不思議な造形美に魅せられて・・・:京都北山 |
山行日 | 2016.5.21(土)晴 |
山域 | 京都北山:京都府京都市 |
コース | 林道ゲート前P(15分)登山口(90分)旧国境尾根出合(10分)△○岳(50分)登山口(15分)林道ゲート前P 花を捜し撮影しながらです。時間は参考に!! |
標高差 | 約500m |
総歩行時間 | 約4.5h(含む休憩) |
蘭の花は形・色・香り・模様等とても多様性に富み、形・構造は"無駄を省きよりシンプル"にと 最も進化した花とも言われてる。そんな自生蘭を見ようと昨年に続き京都北山に出掛けます。 舞鶴・若狭道:丹南篠山口ICから園部を抜けて登山口の林道ゲート前。お隣の県の山ながら |
登山口迄3時間強と随分遠い。何しろ京都市内でも最奥の山域だ。林道ゲート前に駐車して 流れに沿って上流へ。タニウツギが満開近しでミズタビラコは咲き始め。歩く事15分で某大の 演習林管理舎。此処が△○岳登山口。丸太橋を渡ればフタリシズカ・オオバミゾホウズキ咲き |
流れに沿って上流へ。5分も辿れば階段道。登れば左に岩窟。岩窟の中には役の行者像に 不動明王像。細いトラバース道で更に上流へ。二つ目の岩窟に三つ目の岩窟共、夫々には 役の行者像・不動明王像が祀られてる。何れの岩窟も柱状節理、或いわ板状節理の様だ。 |
この先、支尾根の末端迄はザレた急斜面を九十九折に登る。其処此処にオオイワカガミに イワウチワの葉が点在。風が吹き抜ける支尾根末端で一服。支尾根の登りはアキレス腱が 伸びっぱなしの急斜面が続く。支尾根にはミズナラ・ブナ・盤取り跡の杉(芦生杉)が混じる |
自然林。林床に咲く花はタニギキョウとギンリョウソウ等と僅かだ。丁度花の端境期なのだろう 尾根末端から登り始めて30分が経った頃、幹周り5-6mもの堂々たる大杉が存在感を放つ。 此処迄登ればもう僅かで旧国境尾根出合。一度小さく下って登り返せば二等三角点が建つ |
△○岳山頂。展望は樹木に覆われ僅かだが樹間から蛇谷ヶ峰が望める。既に昼時を大きく 回ってるので急いで腹ごしらえ。目的花を求めて1時間ばかりの探索開始。何とか数株の花 達に出逢えた。やはり何度見ても不思議な造形美に驚くばかり。春咲きエビネ類の中では |
最も大型の種で、ブナ林等深山の落葉樹林下で積雪量の多い冷涼な場所でしか生きられ ないので盗掘等は以ての外。下山は往路を戻るが登りの急勾配は下りでは激下り。慎重に 下って林道に降り立ちホッと一息。下山後の更なる目的花には少し早すぎ蕾多数だった。 |
京都北山の花達
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