アケボノツツジ爆発^^)・・・ 西赤石山(1625.7m) |
東平から見る西赤石山(やや左) |
ネッ友から今年の四国はアケボノツツジの爆発^^)だと教えて頂き予定していた葛城山から急遽の変更。 前日22時頃自宅を出発。下道を走り山陽道・龍野西ICから瀬戸大橋を渡って松山道・新居浜IC下車。 最寄のコンビニで明日の朝&昼食を調達しマイントピア別子方面に向って車を走らせ東平(とうなる)へ |
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車は別子銅山東平資料館前Pに止めたのは深夜2時半。朝迄仮眠です。翌朝6時過ぎに目覚め 登山者用Pに移動すると既に10台程止ってる。朝食を摂り支度を済ませ歩き始めたのは7時少し 前。登山口迄は遊歩道を歩く。広場に出れば奥に第三通洞。此処で登山道は二手に分かれる。 |
第三通洞前を左折すれば銅山越えへから山頂への柳谷ルート。手前の第三変電所前から辿れば 一本松から上部鉄道跡・兜岩・山頂へのルート。兜岩から見る西赤石北面のアケボノが素晴らしい そうなので第三変電所へと向かう。早速ニョイスミレ・コガクウツギ咲く急な山道を登れば送電鉄塔 |
鉄塔脇にコツクバネウツギにミヤマガマズミ。振り返れば登山口の東平が見下ろせる。岩屑の 道を登ればレンガ積み井戸?が残る一本松社宅跡。更に転々と残る石垣横を登れば平たい 一本松停車場跡。明治の頃東平と一本松を結んだ索道跡に日本初の山岳鉄道でもある別子 |
鉱山鉄道の中間駅跡だ。西赤石山には上部鉄道跡を辿る。百年も前に積み上げられたとは 思えない立派な石垣に鉄橋跡の石組みを水平に辿れば兜岩・西赤石分岐。此処から一気に 高度を上げる。その分急傾斜だ。新緑に残り花のシャクナゲ・満開のミツバツツジ等に癒され |
樹間から垣間見えるアケボノツツジもやがて近くで見え始め足元にはワチガイソウ。色の濃い ツツジはツルギ?トサ?アカイシ?全く見分けが付かないね。樹高が下がると西赤石北面は 見事にピンク色に染め上ってる。やがて眼前に兜岩らしき大岩、赤茶けた橄欖岩を上がれば |
先客は2名。岩上からは360度の展望。西にチチ山・笹ヶ峰・沓掛山・黒森山、その向こうには 瓶ヶ森が薄っすら。視界良ければ瓶ヶ森右奥に石鎚山が見えるらしいが霞んで見えないね。 北には新居浜の街が広がる。静かな兜岩で燃料補給し山頂へ向かいます。直ぐに摩戸の滝 |
分岐。熟達者コースと書かれてる。尾根の右手は彩り豊かなアケボノツツジ。ミヤコザサ茂る 尾根道は徐々に傾斜を増しアルミ梯子・ロープを使って登り切れば山頂西側に飛び出した。 左へ僅かに辿れば二等三角点建つ西赤石山。北側は潅木に遮られ展望は見られませんが |
南側は開け東から物住頭・東赤石山、南に東三森山・大座礼山・平家平・冠山等が望める。 山頂は虫が多く煩わしいので風が通る少し西で再び燃料補給。暫らくするとネットでお見掛け する方に声掛けするとお兄さんでした。流石に双子、良く似てらっしゃる^^)静かだった兜岩も |
今は混雑してる様子だし、続々と登ってらっしゃる登山者達に押し出される様に下山を開始。 初っ端から急な岩場を下るが続々登って来る登山者を待つので時間が掛かる。その分ユックリ 花観察。ツガザクラ・イシヅチザクラが咲き始めフモトスミレが足下を飾る。アケボノ・ツルギミツバ |
ツツジが登山道を彩る。センボンヤリ・コヨウラクツツジも見っけ。やがて旧別子登山口分岐を 左に見送ると潅木帯を抜け前方にザレ場。ザレ場の向こうにチチ山・沓掛山・黒森山・西山が 望める。ザレ場から右に下ると銅山峰ヒュッテへの近道分岐、時間もタップリ有るので小休止。 |
風が通るので虫も寄って来なくて快適。プチ休憩を済ませ東山へ登り返し、コウスユキソウが 芽生え始めてる。ツガザクラの保護地から西山山麓の銅山越の広場が良く見える。緩やかに 下ると銅山越。側に立派な石垣に囲まれた峰地蔵。峠で行き倒れた旅人達を供養したもの |
だそです。此処は十字路で東へは西赤石山を経て東赤石山へ、西は西山を経て笹ヶ峰へ 南へは日浦登山口、北は銅山峰ヒュッテを経て東平です。銅山峰から西山へ続く尾根道は ツガザクラの群生地。未だ咲き始めたばかり。銅山峰から振り返る西赤石山北面はピンクに |
染まってる。丁度昼時ですがヒュッテで昼食予定なので下山しよう。峰地蔵に一礼し石畳の 遊歩道を下り、二本の送電鉄塔を過ぎれば馬の背コース分岐。ヒュッテへは直進する。おっと ヒカゲツツジ・アカモノ見っけ。ヒュッテ前の広場には数人の登山者が寛いでる。此処は上部 |
鉱山鉄道・角石原停車場跡。此処で少し遅めの昼食。ユックリしてる間に時間は13時近くだ。 そろそろ重い腰を挙げ様。ヒュッテ近くで数年振りに見るシコクカッコソウ。おっ、ギンラン見っけ 上部鉄道跡分岐を右に見送り苔生した石垣に幾つもの橋が架かる道を緩やかに下る。やがて |
柳谷川の清冽な流れに沿ってグングン高度を下げ、馬の背コースと合流すればもう第三通洞は 近い。戻った登山者用駐車場は車で溢れ返ってる^^)ザックを降ろしカメラだけの空身で東洋の マチュピチュとも呼ばれる"別子銅山跡"のプチ観光。更に別子山村の"住友の森"へ車を走らせ クマガイソウ・エヒメアヤメ等希少植物の鑑賞。伊予三島で湯に浸かり再び瀬戸大橋を渡り帰神 |
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火薬庫跡 | 貯鉱庫・索道停車場跡 | 小マンプと鉱山運搬機器 |
西赤石山山頂から(クリックするとYou Tube) |
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