残雪と花の加賀白山(2702m) 後編 2003.6.21 標高差1460m 

室堂〜白山御前峰〜室堂(往復40分)〜黒ボコ岩(20分)〜観光新道〜殿ヶ池避難小屋(50分)
殿ヶ池避難小屋〜禅定道分岐(70分)〜別当出合(50分)   総歩行時間3.5時間

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白山神社 白山山頂への道 高天ヶ原

室堂山荘前で昼食を済ませ、荷物を山荘前にデポし空荷で山頂に向け出発。白山神社に御参り後裏手に
回り雪の残る参道を歩く、石畳の道は九十九折れとなり、山頂に続いている室堂のお花畑にはクロユリや
アカモノが群生している。やがて高天ヶ原に到着。上を見ると白山奥宮の屋根が少しだけ見えている。振り返ると
別山方面はガスの中別当谷から次から次へとガスが湧き上がって来ている。最後の一頑張りで白山奥宮のお社

白山奥宮 白山御前峰 分岐のある黒ボコ岩

其の先には山頂の標識。白山山頂は晴天だが、東側の三方崩山は霞の中、勿論遠くの北アルプス
乗蔵御岳方面は霞んで見えない、南側の別山も相変わらずガスの中、時折ガスの切れ間に僅かに
見える程度一通り撮影後、来た道を引き返しデポした荷物を回収する。<下山にエコーライン経由
南竜ヶ馬場のコースを通ろうと思い山荘の方にコース状況を聞くと、エコーラインの一部が通行には

クリックするとわいどびゅう(パノラマ写真)
白山山頂から左に別山方面、右下に室堂山荘
雪渓・急傾斜の雪渓を歩く 殿ヶ池避難小屋 仙人窟

少し危険だとのお話。 其れならばと黒ボコ岩から観光新道で下山する事に。黒ボコ岩まで来た道を戻り
此処から右手、観光新道に向かう。此処にも数箇所雪渓が残っている。一部ルートが分りづらいが
踏跡を確かめながら降って行く。通称馬の背と呼ばれている付近では、見事なお花畑が広がっている。
馬の背を過ぎると殿ヶ池避難小屋に向け急降下。この辺りにニッコウキスゲが早くも咲き出している

禅定道分岐 崩壊の進む登山道 後僅かで別当出合

殿ヶ池避難小屋手前の雪渓を渡り、小屋の前で暫し休憩。更に数箇所雪渓を歩くと、岩稜の尾根に出る
右手には白山釈迦岳が薄っすら見える。左には別当谷越に不動滝が西日を浴びて光っている。其の上の
チブリ尾根はガスの中。まだ暫くは岩稜の尾根を下る。途中仙人窟と呼ばれている大きな岩のトンネルを
潜り、石畳の階段状の道を行くと白山(旧越前)禅定道と別当出合への分岐に到着する。分岐を左

別当出合方面に進むが、登山道は崩壊が進み雨でも降れば川の様になりそうだ。この道を登りに使うのは
凄く大変だろうと思われる^0^)一度作業用林道に出るが、横断して更に登山道を下る。下るに従い川の水音が
大きくなり、目の前に別当出合の登山センターが見えてくる。後一息で駐車場だ!!
お約束の温泉は麓の白峰村ふるさと交流センター『天望の湯』勿論露天風呂もあります。大人650円也

左から白山御前峰(2702m)大汝峰(2684m)翠ヶ池と紺屋ヶ池・剣ヶ峰(2677m)更に右には三方崩山(2059m)

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アカモノ・ツツジ科
マイズルソウ・ラン科
アカモノ・ツツジ科 マイズルソウ・ラン科
キヌガサソウ・ユリ科 ニッコウキスゲ・ユリ科
キヌガサソウ・ユリ科 ニッコウキスゲ(蕾)・ユリ科
ミゾホウズキ・ゴマノハグサ科 リュウキンカ・キンポウゲ科
ミゾホウズキ・ゴマノハグサ科 リュウキンカ・キンポウゲ科
ツマトリソウ・サクラソウ科 ハクサンタイゲキ・トウダイグサ科
ツマトリソウ・サクラソウ科 ハクサンタイゲキ(蕾)・トウダイグサ科
ハクサンチドリ・ラン科
ハクサンチドリ・ラン科
観光新道から:足元には別当谷の砂防工事と林道 右に続く尾根は観光新道のルート
クリックするとわいどびゅう(パノラマ写真)
画像をクリックすると山頂から360度わいどびゅう

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