山行日	２０１６.５.１４(土)晴
山域	高見山地：奈良県御杖村・三重県松阪市
コース	みつえ村Ｐ(５分)三峰山登山口(３０分)不動滝(６０分)避難小屋(１５分)三畝峠(１０分)三峰山 三峰山(５分)八丁平散策(４０分)三畝峠(１０分)避難小屋(３０分)林道出合(２５分)みつえ村Ｐ 花を探しながらなので参考時間程度に・・・
標高差	約６７０ｍ
総歩行時間	約４.０ｈ(含む撮影＆休憩・食事)

　　　

三峰山 北麓の御杖村神末から

５月５日に歩いた六甲山のシロヤシオ(ゴヨウツツジ)は既に満開状態。数あるシロヤシオの山でも 三峰山は赤いヤマツツジと白いシロヤシオがコラボする唯一の山。少し早いとは思うが急がないと もう一つお目当ての森の熊さんが終わってしまう。阪高から西名阪に乗り継ぎ針ＩＣで下車。直ぐの

コンビニで飲食物を購入後Ｒ３６９を南下。曽爾村〜御杖村に入り三峰山登山口の有るみつえ 青少年旅行村Ｐに駐車。既に５-６台の先行車。支度を済ませハイクアップ開始。暫くは舗装の 作業林道を流れの上流へと辿る。５分辿れば右に登尾ルート登山口。今日は直進して不動滝

ルートを歩きます。林道脇には沢山のフタリシズカが花芽を上げて開花の準備中。木々は 眩い新緑。絡まる紫色のヤマフジに白いノリウツギが目立ち伐採跡を過ぎれば不動滝分岐 右に続く林道は登尾ルートに繋がってる。鬱蒼とした植林帯を流れに沿って登れば鳥居。

一礼して鳥居を潜り小屋？を回り込むと落差２１m、幅１０mの不動の滝が豪快に流れ落ちる。 滝の上部には不動明王が祀られてる。手前の橋を渡り滝横を上流へと登りれば流れから離れ 植林の平坦地。林床に奈良県室生山に由来するムロウ(又はキシダ)マムシグサ・フタリシズカ

花後のエンレイソウが点在する。平坦地を抜けると階段道が続き←山上２１００m標識が建つ。 支尾根の急斜面を小さくジグザグに切りながら高度を上げる。やがて建物が見えれば傾斜が 緩み登尾ルートとの合流点に建つ避難小屋。小屋前には樹齢３００年とも言われる大ブナが

枝葉を伸ばしてる。一息付いてから先へ進もう。木の根道を辿れば尾根から外れ山腹を歩く。 おっと、ポツンと一輪だけ咲くワチガイソウ。やがて尾根に復帰すれば三畝峠。右は新道峠に 続く。標識には今何かと話題の中央構造線の文字。左へ僅かで三峰山・八丁平分岐。先ずは

山頂へ向かいます。山頂へと続く北尾根は冬季には見事な霧氷、初夏にはシロヤシオの 見事なトンネルだが、日当たりの加減か今は花芽も上げてない。御嶽山展望所から見える 景色も春霞。分岐から１０分も辿れば一等三角点建つ三峰山山頂。先客は数名と静かだ。

山頂からは霞ながらも曾爾高原が望める。おやっ山頂傍のシロヤシオは満開状態だね^^) 八丁平へ向けて下り始めると其処此処にシロヤシオ。時には真っ赤なヤマツツジとコラボ。 少し色合いの違うツツジはムラサキヤシオツツジだろうか？八丁平では数組のファミリーに

登山者が思い々に寛いでる。時間は丁度昼時。此方は昼食を手早く済ませゆりわれ道へと 向かいます。’０９年にゆりわれ道から歩いた時にヤマツツジとシロヤシオの見事なコラボを 見てたので楽しみ。満開には１週間〜１０日程早い様子だが期待通り見事に紅白のコラボ。

コラボを堪能すれば早々と下山しましょう。下山を急ぐ理由は下山後の森の熊さん探しだ^^) 八丁平からトラバース道を歩けばヤマツツジの向うに高見山。その先に三畝峠。新道峠への 分岐を左に見送り避難小屋へと戻る。此処からの下山には登尾ルートで下ります。不動滝の

ルートに比べると緩やかな登山道が続く。おっと、シジュウカラが熱心に啄ばむのは石仏が 被ってる毛糸の帽子。巣作りにでも使うのだろうか？避難小屋から下る事３０分で三畝山林 展望台。右手に倶留尊山・大洞山・尼ヶ岳。直ぐ下で林道に出合う。ルートは林道を横断し

立派な休憩舎前には水場。手と顔を洗ってスッキリ。この先、再び杉林の中に続いてる。 階段道を下れば古道らしく深く掘れた登山道。九十九折に下る事、１５分ばかりで流れに 架かる木橋。渡れば往路に歩いた林道で僅かで駐車地。下山後には森の熊さん探しで １時間ばかりの探索。何とか森の熊さんに間に合った。探索後はみつえ温泉"姫石の湯"

三峰山八丁平から(クリックするとYou Tube)

三峰山のヤマツツジとシロヤシオ＆花達

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シロヤシオのバックにムラサキヤシオ シロヤシオ(ゴヨウツツジ) ヤマツツジとシロヤシオ

フタリシズカ ムロウマムシグサ ワチガイソウ

ユキザサ 毛糸の帽子を啄むシジュウカラ 森の熊さん