山肌は錦のモザイク 氷ノ山〜三ノ丸周回 |
山行日 | 2014.10.18(土)晴時々曇 |
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山域 | 中国山地:兵庫県・鳥取県 | |
コース | 大段ヶ平登山口(30分)大屋町避難小屋(20分)東尾根分岐(30分)氷ノ山 氷ノ山(60分)三ノ丸(40分)殿下登山口(70分)横行林道分岐(15分)大段ヶ平登山口 花等を撮影しながらなので時間は参考程度 |
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標高差 | 約500m |
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総歩行時間 | 約5.5h(含む休憩・食事) |
大段ヶ平から望む氷ノ山 |
今年の秋の訪れは早そうだ。もう25回目を迎えた養父市恒例の氷ノ山・鉢伏山・紅葉登山フェス ティバルは10月19日。当日は混むからその前に氷ノ山の紅葉具合を見に行こう。広域基幹林道 氷ノ山・瀞川線を走るがダート道は随分荒れてて走り難い。慎重に運転して大段ヶ平登山口へ。 |
林道から見る氷ノ山北面の紅葉は既に見頃。大段ヶ平登山口駐車場に止まってる車は5-6台と 少ないね。緩やかに続く登山道のブナの黄葉には少し早いが、カエデ類の紅葉が始まってる。 樹間から見える支尾根は笹と紅葉のモザイク模様。30分程辿れば赤い三角屋根の大屋町避難 |
小屋。小屋前では単独登山者が休憩中。此方は休憩せずスルーして滑り易い道を辿れば 神大ヒュッテ建つ東尾根分岐に到着。昨年は既に落葉してたブナの黄葉も丁度見頃だ。 此処で水分補給を済ませ少し登れば木道が現れる。程なく裏杉(芦生杉)密集の千本杉。 |
更に進むと古千本杉。濡れて滑り易い木道を慎重に辿り、山頂迄残り0.5km標識を過ぎると みたらしの池への分岐。少し分け入るが薮の下に激坂が待ってる様で引き返す。古生沼を 過ぎれば一等三角点に避難小屋が建つ氷ノ山山頂。小広い山頂には10人少々の登山者と |
寂しいね。昨年の紅葉登山参加者で山頂が溢れんばかりだったのとは対照的。山頂は 360度の大展望だが生憎大山は雲隠れ。昼食は三ノ丸辺りでと思い山頂を後にする。 鳥取県側の展望台を横目にチシマザサが刈り込まれた縦走路を少し下ると右手に千年 |
キャラボクへの分岐。例年なら刈り込まれてるチシマザサが今年は全く放置され笹薮状態。 今年の実りを確認するべく藪漕ぎするが今年も真っ赤な実は少ない。再び三ノ丸に向けて 緩やかに下ります。縦走路の鞍部に立つ2度程の裏(芦生)杉林の泥濘は乾き気味で通過。 |
やがてピーク上に木組の展望台が見えて来れば三ノ丸山頂。賑わいの氷ノ山山頂と違って 登山者は一人。展望台に上がれば360度の大展望が広がる。此処から見る氷ノ山へと続く 一面笹原の景色は素晴らしい。先客が展望台で食事中なので直ぐ近くの三ノ丸避難小屋で |
摂ろうと立ち寄ると小屋内から煙が立ち込めてる。何だろうと覗くと奇特な登山者が小屋内の 塵を燃やされていた。聞けば扉も壊れてて簡単な補修もされたそうだ。ありがとうございます。 20分以上も話が弾み、これ以上手間取らせるのは悪いのでお別れします。結局、昼食には |
鳥取県・若桜町側へ200m辿った三ノ丸休憩所で済ませます。食後には再び分岐へ戻って 今度は兵庫県・大屋町:波賀町方面へ。直ぐに坂ノ谷・殿下両登山口分岐に到着。左折で 殿下登山口を目指します。尚も緩やかに下ればブナにミズナラ・カエデ等の紅・黄葉の森。 |
仙人門と呼ばれるブナを潜り、裏杉の巨木を横目に下ると再び分岐。直進すればトイレ建つ 殿下登山口。左は広域基幹林道・瀞川・氷ノ山線へのショートカットルート。滑り易い急坂を 下れば殿下登山口に降り立つ。此処から広域基幹林道を4km近く歩いて戻ります。林道は 重機が入り舗装化が始まっている。昨年同様、林道沿いの紅・黄葉はそろそろ見頃でした。 |
氷ノ山山頂からの展望 |
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