台風11号の爪痕 その後の紅葉谷道+裏六甲氷瀑

山行日 2015.2.3(火)
山域 六甲山地:兵庫県神戸市
コース R・W有馬温泉駅前(60分)七曲滝(30分)百間滝・似位滝(50分)R・W有馬温泉駅前
標高差 約300m
総歩行時間 約3.0h(含む撮影&休憩・食事)
   
紅葉谷道通行止め
舟橋健さんと新聞記者
休止中のロープウェイ

平成26年8月10日。10年振りに兵庫県に上陸し、六甲山系にも多大な被害を及ばした台風11号。
主だった登山道の内、最も被害の大きかった紅葉谷道の復旧具合は如何なのかと、此れから本番を
迎える裏六甲の氷瀑具合を兼ねて出掛けます。車をR・W有馬温泉駅前駐車場に止めると何処かで

進入禁止のロープが
砂防工事中の先に
大規模崩壊地

見覚えの有る方が居らっしゃる。何と著名な山岳ガイドの舟橋健さんだ。傍に神戸新聞社の記者も
同席してるそう。舟橋さんは幾度か御見掛けする物の直接対面は初めて。お声掛けしては情報を
頂きR:W有馬温泉駅前へと進む。R:Wは2月一杯迄点検休止中。直ぐ前に立入禁止のロープが

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上から見ると
振り返って見ると
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張られてるが調査の為に自己責任で立入ります。5分程辿れば復旧治山工事現場。僅か先であっと
驚く光景が目に飛び込む。左斜面から大量の土砂が崩れ落ち林道を塞ぐ。何でも1月8日頃に崩れ
たとか?瓦礫積る斜面を慎重に登り降り。その先も数ヶ所は土砂崩れ。未だに落石中で足早に通り

荒れる林道
此処も山抜け
射場山堰堤広場も

過ぎると東屋建つ炭屋道分岐。その先の射場山堰堤広場も酷く荒れている。更に進むと紅葉谷・
湯槽谷分岐。紅葉谷へ続く木橋は落下してるので左から回り込む。白石第二堰堤を過ぎると広い
範囲で土砂&流木が散乱だ。此処は河原から回り込む。白石谷分岐を見送り九十九折に登れば

紅葉谷分岐
落ちた木橋
土砂と倒木に埋まる

突然登山道が消えてる。幸い崩落手前にロープが幾重にも張られそれを頼りに谷底に降り立てる。
更に上流へ少し辿れば再びロープ。此れを使って登り切れば七曲滝分岐手前の紅葉谷道に復帰。
七曲滝へは以前通りだ。懸案だった氷結具合は滝本体は全く凍っておらず滝横に氷柱が有る程度。

白石谷分岐
登山道崩落
ロープを使って

紅葉谷道に戻り次は百間滝・似位滝へ向かいましょう。やがて以前通行止めでアルミ階段への迂回路
だった場所が階段が外され通行可能に代ってる。先へと進めば斜面が崩落してるが既に整備済だ。
直ぐに百間滝分岐。この先、紅葉谷道は問題無く通行可なので百間滝に向かう。細いトラバース道を

紅葉谷へ復帰
此処は通行可
修復された登山道

辿り、百間谷に降り立てば右手に百間滝だが全くと言って良い程の未氷結。直ぐ先の似位滝も
大して違わない。但し、以前在った倒木が消え歩き易く成った。下山は百間谷を遡るがガリーの
手前から右のトラバース道へと上がり、Fixロープで岩棚を過ぎて流れに戻れば白石谷。此処も

百間滝分岐
細いトラバース道
百間谷

少し荒れ気味。やはり白石滝は未氷結。白石滝から堰堤横を二つ乗り越せば流れに降り立つ。
流れを渡れば紅葉谷道に合流です。此処からは往路の林道を戻りますが、数ヶ所の崩落地では
未だに時折落石発生。舟橋健さんのブログにも書かれていますが紅葉谷道へのアプローチには
林道を通らず、魚屋道から炭屋道へと迂回して東屋から射場山堰堤広場に降り立つのが賢明。
後日(2月14日)魚屋道を歩きましたが魚屋道〜炭屋道への分岐は厳重な通行止柵が在りました。

ガリーは右から
荒れる白石谷
未氷結の白石滝
裏六甲山の滝・氷結具合
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七曲滝 百間滝 似位滝
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