シルバーWeekは上信越への山旅・・・ 苗場山 |
山行日 | 2015.9.19-23:9.21(月)曇時々晴 |
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山域 | 三国山脈:長野県下水内郡栄村・新潟県中魚沼郡津南町 | |
コース | 小赤沢三合目登山口(30分)四合目水場(120分)九合目坪場(50分)苗場山 苗場山(40分)九合目坪場(100分)四合目水場(25分)小赤沢三合目登山口 花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!! |
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標高差 | +約850m |
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総歩行時間 | 約7.0h(含む撮影・休憩・食事) |
苗場山:谷川岳から |
根子岳&四阿山下山後、道の駅"信越さかえ"で車中泊。栄村と言えば長野県最北部で秘境・ 秋山郷を抱え、新潟県南魚沼郡と接して日本一の積雪量を記録したこともある日本有数の豪雪 地帯。その秋山郷のシンボル:苗場山へと向かいます。国道いや酷道・R405線を南下すれば |
登山口の小赤沢集落。車は小赤沢渓谷に沿って三合目迄狭い舗装林道で駆け上がります。 三合目登山口前駐車場は100台程止められる大きさ。しかし未だ6時だと言うのに既に30台 以上の車が止ってる^^)車中で朝食と支度を済ませ歩き始めます。登山届けを提出して出発。 |
初っ端から木の根道と泥濘の登山道が始まる。5分も辿れば三合目標識。この先、合目毎に 標識が建つ。直ぐ先には登山者数計測カウンター。登山道の笹は綺麗に刈り取られてます。 立派な黒檜に五葉松等の木の根道に変形ブナのトンネルを潜ると四合目。水場標識があり |
右僅か下に小さな沢の流れ。林床には盛りのウメバチソウ・真赤な実が成るゴゼンタチバナ・ 紅葉前のナナカマドに赤い実。湿地状態の登山道には輪切りの丸太、何か飛越新道を思い 出します。おっとシラヒゲソウ見っけ。ん?草丈も花も大きいのでオオシラヒゲソウ?五合目で |
休憩していらっしゃる登山者にご挨拶して通り過ぎます。湿地帯は更に続き背の高い熊笹に ダケカンバ混じる雑木林を辿ります。おっと地図に無い水場発見。直ぐ先に最初の鎖場。続く 二つ目の鎖場。何れも滑り易くて慎重にクリア。振り返れば山深い秋山郷。この先連続しての |
鎖場にロープ架かる急斜面。時には右下が切れ落ちた崖上で落ちると大怪我で済まない。因って 拠り慎重に登ります。七合目に八合目と順調に過ぎれば上空が開けてくる。色付き始めた山肌は 生憎とガスが掛かり始め色が冴えない。やがて辺りが一気に開け頂上台地の一角に飛び出した。 |
此処が九合目で坪場と呼ばれる所。色付き始めた草紅葉の中に木道が続く。辺り一面ガスに 覆われ幻想的だが青空が欲しい^^)ゆっくりと木道を歩いていると突然ガスが切れ始め青空が 広がる。草紅葉の中に点在する池塘には苗場の名の由来に成ったミヤマホタルイ。赤い実が |
成るイワショウブに未だ咲き残る花。和山分岐を見送り真赤なウラシマツツジ・ナナカマドの実 緩やかに辿れば木道は途切れ再びオオシラビソ林。濡れたゴロタ石の下は泥濘の道。5分も 我慢すれば再びの木道。辺りの木々の紅葉も進んでいる。紅葉したチングルマの葉に果穂が |
揺れる。赤倉山・苗場神社分岐を見送ると山上台地は再びガスに覆われるが、微かに山頂 ヒュッテが見えて来る。ヒュッテ前を通り過ぎて3年前に解体された遊仙閣跡の裏側に一等 三角点建つ苗場山山頂。山頂は木々に囲まれ展望無し。山頂ヒュッテに戻りベンチで昼食 |
苗場山頂ヒュッテは改装されて間が無いのか新しく綺麗で自然交流センターを兼ねてる様。 気温は僅かに10℃で風が吹けば寒い。30分のランチタイムを済ませて下山しましょう。再び ガスに閉じ込められた高層湿原の木道を辿り赤倉山分岐で苗場神社へ寄り道です。僅かに |
2-3分辿れば苗場神社。此処は小赤沢集落に建つ苗場神社の奥の院。祭神は"大己貴命" 参拝を済ませて分岐に戻り九合目の坪場に戻る。此処から六合目の水場迄連続する鎖場に ロープの激下りに備えて小休止。イチガンをザックに仕舞い下り始めます。少し時間を掛けて |
慎重に六合目に降り立ちホッと一息。午後を回っても登って来る登山者多数だ。今夜は山頂の ヒュッテ泊なのかな?九合目迄登りに2時間半掛かったが下りにも2時間程掛かった。13時過ぎ 戻った駐車場の車は変らず多い。下山後の立ち寄り湯は登山口近くの小赤沢温泉"楽養館"。 |
苗場山上高層湿原のパノラマ (クリックするとYouTube) |
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