シルバーWeekは上信越への山旅・・・ 谷川岳

山行日 2015.9.19-23:9.22(火)快晴
山域 三国山脈:群馬県みなかみ町・新潟県中魚沼郡湯沢町
コース 西黒尾根登山口(140分)ガレ沢のコル(140分)谷川岳(10分)浅間神社奥ノ院
浅間神社奥ノ院(10分)谷川岳(10分)天神尾根分岐(100分)天神平
花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 +約850m
総歩行時間 約7.5h(含む撮影・休憩・食事)
   
谷川岳:水上温泉付近から
谷川岳:水上温泉付近から
道の駅:南魚沼
関越トンネル
谷川岳が見える

苗場山下山後、翌日に新潟側の巻機山か群馬側の谷川岳のどっちを歩こうかと悩みどちらにも
近い道の駅"南魚沼"で車中泊。翌朝6時前に目覚めると辺りは濃い霧の中。南下で群馬県に
入れば良い天気だろう?と谷川岳に決定し、塩沢石打ICから関越道を南下し水上ICで降りる。

信越線:土合駅
谷川岳登山口P
谷川岳ロープウェイ

予想は的中し関越トンネルを抜けると雲一つ無い快晴^^)水上温泉街を抜けると下りホームが
地下70mで"日本一のモグラ駅"として有名な信越線土合駅。更に走ると谷川岳R:W乗り場
土合口駅手前の駐車場が今の時間なら無料だと係員の誘導で駐車。ラッキーなのかもね^^)

谷川岳ベースプラザ
R・Wを待つ長蛇の列
更に道路を辿って

先ずは谷川岳R:W・土合口駅に向かって7時前出発します。舗装路を緩やかに登って5分。
土合口駅に到着です。駅舎の中は運行開始を待つ沢山の登山者&観光客の行列。此処で
入山届けを記入し西黒尾根登山口に向けて舗装路を辿ります。谷川岳登山指導センターを

谷川岳登山指導センター
車止めを越えて
西黒尾根登山口

過ぎて尚も登れば西黒尾根登山口。直進すれば1931年〜2005年迄に死者781名を数え
山岳死者数世界一とギネスブックにも載るほど恐れられ魔の山と呼ばれる谷川岳一ノ倉沢。
一方、ロープウェイでも簡単にアクセス出来る手軽な山の二面性を持つ。西黒尾根は北アの

ブナの森を
ブナの森の急坂
変形ブナ

ブナ立尾根・南アの黒戸尾根と並ぶ日本三大急登の一つだとか。谷川岳山頂迄の標高差は
≒1200m、距離は3.7kmでコースタイムは4時間少々。さあ気合を入れて登りましょう。乗っけ
からブナ・コナラ混じりの雑木林の急登が続く。15分程登ると送電線鉄塔広場。この先ブナの

残り3時間
まだ続く急坂
樹間からは

原生林の単調な急坂が続きます。おっと、ネットで見た事が有るブナのベンチ。先客が腰掛けて
ますね。御挨拶すると代って下さった。有難うございます^^)1時間一寸で山頂迄残り3時間の標識
ここから少し下って傾斜が緩んだ登山道を登り返す。やがて樹間から東尾根が見えると樹林帯を

樹林を抜ければ
岩場の展望地
天神平が

抜けた。東側が開けた岩場で見えるのは福島県の山並み?良く判らないので帰宅後調べよう
右の天神平は判るね。此処から上は鎖場が現れる。見上げる程の鎖場だがスタンスが豊富で
登り易い。登り切れば右上方に双耳峰の谷川岳が良く見える。左がトマの耳で右にオキの耳。

最初の鎖場
見上げれば
鎖場は渋滞中

右奥に見えるのが一ノ倉岳か?直ぐ右下はマチガ沢。小さいが雪渓が残ってる。岩稜の南側を
トラバースすれば次の鎖場が見える。鎖場には団体さんが取り付いて渋滞気味だ。この鎖場は
一枚岩状の滑り易い岩場。更に続いて3m余りの鎖場をクリアすれば平坦な稜線。再び展望が

鎖場は渋滞中
次々現れる
ラクダの背

開けます。その直ぐ先がラクダの背。谷川岳が随分と近付いて来ましたね。ラクダの背から
小さく下ればガレ沢のコル。右からの巌剛新道と合流しました。此処からゴツゴツした岩場
登り。小さくジグザグを切って登ります。登り切った所から振り返れば西黒尾根の稜線下に

ガレ沢のコル
岩場が続く
振り返れば

湯檜曽川の流れ。目線の高さには福島県境の山々。次の鎖場はルンゼ状で一部分は狭い。
この鎖場を登り切ると広い岩尾根に変わり小ピークの下を左側から巻きます。嫌らしい難所は
ほぼ終わります。最後にツルツルした一枚岩を登り切れば岩稜の尾根道からザレ・ガレの道。

ルンゼ状の鎖場
マーカーに導かれ
ザンゲ岩が見える

ザンゲ岩を見上げながら登ると十字架の様な指導標。此処で天神尾根ルートと合流すれば
谷川岳トマの耳へはもう僅か。狭い山頂には撮影待ちの列。360度の大展望は山頂の展望
盤から察すると尾瀬の燧ケ岳に至仏山も見えてる。では、とっととオキの耳に向かいましょう。

指導標が見えると
指導標
もう直ぐ山頂

あれ?トマの耳から見るオキの耳は左右反対だが石鎚山かと見紛う^^)西斜面は既に紅葉が
見頃。一旦下って登り返すが此方も渋滞中で山頂は撮影待ちの列^^)此れ以上混まない内に
食事場所を求めて富士浅間神社奥の院へ。何とかスペースを見付けランチタイムだ。其れに

谷川岳トマの耳
紅葉の谷川岳オキの耳
賑わう登山道

しても凄い人の数。ロープウェイで手軽に登れるのでファミリーも多い。下山には天神尾根を
下ってロープウェイで下るべくオキの耳・トマの耳に再び立ち寄り、指導標から右手に下れば
谷川岳肩ノ小屋。小屋を右手に進むと万太郎山・仙ノ倉山〜平標山への稜線。天神尾根は

谷川岳オキの耳
富士浅間神社奥の院
見事な紅葉

左手に進みます。昼時を回っても沢山の登山者が登って来るので登山道は渋滞気味。階段
道から岩屑の登山道を25分程も下れば天狗の留まり場。岩上に乗れば遥か下方に天神平。
谷間に見える煙突は関越トンネルの通気坑か?そう言えば谷川岳直下には上越線清水TN

指導標に戻り
肩の小屋
天神尾根を下る

新清水TN・新幹線:大清水TN、山岳道路TNでは日本最長の関越道:関越TNと長大な
トンネルが幾本も貫いてる。潅木茂る緩やかな坂道を下れば天狗の腰掛岩。腰掛岩からは
傾斜は緩い鎖場。更にロープの有る狭い露岩帯。登り降りの人々で渋滞だ。やがて前方に

天狗の留り場
午後に成っても
鎖場は渋滞中

熊穴沢避難小屋。此処を右手に進めば二俣から谷川温泉へと続く。勿論、左手に進みます。
此処迄下れば一気に傾斜が緩みます。谷側が崩落した場所には鎖、時に木道が敷かれ直ぐ
天神峠への分岐。天神平へは左です。おっと、水の滴る岩壁にミヤマダイモンジソウの群生。

熊穴沢避難小屋
木道を辿って
天神峠分岐

土合へ続く田尻尾根コースの分岐。但し歩いた当日は通行禁止だった。やがて天神平からの
喧騒にロープウェイ駅舎が見えて来れば天神平に降り立つ。既にロープウェイには待ち行列。
15分程の並びで乗り込み下山。下山後の立ち寄り湯は登山口近くの湯檜曽温泉"楽養館"。

ロープウェイ駅舎が見える
天神平登山口
谷川岳ロープウェイに乗って
谷川岳・トマの耳からのパノラマクリックするとYouTube
谷川岳・トマの耳からのパノラマ (クリックするとYouTube)
谷川岳・オキの耳からのパノラマクリックするとYouTube
谷川岳・オキの耳からのパノラマ (クリックするとYouTube)

谷川岳からの山岳展望

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