラバース道
この先数え切れない橋に階段が

昼食を済ませて山腹を山襞に沿って畝る様に続く登山道は、ブナやヒメシャラが混じる新緑の森。
数え切れない程の鉄製階段に鉄製の橋を渡り徐々に高度を上げる。擦れ違う登山者は数多いが
全て下山者だ。こんな時間(と、言っても午後1時前)から稲村ヶ岳に向かう登山者は当方だけか?

時にはガレ場を
マンモス杉
橋を何度も

何度か崩壊地を通るが鎖等が整備され問題無く通過出来る。名物?のマンモス杉は未だ健在だね。
最も危険な崩壊地も鎖にロープの補助で無事通過。山小屋の赤屋根が見えて来ると直ぐに山上辻。
直ぐ側の山小屋は以前、稲村小屋と呼ばれてましたが今は稲村ヶ岳山荘だそうだ。丁度ファミリーが

最大の崩壊地には
山上辻へ
賑わう稲村ヶ岳山荘前

二組に単独登山者が2名休憩中。此処で一息入れて稲村ヶ岳に向かいます。ミヤコザサの笹原に
ブナが混ざり直ぐにシャクナゲが現れる。既に盛りは過ぎてるが沢山咲き残ってる。やがて大日山
基部に着けばコイワカガミの群生。随分と濃いピンク色だ。大日山の岩峰下のトラバース道を歩き

いざ稲村ヶ岳へ
ブナと笹原
大日山への分岐

木の階段を登れば大日山への登山口。数名のグループが荷を置いて登ってらっしゃる。一先ず先を
急ぎ、鎖掛かる岩場を二度過ぎれば笹尾根に乗る。左へはバリゴヤの頭で稲村ヶ岳へは右に転進
足下にツマトリソウが点在し、僅かな登りで鉄製展望台と三等三角点建つ稲村ヶ岳山頂。展望台に

鎖場を二ヶ所過ぎて
階段を登れば
もう直ぐ山頂

上がれば正面に修験道の本山は山上ヶ岳に大普賢岳。右に弥山と近畿最高峰の八経ヶ岳が望める
では二つ目のRDB種を探しながら戻りましょう。大日山の大岩壁を眼を凝らしながらゆっくりと歩けば
張り付く様に咲く大峯小桜見っけ。200mmの望遠でも小さくしか見えない^^)何とか目的のRDB種を

稲村ヶ岳山頂
山頂展望台から
大日キレット

見る事が出来て大満足。時既に15時を回ってるので急いで戻りましょう。誰も居なくなった山荘前。
レンゲ辻・山上ヶ岳方面への分岐を右に見送り足早に法力峠に戻ります。戻って来た法力峠には
大日山分岐に居らしたグループが休憩中。此処も足早に通り抜けて稲村ヶ岳登山口・母公堂方面

こんな岩壁にオオミネコザクラは咲く
誰も居なくなった稲村ヶ岳山荘前
山上辻

へ進む。遊歩道の様な登山道にはコアジサイ・ヤマアジサイの花芽が上がり、ギンバイソウは葉を
展開し始めてる。やがて沢音が聞こえて来ると稲村ヶ岳登山口・母公堂分岐。此処は母公堂へと
右折して杉林を抜ければ母公堂前。登山口には山上辻に居らしたファミリー一団が記念撮影中。
此処からは4km余りの車道歩きだ。洞川温泉を抜けると降り出した雨に傘を差しながらPに戻る。

法力峠に
母公堂登山口には
洞川温泉を抜けて
赤ゾレ山から大峰山系
稲村ヶ岳山頂からのパノラマ

奈良県絶滅危惧種と大峯山に咲く花達
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奈良県RDBT類 200mm望遠レンズで撮影トリミング 大峯小桜:サクラソウ科
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コイワカガミ ツマトリソウ シャクナゲ
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