オオヤマレンゲ 熊渡から狼平経由大峯山 |
アクセスルート 阪神高速:神戸線から大阪環状線・松原線経由西名阪:柏原ICで降りる。県道30号・R309を走り抜け下市経由天川川合 |
左に弥山・右に八経ヶ岳:日裏山山頂から |
台風一過の晴天。先週見送った大峯でオオヤマレンゲ鑑賞。行者還トンネル西口から登る 登山者は多いだろうと敬遠。行程は長丁場だが来月の夏山に向けてのトレーニングを兼ね 熊渡〜カナビキ尾を辿り高崎横手から狼平経由弥山・八経ヶ岳。弥山辻から日裏山・高崎 |
横手〜カナビキ尾・熊渡の周回コースの予定。午前2時過ぎに起床、酷道とも揶揄される 天川川合からのR309を走り、みたらい渓谷を過ぎれば熊渡。早朝5時なのに既に先客は 3台。川迫川に架かる橋を渡り車止めゲート横を抜ければ登山届BOX。BOX横には一般 |
ルートでは超難路の弥山川・双門コース案内板が建つ。登山届を提出し地峯林道を 上流へ辿る。未だ陽射しの無い谷間の林道は薄暗い。30分程も辿れば双門ルートと カナビキルート分岐。目指すカナビキ尾は直進です。カナビキルートは"ウォッちず" |
未記載。"エリアマップ"破線のルートですが、マーキングと共に踏み跡に地形図やGPSを 活用すればOK(自己責任)分岐から僅かで金引橋。橋を渡って道成りに辿ればカナビキ 尾へと続く。薄暗い植林を九十九折に登り一旦支尾根に乗るが再びトラバース道へ。二度 |
目の尾根に乗ると陽射しが眩しい。この先トラバース道・急で痩せた馬の背道と繰り返し 素敵なブナの森を抜けると天川川合道と合流。吹き抜ける風で暫くクールダウン。弥山 八経ヶ岳へ続くナメリ坂を辿り、頂仙岳の南側を巻くと狼平・明星ヶ岳分岐の高崎横手。 |
此処は左・狼平へ向かいます。高度にして約70m下れば弥山川に架かる吊り橋。左から 双門コースが合流する。双門コースは下り禁止だそうだ。橋を渡ればログハウス風の狼平 避難小屋。川風が吹き抜け緑豊かなオアシス。先客はカナニキ尾で先行されてた登山者 |
一人。一緒にオオヤマレンゲ談義中に数人の登山者が弥山側から降りて来た。小屋側の オオヤマレンゲは蕾だが直ぐ近くに蕾・開花・変色が混じった木を見付け皆で撮影開始^^) 30分近くも停滞してしまった。小屋から続く名物の木製階段を登りながら点在するオオヤマ |
レンゲを見付けては撮影と中々先へ進まない。おっと、ショウキラン見っけ。鹿避けのテキサス ゲートを2度過ぎれば階段道は終わりトウヒ・シラビソの森を抜ければ弥山小屋が見える。先ず 弥山山頂の天河神社奥宮にお参りし、賑わう弥山小屋前から八経ヶ岳へ向かう。この季節オオ |
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ヤマレンゲ目当ての多くの登山者で渋滞中。鹿避けネットに囲まれた自生地のゲートを潜ると 沢山の蕾と開花・変色したオオヤマレンゲ。でも前回(06年7月)に比べ花数が少なく感じる? 自生地を抜けひと登りで近畿最高峰・八経ヶ岳。東に開け年に数度富士山が望めるそうだが |
今日は水蒸気が多くて大台ヶ原も霞み勝ち。多くの登山者が山頂近くで夫々お食事中です。 昼には少し早いので弥山辻へ向かって奥駆道を南下します。さっき迄の賑やかさは嘘の様に 静かですね。先の台風で泥濘んでる道を滑らない様に歩きます。時折、弥山辻から来られる |
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登山者と擦れ違いオオヤマレンゲや山頂&小屋の混雑振りを訪ねられます。やがてネットが 現れると直ぐに弥山辻。ネットの中のオオヤマレンゲも蕾多し。例年に比べ開花が遅れていて 海の日の3連休でも楽しめそうだ。風の抜ける木陰で昼食タイム。然し風が少しでも弱くなると |
多数の羽虫にブト等が襲って来る。持参した防虫ネットを被っての食事も早々に切り上げ 高崎横手へ続くレンゲ道を下る。トウヒにシラビソの森も下草は鹿も食べないシダ類やヒメ ワラビ等が大繁殖。とても喜べない状況です。立ち枯れで展望が利く尾根からは弥山から |
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八経ヶ岳が望め、ズーム見ると山頂の登山者が確認出来る。緩やかに下っていた登山道が 登りに転じ辺りは明星の森。緩やかに登れば日裏山。振り返れば弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳 もう一つ小さなピークを乗り越し広く明るい尾根に辿り着く。日裏山から20分で高崎横手に |
戻って来ました。時間は丁度午後1時。歩き始めて既に7時間以上経ったね。このペースだと 午後4時頃には熊渡迄戻れそうで一安心。頂仙岳直下の巻き道で数組の登山者と擦れ違う 何れの登山者も狼平避難小屋泊りか弥山小屋泊りなのでしょう。ナベの耳からナメリ坂を下り |
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カナビキ尾分岐に戻って来ました。ブナの森で最後の休息と取りましょう。此処は尾根を渡る 風がとても心地良いね。その間にも天川川合方面から数組の登山者が通り過ぎますね。皆さん オオヤマレンゲ目当てなのでしょう。一組カナビキ尾を下られる登山者の後を追う様に此方も |
腰を上げます。キツイ登り坂だった尾根はそのまま急な下り坂、転ばない様慎重に足を運び 痩せた馬の背尾根を抜ければ傾斜も緩みホッと一息。3度程の屈曲点に注意しながら下る。 おっと、往路では気が付かなかったキヨスミウツボ見っけ。2時間近く掛かった登りも下りには |
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1時間で林道終点に降り立った。後は往路で歩いた地峯林道をノンビリと歩き、ヤマアジサイ ヤマツツジを愛で、流れのある岩肌にはイワタバコがスタンバイ。往路と同じ時間で熊渡へと 戻る。夏山へ向けての長時間歩行も何とかクリアだ^^)筋肉痛予防と汗を流しに天の川温泉。 |
八経ヶ岳山頂から:クリックするとYou Tube |
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