ちくさ高原のクリンソウ群落&駒ノ尾山 |
山行日 | 2015.5.17(日)晴 |
|
山域 | 中国山地:兵庫県宍粟市・岡山県英田郡西粟倉村 | |
コース | オートキャンプ場P(10分)駒ノ尾登山口(70分)大海里谷峠(30分)駒ノ尾山 駒ノ尾山(30分)大海里谷峠(25分)ダルガ峰(20分)ゲレンデトップ(30分)オートキャンプ場P 途中登山道から外れています。時間は参考程度に!! |
|
標高差 | 約360m |
|
総歩行時間 | 約4.5h(含む散策:休憩:食事) |
クリンソウ群生地から・左奥に駒ノ尾山(見えない)中央はダルガ峰:右にちくさ高原スキー場 |
今年の赤八汐・石楠花等は見事に裏年、そろそろ開花間近い白八汐も同様だろうか?でも今日は ちくさ高原の九厘草と山中の山芍薬、駒ノ尾山の更紗灯台(更紗満天星)の様子見を兼ねて出掛け ます。駐車はちくさ高原オートキャンプ場。目の前の九厘草散策は下山後にして、駒ノ尾登山口へ |
移動します。10分程下れば駒ノ尾登山口。登山口前の駐車場は僅かに1台止ってるだけだ。杉の 植林帯に続く登山道を緩やかに登ります。林床の草花の芽生えには未だ早いが花芽を上げ始めた フタリシズカの群落。薄暗い植林を登れば流れに出合う。流れに架かる木橋を渡って山襞に沿って |
縫う様に辿るとそこ此処のヤマシャクヤクは見頃から咲き始めに蕾多し。もう暫く楽しめそうだ。数え 切れない程の枯れ沢を通り過ぎると大海里谷の細い流れ。積雪期は此処を直登するが夏道は右に 回り込みながら大きくジグザグに切り登山道は続く。林床にはコタチツボスミレ・フモトスミレ・チゴユリ |
点在する。やがて県境尾根が見えると直ぐに大海里峠に到着。風が吹き抜け涼しいね。西面の 伐採地からは正面に那岐山、右手奥に岡山の山並みが見える。ひと息入れて県境尾根に続く 中国自然歩道を左折して駒ノ尾山へと向かいます。次のP1211迄は階段状の急な登りが続く。 |
前から声が聞こえるのは親子。手に持つビニール袋はスズコだろうか?帰りに少しお裾分けを 頂こう。ブナにカエデ類混じりの森を小さくUp:Downしながら抜けると避難小屋が見えて来る。 避難小屋からは県境尾根を外れ、チシマザサ茂る道を僅かに登ると駒ノ尾山頂。こんなに良い |
天気なのに誰も居ない。山頂の展望は木の成長や笹の背丈が伸びて一部見え難くく成ったが 北に沖ノ山・東山・扇ノ山・天児屋山・氷ノ山・三室山、東に後山・舟木山、南から西に日名倉山 那岐山等、中国山地の山並みが望める。昼食には少し早いので山頂直下のサラサドウダンの |
花芽を確認するが木に因っては蕾が無い物も有るのでやはり裏年の様だね。昼食は風が通り 日陰ある大海里峠で摂ろうと来た道を戻ります。勿論、スズコのお裾分けを頂きながらですが^^) 泡々と共に昼食を済ませてダルガ峰へと向かいます。直ぐの大海里山は山裾を巻きながら辿り |
伐採地を抜ける。林床にはニシキゴロモ・タチツボスミレ、おっと、フデリンドウ見っけ。辺りのウリ カエデには花が咲く。やがて中国自然歩道はダルガ峰を巻く様に続くので、直進して緩やかに 登るとダルガ峰山頂。山頂には宍粟50名山No8の標識が建つ。展望は南に僅かに開けてる。 |
では、そろそろ下山しましょう。更に西へと辿ると再び大茅スキー場・ちくさ高原分岐。分岐をちくさ 高原側に選択です。気持ち良い新緑の森を抜けるとちくさ高原スキー場ゲレンデトップ。氷ノ山から 天児屋山・三室山の山並みが続き、スキー場Pから爆音が聞こえるはバイク走行中。ゲレンデ端を |
下りますが傾斜が急なのでジグザグに下る。ゲレンデに張り巡らされたネットはゆり園保護の為だ。 勿論、ちくさ高原を選択します。新緑の森を抜けるとちくさ高原スキー場ゲレンデトップ。氷ノ山から パノラマコースのリフト手前からゲレンデを離れ、GPS頼りに植林を適当に下ればキャンプ場近くに |
降り立ちました。では、ザック等を車に置いてイチガンだけ持参でクリンソウの群落を歩きましょう。 ちくさ高原のクリンソウ群落は、大小7ヵ所の群生地に40万株にも及ぶクリンソウが咲くそうですが 丁度咲き始めたばかりなのでもう暫くは楽しめそうです。帰路にエーガイヤ温泉で汗を流し帰神。 |
||
駒ノ尾山山頂から |
|
|