花咲く山へご一緒に:水芭蕉・取立山(1307m) |
山行日 | 2004.5.27 | |
山域 | 白山連峰:福井県 | |
コース | 東山いこいの森(60分)取立山 取立山(20分)ミズバショウ群生地(10分)こつぶり山 こつぶり山(60分)東山いこいの森 |
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標高差 | 約440m | |
総歩行時間 | 約3.0h |
能郷白山で展望が望めなかったので下山後予定していた冠山に登らず、真近に 加賀白山が望めるだろう?勝山近くの赤兎山に登ろうと、車を走らせ国道157号線を 北上する。ロックシェルター先の小原で右折し、小原林道を進むが暫く走った所で 工事の為、林道が通行止め^@^)仕方なく行先を更に北の取立山に変更。東山 いこいの森に向かう。登山口に着いたのが既に午後3時を過ぎていた。急いで支度 最短で登れるであろう?直登コースを急ぎ足で登り始める。九十九折れの道は ゴロタ石で少々歩き難い。何度折り返した事だろう?突然視界が開け、正面には |
登ろうとした赤兎山の双耳峰が大きく聳えている。其の後も幾度か折り返すと 少しずつ視界が開け、やがて三等三角点が現れ其の先に取立山山頂に到着する。 期待した通りに正面には残雪を被った別山から加賀白山が頭上高く聳えている^0^) 別山の手前には遭難騒ぎで一躍有名になった?大長山、更に右に山頂付近に 高層湿原のある赤兎山・経ヶ岳も見えている。山頂手前ではこんな時間に ご夫婦の方と出逢った。出逢った登山者は結局、この方達だけだった。 |
取立山山頂から加賀白山を望む:クリックするとわいどびゅう |
山頂を後に、取立平へ向け下る。一体は笹原の草原状。一度大きく下り、小さな沢を 渡ると避難小屋が見える。取立平避難小屋だ。意外に大きくしっかりした建物で 緊急の時には心強い^0^)避難小屋前にはミズバショウの保護のため、彼方此方に ロープが張り巡らされている。僅かに下ると、ミズバショウの群生地。ロープが張られ 一周出来る。流石に最盛期は過ぎた物の、未だ沢山のミズバショウが咲いていた。 |
ミズバショウ群生地:最盛期は過ぎたものの見事な群生 |
更に足下にはショウジョウバカマ、何とイワウチワも咲き残っている。群生地を一周し少し 登り返せばコツブリ山、此処からも加賀白山が望める。加賀白山が望めたことで大満足 急いで下山に掛る。下山には大滝コースを取ろう。登山道は意外に広く良く整備されている。 階段状の道をズンズン下ると正面には勝山市内が淡く望め、此から辿る登山道も良く見える。 この先傾斜が強まり、沢音が聞こえロープが張られた岩場が現れ、濡れた沢を下ると、右手に 水量豊な大滝が轟音を立てて流れ落ちる。この先ほぼ水平な道を辿ると登山口に帰り着く。 お約束の温泉は車で20分程の勝山温泉センター『水芭蕉』 |
こつぶり山山頂から加賀白山を望む:クリックするとわいどびゅう |
ロープの張られた沢の岩場 | 大滝:高さ約30m |
取立山で出逢った花達 | |
サワハコベ:ナデシコ科 | フデリンドウ:リンドウ科 |
ショウジョウバカマ:ユリ科 | タムシバ:モクレン科 |
イワウチワ(ピンク):イワウメ科 | イワウチワ(白):イワウメ科 |