ちくさ高原のクリンソウとサラサドウダン咲く駒の尾山 |
山行日 | 2013.6.5(水)晴 |
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山域 | 中国山地:岡山県美作市東粟倉 | |
コース | 美作登山口(70分)駒の尾山(20分)展望台(5分)休憩舎(40分)駒の尾山(40分)美作登山口 花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!! |
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標高差 | 約400m |
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総歩行時間 | 約4.0h(含む休憩) |
ちくさ高原で新たなクリンソウ群生地が公開された。で、六甲山には自生しないサラサドウダン 咲く駒の尾山と共に訪ねましょう。何時もの"ちくさ側"の登山口とは違って、岡山県美作側から 登ります。県境の志引峠を越えて後山キャンプ場を目指し途中分岐の林道竹の頭線へと左折 |
落石に倒木を避けながら3km程走れば駒の尾登山口。このルート駒の旺山荘から続くコース。 林道の膨らみに車を止めて荒れた植林の中に分け入る。早速フタリシズカ・ミゾホウズキ咲く。 倒木を潜って荒れ谷を詰め、コガクウツギ咲く左の支尾根に乗り換える。支尾根は右手が植林 |
左手は自然林。その境目に階段状の登山道が続いてる。思いの外、急な斜面が続く登山道も ブナの木が混じり始めると少し落ち着く。辺りのブナは若くてスラリとした樹形。おっと、ギンラン 見っけ。里山で見逃してたので今年お初の花。やがて再び斜度が増し檜の間に続く階段道を |
ユックリと登る。時折右手の樹間から垣間見えるのは兵庫・岡山県境で岡山県最高峰の後山。 山肌は既に深い緑色。緩やかだった登山道も再び急傾斜が始まるが、目当てのサラサドウダン ツツジが目に飛び込んで来た。未だ色付き始めたばかりなのか更紗模様が淡いね。それでも |
数本有る木は全てが鈴生り状態。今年のサラサドウダンツツジは表年の様だね。登山口から 1時間少々で樹林を抜け出した。正面右手には剣山や三嶺を彷彿させる笹尾根の鍋ヶ谷山 から船木山への稜線その右に後山。振り返れば綺麗な三角錐の日名倉山に山麓の東粟倉 |
の街並み。笹原を直登すれば西粟倉からの登山道と合流。10mも進めば立派な山名石柱と 二等三角点にストーンサークル置かれた駒の尾山頂。展望は北に沖ノ山・東山、北東方向に 氷ノ山から三室山。東から南に鍋ヶ谷山・船木山・後山・日名倉山。西に那岐山と霞勝ちだが |
マズマズの視界。昼食には未だ早いので西粟倉側に降りて見ましょう。分岐に戻り右折です。 直ぐに大きなサラサドウダンの木。根元には食害防止のネット。近くの白い花はナナカマドだ。 笹原を下るとブナの森。階段道が続きます。何本も有るサラサドウダンは全て食害防止ネットで |
保護されてる。20分も下れば展望台。眼下に見える休憩舎付近にはベニドウダンも咲くので 更に下ります。ベニドウダンは休憩舎下の急斜面に咲いていました。じゃあ、此処で昼食だ。 此処は風が通り抜け涼しい。食後は戻る序でにスズコを少し頂き、山頂手前の分岐を右折し |
往路を辿って下山でした。車に乗り込み大規模林道"粟倉木屋原線"を西進し、R373号に 合流して北上。志戸坂トンネル手前を右折して大茅スキー場を通り過ぎ、県境の峰越峠を 越えるとちくさ高原。クリンソウ入口標識の側にP。幟に従い道路を300m進むと群生地入口 植生保護の為ロープで囲われてるが中々の規模だ。更にたたらの里のクリンソウも愛でる。 |
駒の尾山頂:北から東のパノラマ |
駒の尾山頂:南から西のパノラマ |
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