ヤマユリと曽爾三山:鎧岳(893.6m)・兜岳(920m)+曽爾高原 |
山行日 | 2014.8.1(金)曇時々晴 |
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山域 | 室生火山群:奈良県宇陀郡曽爾村 | |
コース | テニスコート横P(15分)登山口(15分)トラバース道分岐(45分)鎧岳 鎧岳(30分)峰坂峠(45分)兜岳(25分)峰坂峠(25分)テニスコート横P 花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!! |
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標高差 | 約420m |
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総歩行時間 | 約4.0h(含む休憩・食事・花散策) |
山麓の曽爾村今井付近から望む兜岳(左)鎧岳(右) |
アクセスルート 阪神高速:神戸線から大阪環状線・松原線経由西名阪:針ICで降りる。R369を走り抜け榛原経由宇陀郡曽爾村へ |
開花を楽しみにしていた大和葛城山のヤマユリ。何と開花を目前にして根こそぎの盗掘。 罪深い花泥棒に憤慨。仕方なく行先を曾爾村に変更。栂坂バイパスを曾爾村手前で左折 旧道(伊勢本街道)へ。旧道沿いに点々と咲く甘く濃厚な香りを放つヤマユリを愛でてから |
室生火山群の中でも一際目立つ奇岩・絶壁を擁している曾爾三山と呼ばれる内の鎧岳と 兜岳を楽しもう。登山口へは峰坂峠に続く林道・風呂谷線を駆け上がるが工事中の看板。 少し手前の高原ホテル曽爾のテニスコート脇に駐車して林道を辿ります。見上げる鎧岳の |
山頂直下は見事な柱状節理。此れが甲冑の鎧に見える事から山名に成ったそう。工事用 重機を過ぎると葛バス停からの道と合流。もう少し辿って右折すれば兜岳&鎧岳登山口。 車は数台置けそう。薄暗く荒れた登山道は植林地の中を九十九折に続き、15分程で兜岳 |
鎧岳分岐。先に距離の短い鎧岳を目指し右へ。このトラバース道は峰坂峠を経由しない ショートカット道。倒木を跨いだり潜ったりで高度を上げると尾根に乗る。雨後で湿度高く 尾根を吹き抜ける風が涼しいので暫くクールダウン。山頂迄残り0.5kmは木の根道が続く |
主尾根手前の急坂はお助けフィックスロープを借りて登り切れば山頂迄残り100m。針葉樹 から広葉樹に変わり、緩やかに辿れば三等三角点建つ鎧岳山頂。山頂は樹林に囲まれて 樹間から僅かに倶留尊山から亀山に抱かれた曾爾高原が見えるだけ。では兜岳に向けて |
往路を戻ります。トラバース道分岐から直進して小ピークを登り、やや左へと転進します。 緩やかに下れば峰坂峠。峠は鎧岳と兜岳へ何れも800mと丁度中間地点。標識には"急 斜面注意"と書かれてる。確かに短い距離では有るがお助けフィックスロープを借りて3度 |
4度繰り返す急坂を登ります。如何やら左は崖地の様で時折視界が開け先程登った鎧岳と 曾爾高原が良く見える。右側の林床はコイワカガミの群生地の様で沢山の実が成っている。 開花のシーズンには見事なお花畑だろう。山頂直下は粘土質の坂で滑り易くて下山時には |
要注意だ。やがて小さな広場が兜岳山頂。三角点無し。山頂は鎧岳と同じく樹木に囲まれ 視界は狭いが左に鎧岳・倶留尊山・曽爾高原・古光山・三峰山。右遠くに高見山も確認だ。 山頂の木陰で少し長めの昼食タイム。午後1時を回ったので下山しましょう。往路を慎重に |
戻り、峰坂峠から右に続く少し荒れた古道を下ればトラバース道分岐。少しで林道に降り立ち 工事中の重機横を抜ければ駐車地。未だ時間も有るので曽爾高原に寄り道だ。お亀池を巡る 遊歩道に沿って歩けばカワラナデシコ・チダケサシ・ヌマトラノオ・オオナンバンギセル・シシウド コオニユリ・ホタルブクロ等が咲いている。散策後、曽爾高原"お亀の湯"で汗を流し帰神です。 |
兜岳山頂から |
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