黄砂に吹かれて・・・♪♪♪ 雪彦山(大天井岳811.1m)

山行日 2013.4.26(金)晴のち雷雨/霰
山域 中国山地:兵庫県姫路市夢前町
コース 賀野神社P(5分)大曲(35分)登山口(100分)雪彦山(大天井岳)
雪彦山(大天井岳)(60分)虹ヶ滝(20分)大曲(5分)賀野神社P
標高差 約500m
総歩行時間 約4.0h(含む撮影&休憩・食事)
   
雪彦山(大天井岳)・賀野神社から
雪彦山(大天井岳)・賀野神社から
霞む街並み
雪彦山へ
賀野神社鳥居

黄砂注意報発令中。自宅から見る神戸の街並は酷く霞んでるが、今の時期近畿地方限定
しかも雪彦山系に咲くと言う○△フジを見たく出掛けます。実は雪彦山系には山蛭が生息
そんな理由で足が遠のいていて前回の’02/8以来と実に11年振りだ^^)中国道・福崎ICを

賀野神社
遊歩道入口
大曲

降りて県道23号線を西へ。前之庄の信号を右折し雪彦登山口手前から賀野神社を目指し
林道雪彦峰山線へ。更に賀野神社を通り過ぎた遊歩道入口の路肩に駐車。念の為の山蛭
忌避剤持参で歩き始める。僅かに下れば大曲分岐、右は虹ヶ滝だが今日は左・登山口へ。

沢に
沢沿いを下る
綺麗な渓流

植林から抜けると渓流に出合う。流れを何度か渡渉しながら目当ての花を探します。直ぐに
岩苔上に咲くイチリンソウ・終盤のシロバナネコノメ・盛りのマルバコンロンソウ、傍にタツナミ
ソウに似た花・・・何とアッサリと○△フジ見っけ^^)ジックリ探せばもっと咲いてそうだが山蛭

格子状の砂防ダム
登山口へ
出雲岩コースへ

怖い^^)とっとと沢を下り、鋼製格子枠砂防ダム(雪彦川第二ダム)横の階段を降りると小広い
林道。斜面にはマムシグサの群生。更に下れば管理棟にトイレ等建つ登山口。登山届けを
提出して出雲岩コースへ。暫くは植林の急坂が続き不動岩を過ぎると木の根道。早速ヒカゲ

ガラガラの道
木の根道
展望岩から

ツツジがちらほら。ん、良く見れば盛りを過ぎて落花著しい。代わりにコバノミツバツツジが
見頃。直ぐ上の展望岩に立てば大天井岳・不行岳・三峰岳・地蔵岳の岩峰が屏風の如く
居並ぶ。この先行者堂跡から尾根に乗れば少しだけ傾斜が緩みます。突き当りの大きな

出雲岩
クライミング練習場
最初の鎖場

岩は左へ巻いて小さな流れを渡ると出雲岩。古くからクライミングの練習ゲレンデで残置
ハーケンやボルトが打ち込まれてる。遠くで雷鳴が轟くや小雨が降って来た。出雲岩の
下で2-3分程雨宿りすれば陽射しが戻る。出雲岩を回り込めば最初の鎖場だ。直ぐ傍で

覗岩
見晴らし岩から
セリ岩を

チゴユリ見っけ。先程の雨で濡れた岩場は滑るが登り切れば覗岩。黄砂で霞勝ちだが
明神山や七種山が見える。セリ岩の狭い隙間を潜り抜けると鮮やかなピンク色のツツジ
雄蕊の毛を確認したのでアカヤシオだ。観察してる間に単独登山者二人が追い越して

アカヤシオ
ロープを使って
馬の背

行く。この先2度の鎖場を登ると馬の背。突然パラパラと大粒のアラレが降り出し、見る見る
辺りを白くする。急いで雨具を羽織り、濡れて益々滑る岩場を攀じ登ると洞神社の祠建つ
大天井岳。先客は先程の単独者と渓流でお会いした神戸のご夫婦。暫しアカヤシオ談義

突然のアラレ
大天井岳山頂
下山コースへ

少し遅めの昼食を摂るが今度は雨だ。コロコロ変わる天気に落ち着かない。取り合えず
今日の目的は果たせたので地蔵岳方面に下山しましょう。アカヤシオ咲く岩場を下って
天狗岩を見送ると鹿ヶ壺・三角点・峰山方面との分岐。分岐を左に見送り地蔵岳・虹ヶ滝

鹿ヶ壺・三角点への分岐
下山道分岐
鎖場を

下山口へと向かう。直ぐに上級コースと一般コースとの分岐。この先には何度も鎖場や
ロープの激下りなのでデジ一はザックに仕舞います。濡れて因り滑り易くなった岩場は
滑落の危険大。慎重に下り何とか地蔵岳への分岐に降り立つ。右には三峰岳の岩峰

濡れた鎖場を見上げる
地蔵岳分岐
濡れた鎖場は慎重に

前には地蔵岳。岩峰達をヒカゲツツジとアカヤシオが彩る。濡れてる地蔵岳はパスして
まだ々続く鎖場やロープに導かれ、沢音が大きく聞こえれば漸く虹ヶ滝に降り立ちホッと
ひと安心。いやいや、山蛭要注意だ。とっとと流れを渡り大曲経由で駐車地に戻った。

無事虹ヶ滝へ
ベンチ有る峠
遊歩道入口に戻る
雪彦山(大天井岳)山頂から
雪彦山(大天井岳)山頂から
雪彦山の花達とオオルリ
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近畿地方にだけ咲く貴重種 絶滅危惧U類(VU) シソ科ラショウモンカズラ属
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オオルリ アカヤシオ ヒカゲツツジ
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