春の洛北を歩く 大原三山(金比羅山・翠黛山・焼杉山) |
山行日 | 2014.4.26(土)晴 |
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山域 | 京都府京都市左京区大原 | |
コース | 戸寺バス停(40分)江文峠(70分)金比羅山(40分)翠黛山(30分)寂光院道出合 寂光院道出合(45分)焼杉山(70分)古知谷阿弥陀寺(30分)大原バス停 花を探しながらです。コースタイムは参考程度でご承知下さい。 |
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標高差 | 約500m |
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総歩行時間 | 約6.0h(含む撮影&休憩・食事) |
大原三山(左から金比羅山・翠黛山・焼杉山)・戸寺バス停付近から |
さあ、G・Wの始まり。事情に因りG・Wに山歩きが出来るのは今日だけなのだ。今回も企画切符で 出掛けます。阪急の"いい古都チケット"でリサーチ開始。Hitしたのが洛北の大原三山。新開地駅 から阪急で十三乗換え河原町駅。京都バス大原行に乗車し戸寺バス停到着は09:40頃。今日は |
快晴で暑い位。バス停から少し戻って郵便ポスト前の小道を西へ辿ります。道端には早くもタニギキョウに ニョイ(ツボ)スミレが開花。高野川を渡って右へ道成りに進むと宮川一ノ橋。橋の袂に京都一周トレイルと 東海自然歩道の案内標識。目指すのは江文峠なので橋を渡らず宮川沿いに上流へ。府道を渡って直進 |
すれば江文神社と江文峠の三叉路。神社経由でも金比羅山へ行ける様だが左の江文峠に向かう。 直ぐに獣避けフェンス。フェンスの先に"大原の里十名山C金比羅山登山口"標識。流れを幾度か 渡りながら徐々に高度を上げれば府道に出る。右に数十mも歩けば江文峠だ。峠は金比羅大権現 |
への参道。石の鳥居を潜って杉林から雑木林に変れば石段が続く。辺りは見事な藪椿の道。落椿で 飾られた丁石建つ参道を登る。涸れた沢を二度渡ると江文神社からの道と合流します。標識を見れば ロークガーデンと書いて有るので寄り道。緩やかに下ると足下に黄色い花弁が落ちてる。見上げれば |
ヒカゲツツジ。盛りは過ぎてるが思わぬご褒美。更に下るが何か変だ。持参した地図を見ると此のまま 下れば江文神社だ。何だこの標識はロックガーデンへの標識なんだ。再び戻れば直ぐ上に琴平新宮 登山者が一人休憩中。挨拶がてら話をすれば寂光院から来られたそう。安全登山の祈願にお参りし |
ふと目に留まったのがピンクのシャクナゲ。見事に咲いている。社殿の右横から更に続く石段を登れば ロッククライミングゲレンデ(展望台)標識。今度こそ間違い無いのだろう。右手に少し下れば岩場。覗き 見れば足下には出発地点の戸寺の町並み、見上げれば比叡山が望める。分岐に戻って僅かに登れば |
岩尾根に乗り直ぐに金比羅山・翠黛山分岐。此処にもヒカゲツツジが咲いている。直進すれば金比羅 大権現社跡。金比羅山は双耳峰で三角点は回り込んで岩尾根を小さく下り、再び登り返せば三角点 山頂。山頂は樹林に囲まれ展望皆無。では、二座目の翠黛(すいたい)山へ向かいましょう。戻って左 |
下へ続く岩尾根の急斜面を慎重に下ります。此処にもヒカゲツツジが点在してるね。やがて大原への 分岐。分岐を右に見送りコバノミツバツツジ咲く緩やかな道を登れば寂光院・翠黛山分岐。左の翠黛 山方向へ。分岐から5分も辿れば翠黛山。そろそろお昼時ですがもう少し先へ進みます。尾根を辿り |
焼杉山・古知谷の標識に従って尾根を外れ、山腹を下ると寂光院道と出合う。此処で少し遅めの昼食 タイム。昼食中に天ヶ岳方面や焼杉山からのグループが数組。会話の中にはシャクナゲ尾根の花々が 見頃だったと話してるね。多くの登山者が寂光院へ下って行かれ一気に静かに成った。20分程の食事 |
タイムを済ませシャクナゲ尾根も魅力的だが当初予定通りに焼杉山へ向かいます。此処からの 標高差≒230mもの登り。旧道らしく深く掘れた道を登って徐々に高度を上げる。傾斜が緩んだ 土手の様な尾根道を通り、尾根芯を乗り越し左から回り込む様に辿れば再びの急斜面。コバノ |
ミツバツツジが満開。山頂直下の急坂を登れば本日三座目のピークは焼杉山。タムシバ咲き残る 山頂に三等三角点。展望は北側の樹間から大原の里が僅かに望める。山頂から東南に向かえば 大原へのダイレクトコースが続いているが古知谷へ縦走しよう。山頂直下にはシャクナゲが多いが |
未だ蕾だ。滑り易い激坂を慎重に下り始めると久し振りのヒカゲツツジ。おっとイワウチワ(トクワカ ソウ)見っけ。数は少ないが咲き始めで初々しい。更に高度を下げれば見頃のシャクナゲが点在 する。二度の小さなup:downを過ぎれば送電鉄塔。右手には大原ゴルフコースと目線の先には |
水井山から比叡山。鉄塔を潜れば尾根から右に外れ、ザレた斜面を次の送電鉄塔目指して 下る。とても滑り易いので木の枝を掴みながら慎重に高度を下げる。樹林を抜ければ二つ目 の送電鉄塔。再び樹林に入れば斜面下に満開のシャクナゲが点在。近寄れないのが残念 |
三つ目の鉄塔を潜れば杉・檜林。小さくジグザグに切って下れば古知谷阿弥陀寺への舗装 路に飛び出した。唐風の山門を潜れば敦賀街道旧道。バス便は少ないので大原迄旧道を 2km強歩いて戻ります。既にバス停には行列。一本見送り、15:55発で四条河原町に戻る。 |
いい古都チケット・タイムテーブル 新開地駅07:22〜十三乗換え〜河原町駅08:42・京都バス:四条河原町08:53発〜大原行〜09:40戸寺バス停 大原バス停15:55発〜京都バス:京都駅行〜四条河原町・河原町駅17:10〜梅田乗換え〜18:24新開地駅 |
金比羅大権現社跡からのパノラマ |
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