目に染み入る紅葉・黄葉に彩られ 荒島岳(1523.4m) |
山行日 | 2014.10.26(月)晴時々曇 |
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山域 | 越美山地:福井県大野市 | |
コース | 中出登山口(120分)小荒島岳(20分)シャクナゲ平(35分)前荒島岳(25分)荒島岳 荒島岳(20分)前荒島岳(30分)しゃくなげ平(100分)勝原登山口 |
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標高差 | 標高差:約1200m |
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総歩行時間 | 約7.5h(含む撮影&食事・休憩) |
西麓の佐開から望む荒島岳 |
後輩のikeちゃんから奥越の名峰・荒島岳へのお誘い。前回歩いたのは’02.6だから何と12年振り^^) 深夜0時頃自宅を出発し同行者を拾って北陸道福井ICへ。福井ICからR158で大野市街地を走り抜け 登山口の旧勝原スキー場Pへ。未だ暗い5時頃到着ですが既に10台以上の車が止っていてビックリ^^) |
既にヘッ電を点けて出発される登山者も居るが仮眠無しでは後々が大変。1時間少々で目覚める。 今回始めてのikeちゃんはメインルートの勝原(かどはら)から、二回目の当方は深田久弥氏が歩いた 中出からと、山頂で合流するクロス登山に挑戦。健脚のikeちゃんに中出登山口迄送って貰います。 |
中出登山口にも新しいトイレと広い駐車場が整備され5-6台の先行車。林道を詰めた登山口迄送って 貰って06:50スタート。数名の登山者が先行されるダート林道を辿ります。道端に咲くのはノコンギクや ママコノシリヌグイ。おっと咲き残りのアキギリ見っけ。やがて荒島登山口中出コース標識から本格的な |
登山道が始まる。杉の植林の林床を彩るはシロモジ・クロモジ・エゴノキ等の黄葉。やがて植林を抜けると ブナの木が点在する。展望の無い”雨降り展望台”辺りからは上空に陽が射し始め、色付き始めたブナに カエデ等の黄・紅葉が輝く。ひと際赤いのはハゼの木か?更に展望の無い”おおこば展望台”を過ぎれば |
傾斜が緩み登山道は尾根の南側を巻く様に続く。時折樹間から垣間見える山肌は紅葉のモザイク。 道脇に建つ山頂へ残り3.3km標識。歩き始めて2時間近くなのに未だ半分にも届かないね。向坂の 急坂を凌ぐと辺りは見事なブナの森。未だ若いブナ達だが陽射しで黄金色に輝く。立ち止まっては |
撮影と、益々時間が掛かる^^)"とやのおとし"を登れば小荒島岳分岐。左に続く確りしとた踏み跡を 辿れば小荒島岳山頂。先客はお二人。何れも先行されて方だ。展望は360度だが白山は雲隠れ 此れから向かう荒島岳も山頂付近はガスに巻かれてる。10分の休憩を済ませ次のシャクナゲ平に |
向かいましょう。緩やかに続く尾根道に変形ブナ。木々の彩りに目を奪われながらシャクナゲ平に 到着。既に15人以上の登山者が寛いでる。勝原から登られた団体ツアー客の様だ。彼らに先行を 許すと渋滞必至!!写真だけ撮って早々と出発だ。下り始めて直ぐに佐開コースと合流。更に下ると |
荒島岳最大の難コース"もちが壁"が待ち受ける。木の根道に段差の大きい階段や木の梯子道に 鎖場に濡れて滑り易い岩場が続く。難所と格闘する事30分余りで前荒島、前方には中荒島その 向うに荒島岳が望める。中荒島直下の岩場では登る人と下る人でチョッとした渋滞。やがてチシマ |
ザサの向うに祠が見えて来れば荒島岳山頂。山頂には一等三角点に立派な展望盤。祠には荒島 大権現が祀られてる。無事に後輩に出会うが彼は何とコースタイム3時間半を2時間半で登頂だ^^) 何と言う快足振り。賑わう山頂だが東側から物凄い勢いでガスが駆け上がり視界を遮る。時折ガスが |
切れると麓の大野・勝山両市街地に経ヶ岳・大長山・赤兎山等々が見えるが肝心の白山連峰は 雲の中。早い昼食がてら展望が広がるのを待ちましょう。徐々にガスは切れるのだが1時間少々 待っても結局、白山連峰を覆う厚い雲は消えず終い。未だ昼前なので入れ替わり立ち代り続々 |
登山者が遣って来る。入れ替わる様に下山開始。未だ登って来る登山者を交わしながら中荒島 前荒島と過ぎ、もちが壁の急坂を慎重に下ります。再び戻ったシャクナゲ平は静かだね。此処で ikeちゃんは小荒島岳〜中出コースを下山、此方は勝原コースへと分かれます。シャクナゲ平の |
標高は1204m。勝原登山口が350mだから実に標高差850m余りを下る事に成りますね。急な 階段道が続くが、陽射しを受けて輝くブナの黄葉にカエデ類の紅葉が混ざり綺麗だね。徐々に 高度を下げればブナの巨木:古木が点在。中出コースの若木も良いが巨木:古木も素晴らしい。 |
小さな池を通り過ぎると深谷ノ頭、更に下ると白山が望めると言う白山ベンチ。先行していた 団体が休憩中。やはり白山は雲隠れ。傾斜が緩めばトトロの木と名付けられ、樹齢300年は 越すと言われるたブナの古木。此処で標高は820m程、辺りの木々の色付きも緑色が多い。 |
やがて植生保護の緑ロープが張られ、粘土質で滑り易い登山道を九十九折に下ります。おっと 咲き残りのカシワバハグマ見っけ。前方が開けると旧ゲレンデトップに降り立つ。リフトの残骸が 放置され、雑草に覆われた旧ゲレンデ道はゴロタ石敷きで歩き辛い。前方を歩く団体に追付き |
その後に付けば一気にスピードダウン、仕方ないねゆっくり下ろう。ゲレンデ下部から急な舗装 路を下れば勝原登山口駐車場。広い駐車場にはマイクロバスを始め、思いの外、沢山の車が 止まってる。その後、相棒を迎えに中出へ。美山森林温泉"みらくる亭"で汗を流し帰神です。 |
荒島岳山頂からのパノラマ(クリックするとYou Tube) |
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