ニッコウキスゲ咲く 夜叉ヶ池(1099m) |
山行日 | 2013.6.30(日)曇時々晴 |
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山域 | 越美山地:岐阜県揖斐川町・福井県南越前町 | |
コース | 池ノ又林道・夜叉ヶ池登山口P(60分)幽玄の滝(30分)夜叉ヶ池 夜叉ヶ池(30分)幽玄の滝(50分)池ノ又林道・夜叉ヶ池登山口P 花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!! |
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標高差 | 約350m |
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総歩行時間 | 約4.0h(含む休憩) |
銀杏峰下山後、夜叉ヶ池に近い道の駅"夜叉ヶ池の里さかうち"で仮眠するが、翌、早朝5時前から 周りの迷惑も考えない騒がしい連中に起こされた。避ける様にR303を東へ走り坂内川上から池ノ又 林道へと右折。1.5車線の舗装林道を3km程走ると神ノ又谷出合。此処から対向困難な細い林道を |
7km程走れば池ノ又林道・夜叉ヶ池登山口駐車場に到着。さすがにこの時間だと先客は1台きり 歩き始めるにはチョッと早過ぎるのでユックリと朝食を済ませる。その間に車は次々と遣って来る。 山頂方面はガスってる様だが時間を持て余し気味で歩き出しましょう。登山口直ぐ下に登山者数 |
計測器装置。一度下って流れを三度程渡る。対岸の岩壁にはオオバギボウシの群生。水際には ミズタビラコ・オオバミゾホオズキ。脇にはコアジサイ・ヤマアジサイ・トリアシショウマ・ツルアリドウシ 等が咲き、九十九折の急坂が始まる。辺りの新緑のブナ林にヤマツツジの朱が鮮やかだ。傾斜が |
緩めば小さくUpDownを繰り返しながら山襞に沿って何度も小さな流れを渡る。大ブナの先に 開ける視界の向こうに夜叉壁が聳えてる。ササユリ・オオバギボウシ・満開のヤマボウシも咲く。 やがて水音が聞こえて来ると幽玄の滝。落差15m程の二段の滝で夜叉姫伝説に纏わる謂われ |
ある伝説の滝。マイナスイオンを浴びながらユックリと休憩。目を凝らせば滝落ち口の岩場に張り 付く様にニッコウキスゲ・オオバギボウシ。何とササユリも咲いてる。ノンビリ10分の休息を済ませ 先に進みましょう。一番奥まった谷をU字状に辿れば夜叉壁と岩壁に懸かる三段瀑は昇龍の滝 |
何時の間にかガスが切れて青空が広がってる。此処から稜線迄は補助ロープに鎖下がる岩壁を 直登。所々湧水で濡れて滑り易いので慎重に這い上がる。右手の夜叉壁にはニッコウキスゲの大 群落。昇龍の滝を横目に更に登れば稜線に乗る。以前に比べニッコウキスゲが少ない様に思う? |
気の所為だろうか。再びガスが湧き上がり視界を遮る。では、先に夜叉ヶ池に向かいましょう。 以前には無かった木道に立派なデッキが設置され、池畔に降りる事が出来なくなってますね。 未だ8時を過ぎたばかりだがデッキには4組6名の方が寛いでらっしゃる。皆さん早いですね^^) |
池畔の木々には無数のモリアオガエルの卵塊。それを狙うイモリも沢山泳いでる。絶滅危惧種 ヤシャゲンゴロウを探しながら行ったり来たり。やがてガスが池を覆い始め正に幽玄の雰囲気^^) ヤシャゲンゴロウも確認なので池が俯瞰出来る夜叉ヶ池山へと向かいます。が、戻った稜線は |
暴風状態。狭い岩尾根を辿るが吹き飛ばされそうで早々と諦めて花散策に切り替えましょう。 稜線直下はニッコウキスゲ・イブキトラノオ・ノアザミ・オオバギボウシ・シモツケ・アカモノ等の お花畑。でも風に煽られ撮影し難い。辺りはスッポリとガスに包まれ展望も無いので少し早い |
のですが下山しましょう。岩場を慎重に下り、徐々に増えて来た登山者を交しながら30分程で 幽玄の滝へ戻る。此処迄下れば風も収まり再びノンビリとマイナスイオンを浴びましょう。その 間にも続々と遣って来る団体さんやファミリー、山ガールに山ボーイ等、老若男女の登山者が |
幅広く歩かれて夜叉ヶ池人気の程が伺える。結局、登山口迄に擦れ違った登山者数は軽く 100人を越えていました^^)勿論、駐車場は満車で林道も路上駐車の車で溢れ返ってるよ^^) 帰路には長浜太閤温泉"豊公荘"で汗を流し、湖西道路経由で名神道・京都東ICで帰神。 尚、夜叉ヶ池周辺は環境保護の為、火気使用禁止(コンロ・バーナー・煙草等)です。 |
夜叉ヶ池全景 |
ニッコウキスゲ:夜叉ヶ池の花達 画像クリックで拡大・縮小・移動:閉じる時も画像をクリック。 |
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