古道を辿って:若杉天然林(原生林)

山行日 2010.9.6(月:晴)
山域 中国山地:岡山県英田郡西粟倉村
コース 天然林駐車場(15分)第一分岐点(10分)第二分岐点(10分)若杉峠
若杉峠(40分)第三分岐点(35分)第一分岐点(10分)天然林駐車場
花を捜し撮影しながらです。時間は参考程度に!!
標高差 約160m
総歩行時間 約2.5h(含む散策:休憩:食事)
   
天然林P
案内図
源流碑

猛暑続きの今夏、少しでも涼しい場所を求めて岡山:鳥取県境は若杉天然林へ向かいます。
ちくさ高原から県道72号若桜下三河線を北上し、峰越峠を越えて右折すると大きな駐車場。
駐車場には吉井川源流之碑と若杉天然林案内図。此処若杉天然林は"森林浴の森百選"に

東屋
古道の入口
流れに沿って

選ばれている。支度を済ませ舗装路を少し登れば東屋と若杉特別地区と書かれた案内標識。
若杉橋を渡ると苔生した石畳、案内図に因ると岡山の美作と鳥取の若桜を結ぶ古道だそうだ。
天然林内には3kmと5kmの散策路が設定されてますが、折角なので周回コースで歩きましょう。

第一分岐
第二分岐
峠の道

古道は吉井川支流の一つ、吉野川沿いに続いていて、凡そ10分程で第一分岐点。左折すれば
自然研究路への道。次の第二分岐点もやり過ごし若杉峠へと向かいます。辺りはトチノキ、ミズナラ
カエデ類にブナの巨木。林床には咲き残ったヤマジノホトトギス。やがて標高1052mの若杉峠。

若杉峠
階段を登り
東屋建つ展望台

峠には旅人の安全を祈る地蔵尊が祀られている。峠を北へ向かうと鳥取は因幡、右へは峰越峠
周回路へは左の階段を登ります。少し登った先の右手に東屋。東屋は氷ノ山、くらます、三室山
後山等々が見える展望台。周回路に戻り先へ進みましょう。ブナやアシウスギ、ナツツバキ等の

ブナの森
時には杉林も
第三分岐

古木や巨木の森を緩やかにup:down。やがて第三分岐に到着です。第三分岐からは第一第二
夫々の分岐へと続いている様ですが、此方は第一分岐へと進みましょう。第三分岐から僅かに
登ると大きなブナの木横に鳥取は芦津へと続く中国自然歩道の標識。案内標識を見送り左へ

中国自然歩道の標識
笹原を
第一分岐へ

緩やかなカーブを描きながらどんどん下って行くとやがて沢音が聞こえて来ました。此処から
小さな流れを2度3度渡れば第一分岐点に戻って来ました。山麓の気温は少々高目でしたが
流石に自然林、思いの外涼しかったです^^)下山後のお楽しみは"エーガイヤちくさ"でした。

若杉峠展望台から(左奥に氷ノ山:正面はくらます:右奥に三室山)
若杉峠展望台から(左奥に氷ノ山:正面はくらます:右奥に三室山)
若杉天然林
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ブナの森 ミズナラ アシウスギ
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オオカメノキの実 ハナウド ヤマジノホトトギス
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