花と展望の山:小津権現山(1157.8m)

山行日 2009.4.6(月:快晴)
山域 奥美濃山地:岐阜県揖斐川町
コース 白山神社(30分)林道終点(100分)高屋(谷)山(40分)前衛峰(30分)小津権現山
小津権現山(30分)前衛峰(30分)高屋(谷)山(60分)林道終点(20分)白山神社
花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 約950m
総歩行時間 約6.0h(含む食事:休憩)
   
麓の小津集落から望む高屋(谷)山.小津権現山は左奥に隠れている
麓の小津集落から望む高屋(谷)山.小津権現山は左奥に隠れている
トンネルを潜り
小川橋を渡って林道へ
林道を塞ぐ土砂と倒木

3月末からETC割引拡大で少し遠出です。以前から気に成っていた奥美濃の小津権現山へ
花と展望に恵まれた山と知られています。名神道関が原ICを降り、国道21号線から417号線
303号線を経て、揖斐川町藤橋の道の駅《星のふる里ふじはし》で朝迄仮眠です。翌朝6時を

白山神社
薬師堂横から
登山口は畑の横

少し回った頃に目覚め、登山口の小津集落へ一っ走り。処が予定していた杉谷林道が昨年9月の
台風被害での土砂崩落の為、入口付近で通行止め!!??何と事前調査不足だ^^)仕方がなく旧来の
登山口である白山神社へ向かいましょう。決まった駐車場は無く、邪魔に成らない様、路肩に駐車。

竹林:杉林を抜け
明るい雑木林
ガードレールが

此処からだと林道登山口から往復1時間弱のアルバイトが必要か^^)登山道は薬師堂の左から奥へ
進むと、畑の脇に権現山登山道の標識。足下にはニリンソウの蕾。帰りには開花しているでしょう。
畑の脇の竹林から登ると杉林の急斜面。ジグザグに切るとやがて明るい雑木林。辺りにはコブシの

林道登山口
山頂へ後3km標識
鉄柱が2本

花盛り。もう少し登れば林道のガードレールが見えて来る。林道終点には30台程の駐車スペース。
やはり30分位のアルバイトだった^^)林道登山口からはコナラ、ミズナラにアカマツが混じる自然林。
足下にはタチツボスミレ、シハイスミレ、ん?フイリシハイスミレも見受けられるスミレロード^^)緩やかに

尾根を直登
山腹をトラバース
雨量計跡?

登ると山頂迄3km標識、直ぐ先に鉄柱が2本建つ小広場。枯れ草に隠れる様に数株のカタクリが咲く
緩やかだった登山道も此処から徐々に傾斜を増し、尾根通しを小さくジグザグに切りながら高度を上げ
山腹をトラバース、少し登ればコンクリート基礎が残る雨量計跡。暫しの休憩の後、急坂を九十九折に

急坂を登り
高屋(谷)山山頂
イワウチワの群落

登るとブナの木が混じり傾斜が緩む。尾根にはイワウチワの小群落。早くも淡いピンクの花を咲かせ
やがて三等三角点建つ高屋(谷)山。山頂は潅木に囲まれ展望は無し。此処から前衛峰迄、小さな
ピークを何度か登り降りしますが、尾根には再びイワウチワの群落。此方は濃いピンクの蕾が沢山^^)

前衛峰が
麓の小津集落
前衛峰頂上

前方に前衛峰が大きく見えると痩せた岩尾根。右下には小津の集落が望めます。登り返しは木の
根が張る岩の急坂。足元に注意して登ると檜茂る前衛峰。漸く前方に小津権現山が現れました。
此の辺り、シャクナゲの木に蕾が多数見受けられ、花咲く頃には見事でしょうね^^)この後鞍部へと

小津権現山が
残雪の激下り
シャクナゲの木が

激下り開始です^^)と、言っても僅か5-6分です。しかし足下は滑り易い上に、木の根が邪魔して
歩き辛い。前衛峰北面には少しの残雪。鞍部からの登り返しは笹が生い茂る道ですが、程無く
白山神社奥宮が祀られる小津権現山頂です。北から南へ掛けて木々が刈取られ展望は180度

振り返ると前衛峰が
山頂直下の笹薮
小津権現山山頂

視界が良ければ東に遠く、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、恵那山、北に加賀白山も望めますが今日は
北に冠雪の能郷白山、東に小津三山の一つ花房山。東から南に掛けては美濃の山並みと、伊吹山も
春霞に薄ボンヤリ^^)帰路は同じ道を辿り下山します。麓では朝方は開花前だったニリンソウやカタクリ
ヤマエンゴサク等の花々が開花していました。この後、急いで南越前町今庄宿のカタクリ鑑賞に・・・^^)

クリックするとわいどびゅう
小津権現山山頂から180度(クリックするとわいどびゅう)

小津権現山の花達と展望
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金糞岳 花房山:左奥に能郷白山 能郷白山

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