秋色が駆け降りてくる:白山平瀬道・大倉尾根 |
山行日 | 2009.10.4 |
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山域 | 白山連峰:岐阜県白川村 | |
コース | 平瀬道登山口(140分)大倉山避難小屋(100分)室堂 室堂(60分)大倉山避難小屋(80分)平瀬道登山口 |
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標高差 | 約1220m |
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総歩行時間 | 約8.0h(含む休憩・食事) |
巷から聞こえる今年の紅葉情報は、平年に比べ一週間から十日程早いとか?では紅葉登山 第一弾として一昨年も出掛けた白山平瀬道で大倉尾根を登りましょう。前夜発、東海北陸道 荘川ICを降り"道の駅荘川"で朝を向えます。翌朝6時には起床する筈が目覚めると7時だ^^) |
急いで朝食を摂り登山口に向います。御母衣ダム横を通り大白川橋を渡ると直ぐに左折だ。 舗装された林道を詰め、右手のキャンプ場を過ぎれば直ぐ白山平瀬道登山口。登山口前の 駐車場は既に満車、更にロッヂ前の第二駐車場も満車だ^^)では、橋を渡った第三駐車場へ |
支度を済ませ、出発したのが予定より1時間以上遅い8時40分^^)既に歩く人も無く、静かな 出足となった。取り付きから始まる階段状の急登や、九十九折の登山道をユックリと登るが 辺りの木々は未だ緑色が優勢。直ぐにブナ混じりの森に代わるが葉先が少し黄色く変わり |
始めたばかり。順調に登山口から1km・2km標識をクリアすると、室堂から別山への尾根が 望める。振り返れば足下にエメラルドグリーンの水を湛えた白水湖。左には荒々しい山肌を 見せる三方崩山。奥には槍穂が筆頭の北アルプスや乗鞍岳、御嶽山も遠望の素晴らしい |
お天気に、急登の辛さを忘れてしまいそう^^)やがてナナカマドが赤く色付き、主尾根に乗ると 傾斜も緩み、前方に御前峰と剣が峰がドーンと聳え立っています。この先、幾度か、小さくup: downしながら進むと大倉山山頂への標識。山頂へはパスして、少し下った先の避難小屋へ |
ダケカンバに囲まれた避難小屋はログハウス風の瀟洒な建物。此処迄余りの景色の良さに 見惚れてしまい2時間半も掛かってしまった^^)小屋内部には先客が5-6人。一息ついて先を 急ぎましょう。小屋からは一旦下りますが再び登り返します。ガレた岩場の登りは慎重に遣り |
過すとカンクラ雪渓展望台。流石にこの時期、雪渓には雪の欠片は一つとして見当たらず。 仰ぎ見る御前峰が随分大きくなって来ました。時間は既に12時を過ぎているので、此処から もう少し登った先の小広場で摂る事にしましょう。この先、地獄谷への崩壊地脇を通りますが |
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日当たりの良い所には鮮やかな紫色のリンドウが多数日向ぼっこ^^)崩壊に因って大きく抉れた 登山道は慎重に登り、漸くカンクラ雪渓上の小広場に到着です。振り返れば展望は更に広がり 北に遠く白馬岳から剱:立山連峰、右へ薬師岳・黒部五郎岳・槍:穂高連峰・乗鞍岳・御嶽山と |
名立たる名山が一望。この景色を見ながらの昼食とは何と贅沢なんだろう^^)少し長めの 昼食でスッカリ、時間オーバー^^)急いで急な階段を一登りすると傾斜が緩み、室堂平の 東端に到着です。辺りはハイマツの緑と赤い草紅葉、南に見える別山も格好良い山姿。 |
ハイマツや草紅葉を掻き分け、展望歩道への分岐を見送り、室堂山荘前に到着です。 一足早く出発した同行の相棒は始めての白山。既に御前峰に登ったのか下山して来て 室堂で合流。山頂では風が強く吹き寒くて直ぐに降りて来たらしい^^)室堂で暫くノンビリ |
後日知った事ですが、この時、同じ室堂にネッ友のジオンさん達が居らしたそうです。同僚が 下山後に是非、白川郷に立寄りたいと言うので急いで下山する事に!!所が陽が西に傾き始め 山裾の紅葉が一層輝き始め何度も立止まっては撮影^^)其れでも2時間少々で下山、急いで 白川郷に向かいました。下山後のお楽しみは世界遺産白川郷に在る"白川郷の湯"でした。 |
北アルプス北部を望む(クリックするとわいどびゅう) | ||
乗鞍岳:御嶽山方面を望む(クリックするとわいどびゅう) |
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